お世話になっております。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリです。
ベルギー・ブリュッセルからの帰国直前、
自分とY氏へのお土産選びに現地スーパーへ!
ブリュッセル中央駅から徒歩20分の
カルフール・マーケットへ行きました。
ベルギーのあちこちで見かけるはずのスーパー、カルフールです。
最終日に選んだのは…
・ベルギービール(3本)
・ベルギーワッフル(2種類)
・ベルギーチョコレート(2種類)
・ベルギー名物のソース(2種類)
これで計24.94ユーロでした。
(おそらく)日本では手に入れることが難しい、ベルギーならではのものだけ。
特にマヨネーズがベースのアンダルースソースとサムライソースは、
日本では入手難しそうです(サムライなのにね)。
ベルギー土産はベルギー名物がおすすめです。
それでは、購入品レビューをしてみます。
その後にはブリュッセル中心部でお土産探しにぴったりな
カルフール・マーケットを紹介します。
目次
Lefort TRIPEL
ベルギーに来て初めて知った「トリペル」。
もともと修道院発祥のようですが、今ではいろいろなビールメーカーが出しているちょっと変わったビール。
度数の強いビールを作ろう!と生まれたとかなんとか…
トリペルビールなら何でもいいやとルフォール社のものを購入。
ラベルがレトロでかわいいなあと思いまして…
注いでみると、ちょっと落ち着いた黄金色が素敵ですよね。泡もリッチな質感で。
度数はやはり8.8%とビールにしては強めです。
トリペルビールでは8%以上がデフォルトなので…
味わいは柑橘系の苦味が感じられます。フルーティーさよりも苦味のほうが感じやすい。
度数が強めで飲み応えも抜群です。
大麦よりも小麦っぽい苦味も感じられました。
・330ml 2.02ユーロ(デポジットの0.1ユーロを含む、2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
Pauwel Kwak(ROUGE)
パウエル・クワックというメーカーのビール。
ナポレオンの時代に宿屋兼醸造家だった、
パウエルさんの物語からインスピレーションを受けたビールだそう。
通常のアンバーやブロンドではなく、パッケージが印象的だった
「ルージュ」ビールを選びました。
もうパッケージ買いです。チェリーの頭がなんだかダリ作品のようでおしゃれで。
だってチェリー頭ですよ?(笑)
パッケージだけでネタになるよ。
注いでみると見事なチェリー色。
ちょっと深みのあるチェリー色ですね。泡までチェリー色。
味わいはとても深くて、チェリーの甘さと酸っぱさを感じます。
日本のさくらんぼよりもアメリカンチェリーのような味わいでした。
ちょっとぬるくなると、アルコールの苦みを感じるような。
一見アルコール度数が軽そうに見えますが、なんと8%です…
基本、スーパーにあるベルギービールは8割がた瓶入りですが、これは缶入り。
瓶より割れるリスク少なめで軽いので、お土産にいいですよね。
とはいえ500mlとたっぷり入っていますので、免税範囲で買って帰りたい人はご注意を。
・500ml 2.58ユーロ(2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
チェリー頭でないパウエルクワックのビールなら、
日本の通販でも買えるらしいよ。
Brasserie du Cameleon
こちらもパケ買いというかラベル買いでした。
ブラッセリー・ドゥ・カメレオンという醸造所のもの。
味わいや銘柄はよくわからず買ってしまいましたが…
やはりダリ作品みたい。ほんとにパッケージ買いです。
味はピルスナー系でした。ほんのりスパイス、でもしつこくはなく飲みやすい。
色はそこまで透き通っていないですよね…
度数は5.2%と、これまで紹介したベルギービールよりも低めでは。
・330ml 2.85ユーロ(デポジットの0.1ユーロを含む、2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
調べてみるとこのメーカー、遅くとも2024年7月までに閉業している?とのこと。
ラベルにあった公式ホームページやFacebookも閉鎖されたようで、
インスタも2年以上、更新されていません…
このビールの銘柄もよくわからず、素材もよくわからない。
もし閉業が本当なら悲しいですが、閉業した醸造所のレアなビールを買ってしまったのか…?
Galler ミニバーチョコレート
ベルギーチョコレートもお土産の鉄板ですが、
スーパーでリーズナブルに買って帰りたいならおすすめなのが
「Galler」のミニバーです!
どのスーパーでも見かけるほどポピュラーなベルギーチョコレートです。
10種類くらいフレーバーがありますが、
今回は茶色のヘーゼルナッツプラリネと赤のクリスピープラリネをチョイス。
どっちもミルクのプラリネでした(笑)
ヘーゼルナッツはすごくナッツ感が強くて濃厚でした。
クリスピープラリネは香ばしい、かつプラリネのサクサク感が楽しいです。
どちらもミルク感しっかり、甘さ際立ちます。
甘いのが苦手な方はミルクと書いていないダークフレーバーがおすすめです。
たくさんフレーバーがあるからお気に入りが見つかるはず。
英語表記もあるので選びやすかったです。
Gallerのミニバーはスーパーで気軽に買えますが、
王室御用達ブランドでお土産に喜ばれると思います。
味も良くてコスパ◎
・ヘーゼルナッツプラリネ 1.52ユーロ(2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
・クリスピープラリネ 1.85ユーロ(2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
どちらも1本約12gですが、フレーバーによって価格がすこ~し異なるみたいなのでお気をつけて。
日本の公式ショップでも取り扱いがあるガレーですが、
スーパーで1本から気軽に買えるのがベルギー旅行の醍醐味…!
Lotus ワッフル(ブリュッセル/リエージュ)
ベルギー旅行で楽しみにしていたのが、毎日のようにワッフルを食べること!
