お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
2017年11月、ハンガリー・ブダペスト旅行の際にポーランド航空(LOT)を使いました。
初めてのポーランド航空。そのうえ乗り継ぎ時間(トランジット)は片道4時間以上!
旅行好きなら、海外旅行のトランジット、最低1時間半はあったほうがいいよねなんて会話をすることもあると思います(空港規模やそのときの状況にもよりますが)。
4時間じゃ外に観光に出るのには不十分だし、空港内だと確実に待ちくたびれる…(笑)
あまり4時間以上のトランジットを経験したことがないので、途中で待ち疲れてしまわないか?ポーランド・ワルシャワ空港は退屈しないか!?と不安でした。
そんなポーランド・ワルシャワ空港の様子と、時間つぶしのポイントを紹介します。
意外にもなんとかなりました!というレポートです(笑)
安い航空券って、トランジットが極端に短い・長いということをよく見かけます(笑)
要は過ごし方自体で航空券代節約です!
目次
ワルシャワ空港で暇つぶしするヒント
ここで、ワルシャワ空港で暇つぶしするヒントを紹介します。
自分なりのヒントですが、これだけで4時間過ごせました。
1.無料Wi-Fiはサクサクつながる
旅の情報収集に必要不可欠なWi-Fi。
もう無料Wi-Fiない空港ってなかなか見かけなくなりましたね。
たしか2016年、アタトゥルク空港に無料Wi-Fiがなくて頭を抱えた記憶が…
ワルシャワ空港にはちゃんと無料Wi-Fiがあるのでご安心ください。
飛行機乗るとインターネット使えなくなりますからね。地上にいる間に家族や恋人に無事を伝えたい人もいるだろうし(カジヤマ母は超心配性)
無料Wi-Fiがつながれば、かなり暇つぶしになると思います。わりとさくさくつながりました。
TwitterやYouTubeの広告がポーランド語だらけになるのはご愛敬w
超簡単!無料Wi-Fiのつなぎかた
Wi-Fi設定ページで「CHOPIN-AIRPORT」をクリック。
→自動的に表示されるトップページでメールアドレス記入
→ログインボタンをポチっ
(ポーランド語でzaloguj、英語でlogin)
これだけで完了します。無料です。
架空(ランダムのアルファベット)のメールアドレスでもログインできました。
2.おすすめは窓際席
もし椅子に座って暇つぶしするなら、おすすめは窓際。
空港の窓はすべてガラス張り。飛行機が飛んでいく様子も見えます。
旅好き、飛行機好きにはたまらないシチュエーションですよね。
Wi-Fiつながるから、ノートパソコンかたかたさせながらこの席で飛行機が飛ぶのを眺める。
これもりっぱな暇つぶし。
しかも、足のばしても迷惑になりません。椅子もずらっと並んでるわけじゃないし。
位置によってはぜんぜんこみあわないのでおすすめです。
(席はゆずりあって使おうね!)
3.ポーランド土産が買えるショップあり!
トランジットとはいえ、ポーランド気分を味わいたい。
そんな人には、ポーランド土産が買えるショップをおすすめします。
青い外観が特徴。マグネットやポストカードなど、ちょっとしたお土産が充実してました。食品類もいっぱいです。
「やっべえ!旅行先でお土産買い忘れた!」という時にも安心ですね。
滞在時間4時間だけど、いちおうポーランド訪れてるしお土産になります!
とくにお目当ての品がなくても、見てるだけで楽しかったです。
4.ポーランド名物・ピエロギを堪能
ポーランド気分を味わうヒントをもうひとつ。
空港内のいくつかのカフェ・レストランには、ポーランド名物のピエロギがありました。
ピエロギは、餃子じゃないんだけど…もっともっちりとした厚めの皮に、具を包み込んだもの。
トランジット時間がたっぷりあるなら、ピエロギ食べる余裕もあります。
空港内にちょこちょこあった「Voyage cafe」
ドリンクと軽食類だけ提供しているカウンター式店舗にはないと思いますが、席のある大きめの店舗ならピエロギありますよ。
初めてピエロギを食べましたが…!
わりとずっしりめです。
皮のモチモチ感がすごくて、すぐにお腹いっぱいになりました。
深緑色の中身は、カッテージチーズと緑のお野菜をすりつぶしたもの。
シンプルでおいしかった。
欲張ってアップルケーキも頼んでしまった。りんごぎっしり、シナモンがっつりめ。
わりとざっくりした味わいながら、素朴な甘さがやみつきになりました。
なぜかまた食べたい…
5.ショパンを意識したグランドピアノ
ワルシャワ空港って、正式には「ワルシャワ・ショパン空港」というのです。
無料Wi-Fiも「CHOPIN(ショパン)-AIRPORT」でしたね。
音楽家のショパンはポーランド出身。Wi-Fiの名前以外にも、空港には彼を意識したものがありました。
そう、グランドピアノ…!
