お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
私のヨーロッパ旅はこだわりだらけ。もともとこだわりの強い性格なのもあるかもしれませんが。
目次
ヨーロッパを旅したい!
これが一番のこだわりかもしれません。ヨーロッパはひとり旅がめっちゃ楽しいです!
韓国はひとり旅よりもカップル旅のほうが楽しかったのになー。なんでだろ?個人差?(笑)
相変わらずヨーロッパには行ってみたい国がいっぱいあります。
もともと大学で西洋美術史を専攻していたから、絵画に描かれた風景や歴史に実際に触れられるのが幸せ。
ヨーロッパの美術館でゆっくり過ごしたい。街を歩くだけで幸せ。
とくに中央~東ヨーロッパを旅したい。
旧ソ連圏の国や、旧ユーゴスラヴィア圏の国など、日本や西ヨーロッパとは違う歴史を歩んだ国。
ハンガリーやスロバキア、モルドバやウクライナ、ウラジオストクを旅してからはなおさら。歴史を知り、人々と話すと興味がわいてきます。
西ヨーロッパと比べて日本人になじみがなくても、ひとり旅なら気兼ねなくマニアックぶりを発揮できるしね。
宿泊費・食費は抑えめ、観光に全力!
ひとり旅の予算を聞かれることが多いのですが、基本的には自分のやりたい!を叶える部分に投資します。
私の場合はとくに、美術館・博物館や世界遺産を見て回るのに予算を割いてますね。自分が何に興味があるかにもよるけど。
泊まりたいホテル・食べたいものがあるのとき以外は、宿泊費・食費は抑えめだと思います。食事もレストランでしっかりとるのはたまにでいいし、テイクアウトや日本から持ってきたカップ麺やみそ汁で済ませることも←
フライト中は自分と向き合う時間に
日本―ヨーロッパ間のフライト中、何十時間もひとりで過ごします。
ずっと狭いスペースで座りっぱなし、なかなかツライですがそれでも私は楽しみます。私の場合は、もっぱら自分と向き合う時間に。
長距離フライトならエンターテイメント機能もばっちりだし、自分の時間をめっちゃ楽しんでます。
気になってる映画はわりと飛行機の中で見終わることが多いかも(笑)
文庫本を1冊、フライト中のおともにすることも多いです。
ヨーロッパひとり旅にぴったりなストーリーだなあと思ったのは、パウロ・コエーリョが手がけた「アルケミスト 夢を旅する少年」。
作家自身がスペインでサンティアゴ・ディ・コンポステーラの巡礼路を旅した経験があり、主人公サンチャゴを通して「人生を通して旅をすること」の意味を考えさせられます。
自問自答を繰り返すサンチャゴの姿に自分自身の姿を重ねてしまいます、ついつい。
ひとり旅をしながら読み進めるのにおすすめだと思うんです。
フライト中は座っててもごはんやお水は出てくるし、疲れたタイミングでだらだら過ごしてもいいし。
そういう環境をめいっぱい活かして、自分の時間を大切にします。
日本からのフライト、乗り継ぎは1回まで。乗り継ぎも楽しむ
航空券代を安く済ませようとすると、目的地に入る前に別の空港での乗り継ぎが避けられないもの。
直行便よりも安く済みやすいので、なるべく節約したい私は乗り継ぎ便を選びます。乗り継ぎはめんどくさいけれど、せっかくなら次のフライトまでの待ち時間も楽しみたい。
空港から出ることはなくとも、乗り継ぎ地の雰囲気はなんだか特別感があります。待ち時間にその土地のグルメを楽しんだり、お買い物したりすると、もう1カ所プラスして旅できた感覚に。
お得感ありませんか?(笑)
空港内とはいえ、せっかく降り立ったのだから。
乗り継ぎの待ち時間を楽しく過ごせた国は、もう一度訪れてちゃんと観光したいなあ…と夢がふくらむことも。
ハンガリー・ブダペストへ行く際に乗り継ぎで滞在したポーランド・ワルシャワ空港もそうだったな。
ポーランドをしっかり旅してみたいし、もっかいピエロギを食べたい!
バックパッカー旅はやらない
驚かれることも多いですが、私バックパッカー経験がありません。
自分だけかもですが、バックパッカーって世界一周のイメージ。ヨーロッパ旅行向きじゃない気がする。
なるべく荷物を少なくして、複数の国を長期でめぐる人向けのイメージ。
私のヨーロッパ旅は、長くても2週間くらいで、一度に訪れるのも2~3カ国。ひとつの国をじっくり旅する傾向があります。
滞在している街から日帰りであちこち行くなら、大きな荷物はホテルに置いたまま。
となるとバックパッカーである必要がないんですよね。
フライト以外で、大きな荷物を持っての移動が少ないから。
日本―ヨーロッパのフライトは基本的に、無料で大きなスーツケースを預け入れ荷物にできるし、いつもスーツケースを持って行ってます。
バックパッカーにならなくていいよう、長時間の移動を何回もしなきゃいけないスケジュールは避けます。バックパッカーは自分のスタイルにはあわない気がするので、今後も多分やらないと思います。
なるべく安全な移動方法を選ぶ
少々交通費がかさむ場合でも、なるべく安全な移動方法を選んでいます。
たとえば、ウクライナの首都キエフと隣国モルドバの首都キシナウ間の移動。
バスでの国境越えもできましたが、その際に未承認国家「ドニエストル共和国」内を通ると聞き、経由する必要のない飛行機で移動することに。
(バス移動の10倍近く値段がしたけど…)
モルドバ側は自分の国の領土と主張するも、共和国側は独立した国だと主張している関係で、国境越えの際にパスポートにスタンプが押してもらえなかった、いきなりバスから降ろされて置いてきぼり…などなどのトラブルをネットで散見したためです。
あいにくロシア語もルーマニア語もほとんどわからないし、見知らぬ国でそういうトラブルに遭うのは怖いので、飛行機にしました。
ウクライナもモルドバも非シェンゲン協定加盟国。空港ならちゃんとパスポートにスタンプ押してもらえます。
ウクライナ出国の際のイミグレにめっちゃ時間がかかりましたが、乗り物酔いや渋滞の心配がなくてストレスフリーでした!
自分ひとりでなんとかなる自信がなければ、お金がかかっても潔く安全な移動方法を選ぶ。だって自分でなんとかしなきゃいけないんだから。
ガイドブックは「ソロタビ」派
人気のあるガイドブックは、女子ひとり旅に応用できそうな情報ってあまり載ってない…
女子ひとり旅には、やはりそれ専用のガイドブックがいいですね。
「ソロタビ」はひとり旅に特化したガイドブック。
おひとり様しやすいレストランやアクティビティ、ひとり旅で気を付けたいポイント等をしっかり押さえてて役立ちます。
韓国ひとり旅のおともにしました。
私の興味のある東ヨーロッパ方面に対応してないのが難点ですが、これから女子ひとり旅の需要とともに増えればいいな…と期待しています。
こだわりだらけだから、ひとり旅にこだわる
こだわりは私の興味関心や性格がかかわってる部分もあれば、ひとり旅の経験上どうしてもって部分もある。
こだわりはいっぱいあるけれど、そのぶん妥協点もつくってひとり旅を楽しんでいます。
ヨーロッパをひとりで旅するのはほんとうに楽しいです。アジア圏と比べて日本から遠いぶん、旅慣れてないと難易度が高いかもしれませんが、楽しいんです!
ひとり旅に憧れがあるなら、ぜひ私のブログや「LINEトラベルjp」の過去記事をさかのぼってみてください。ヨーロッパは楽しいぞ本当に…
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