長い通路を歩いていたら突如現れる、グランドピアノ。
ちゃんとしたピアノですよ。
しかも実際に弾けちゃいます。
誰が弾いてもいいです。
もちろん無料。私の前では誰も弾いてくれなかったけれど、ここでさらっとクラシック曲を弾いてくれたら旅の情緒…
あまり弾いている人を見かけなかったので、ピアノ弾ける人なら暇つぶしになりますよね。勝手にやったらだめだと思うけど、チップ集まりそう(笑)
ワルシャワ空港はこんな感じ
ポーランド航空はヨーロッパの航空会社だから、同じヨーロッパのあちこちに就航しています。
アジアの就航都市数はまだ少ないけれど、ヨーロッパだけなら35都市以上。
しかもポーランド各地の空港から飛べる(クラクフ、ヴロツワフ、ポズナンなど)。
ほぼヨーロッパを網羅しているといっても過言ではありません。気になるモルドバやセルビアも!超便利っす。
やはり乗り継ぎ目的で利用する人が多いからか、乗り継ぎを前提とした空港のイメージを受けました。
まあまあ広いけれど、乗り継ぎの移動が大変!というほどではありません。
廊下?通路がとても長くて、そこにずらっと搭乗口が並んでいます。
エコノミー症候群予防に延々と歩いていました(笑)
広々としていて、綺麗でしたよ。
椅子の数もいっぱいです。
ガラス張りの窓際に面した椅子の数も多かった。以前カタールで乗り継いだ際、明らかにキャパシティーオーバーしていてみんな地べたに座っていたのですが、そのような光景は見かけませんでした。
椅子足りてましたよ!(状況にもよると思いますが)
トイレは少ない。あまりきれいじゃない。
乗り継ぎエリア内のトイレは少なかったように思います。
1本道の通路を端から端まで探し回ったのですが、2、3か所しかなかったような…。
出発直前は近くのトイレが超混みですし、あまりきれいに使われていないような感じ。
我慢できないというほどではなかったので、これも個人差だなあと。
乗り継ぎ時間が長いと最低でも1回はトイレに行くことになると思います。位置を覚えておくと安心かもしれません。
あと、日本語表示がないんですよね…。
ドーハやヘルシンキ、香港では見たのですが、ワルシャワ空港は英語かポーランドか、みたいな。トイレも英語表記です。
ユーロは使える。しかし…
ポーランドの通貨はズロチです。EU加盟国ですがユーロではないです。
(ハンガリーでときたまユーロが使えたように、ポーランドの観光地でもおそらく使えることがあると思うけど)
乗り継ぎ目的で空港にいる場合、ズロチが手元にないのが普通だと思います。クレジットカード使えばとくに問題ないけど。
もしかして「ズロチないから空港で時間つぶせねえ!」と思ってますか?
その心配はご無用。実は空港内、ユーロでの支払いが可能です。
一部使えない施設もあると思うので(ロシアのモスクワ空港はそうでした)、一応、店員さんに「ユーロ使えますか?」と確認してみてください。
前述のピエロギを食べたカフェでは使えました。
その代わり、店員さんからかえってきた言葉は「使えるけど、おつりはズロチしか用意できないよ」でした。
ユーロは一応使えるけれど、おつりはまさかの現地通貨…小銭もお札も交じっていました。
ポーランドの通貨に詳しくないのでどの程度おつりもらったのかわからず…
ハンガリーフォリントは使えないもよう。通貨は何であれヨーロッパを旅するときはユーロいくらか持っとくといい。ヨーロッパトラベラーからのアドバイスです。
こういう時のためにも、万一のためにも!
さいごに
ね、意外となんとかなる!
待ちくたびれすぎてどうしようもない時は、もうがっつりパソコンで仕事してもいいと思う。待ちくたびれるのってかなりストレス。
ワルシャワ空港にはラウンジもありますから、利用権もってる人はラウンジで過ごすのも快適だと思います。
要は過ごし方次第です!トランジットだけという人も、ワルシャワ空港を満喫してくださいね。
航空券検索ならスカイスキャナーがおすすめです。ポーランド航空が最安値で出てくることも多いですよ。
航空券を節約できれば旅の幅も広がるしね。
コメント