スーパーにもさまざまなメーカーのワッフルが並んでいてよりどりみどり。
さまざまなメーカーのワッフルを食べましたが、お土産用には有名メーカーの「Lotus」のブリュッセル&リエージュワッフルを選びました。
ロータスといえばこのシナモンつよめなビスケットだと思うのですが、
ベルギーではワッフルも販売しているんですよ。
赤のパッケージと「Suzy」のロゴも目印に。
かわいいデザインですよねえ…
個包装で、各包装にも同じようなデザインがされているので、お土産にぴったりだと思います。
(自分用なら透明の個包装でいいですもんね~)
肝心のお味ですが、私はどのメーカーよりもロータスのワッフルが好きです。
ブリュッセルもリエージュも、味がはっきりしていて甘くておいしい。
生地もしっとり感があっていい。
シナモンの風味はないので、苦手な方もご安心を。
トースターで両面を2分ずつくらい焼くとおいしい。
特にリエージュタイプは現地の屋台で食べた、焼き立てに近い味になりました。
滞在中に一度は食べるであろうワッフル、スーパーでも調達してみてください。
・リエージュワッフル:8枚入り 2.72ユーロ(2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
・ブリュッセルワッフル:12枚(6袋)入り 3.02ユーロ(2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
ということで、ロータスに加えカルフールとデレーゼのプライベートブランドのワッフルを買ってみて、パッケージや味を比較してみました。
店頭での価格も紹介しているので、ワッフルをスーパーで買いたい方はご参考に。
サムライソース&アンダルースソース(d&L)
ベルギー滞在中はソース文化を強く感じていました。
フリッツことポテトフライのお店では、ケチャップやマヨネーズ、マスタードに限らずさまざまなフレーバーのソースが選べます。
滞在中、あえて日本で聞いたことのないようなソースを選んでいた私。
ベルギーで味わったソースを日本でも!
と「サムライソース」と「アンダルースソース」を買って帰りました。
メーカーは現地の定番、d&L社。プライベートブランドやオーガニック仕様もありましたが、よく見かけたメーカーなので。
瓶が定番だと思うのですが、チョイ足しにはチューブタイプが断然便利ですよね。
300MLのたっぷりサイズなので持って帰るのが大変でした…
どちらも赤みがかった色ですが、アンダルースソースのほうがちょっと濃いめ。
スパイスぽいもの?が入っているのもわかります。
さっそく冷凍ポテトフライといただきます。
サムライソースはとにかくスパイシー!ぴりっとしています。
確かにボトルには唐辛子3つの表記。お子様や辛い物が苦手な方はご注意を。
それでいて酸味もあってすてきな味わいです。
「Samourai」というスペルだけど、日本のサムライとは関連はないの…?かな。
アンダルースソースは辛さはないのですが、
独特のうまみ。コクというのでしょうか?
トマトが入っているからだそうな。
それでいて酸味も感じられるので、クセになる。
ポテトもいいけど、お肉やサラダ、ゆで卵にも添えたいなあ。
私にとってはアンダルースソースやサムライソースはベルギーの思い出なので、
ソースを食べながら「ふふふっ」となりそう(笑)
・300ml 4.19ユーロ(2024年5月時点ブリュッセル中心部価格)
300mlもあってもベルギー人ならすぐに使い切っちゃうんだろうなあ(笑)
ブリュッセルのスーパーでお土産を探すのにおすすめのお店は?
自分やY氏へのお土産探しは、やはり現地スーパーに行きます!
ですが
ブリュッセルの観光スポットや鉄道駅から徒歩圏内で、
中心部にあるカルフールやデレーズは、9割型ミニスーパー
(ProxyやExpressなどの名前がついた、品揃えが限られている小さな店舗。でも日曜も開いてる、営業時間長めなどメリットもあり)
で、お土産探しには向いていません。
ALDIやLidlといったディスカウントスーパーもあるものの、品揃えは限られている印象。
とくにベルギービールやお菓子類を探すなら、広くて品揃え豊富な通常店舗がいいですよね。
ということで、ブリュッセルの中心部にありながら通常店舗のカルフール・マーケットへ行きました。
ヌーヴ通りに面した「CITY」というショッピングモール内の店舗です。
モール内でもしっかりとした広さと品揃えでしたよ。
ブリュッセル中央駅から徒歩20分以内と、ギリギリ徒歩圏内です。
長期滞在の買い出しやお土産探しに重宝すると思いますよ!
この棚一面がワッフルという、ベルギーらしい風景も。
ワッフルはプライベートブランドから有名メーカー、
BIO商品などとにかく種類豊富です。
ミニスーパーの2倍近くは種類が豊富なので、
ワッフルをお土産にするならうってつけだと思います。
ビールも棚一面に。
ノンアルコールビールは奥のほうに配置されていました。
通路が広くてお買い物しやすかったです。
ミニスーパーだと通路は広くないもんね…
複数本まとめてのパック買いがリーズナブルですが、
もちろん1本ずつ購入も可能。
その場合は包装を破って、カゴに入れてOKです。
ソース・マヨネーズ売り場。
プライベートブランドから有名メーカー、BIO商品までたくさん!
さすがポテトフライにソースをつけるのが外せない国民性なだけありますね。
帰国してからジャンキーなポテトフライを再現するには欠かせません。
お土産なら、ベルギーならではのサムライソースやアンダルースソースがおすすめです。
カルフール・マーケット Market City II
住所:Rue Neuve 123, 1000 CITY II,ブリュッセル
営業時間:8:00~20:00(日曜定休)
カルフール・マーケットでお土産を探そう!
お土産探しにぴったりな、ブリュッセルのカルフール・マーケットと、
実際に買ったベルギーお土産を紹介しました。
メイド・イン・ベルギーでベルギー名物を見つけるには欠かせない場所なので、
お土産を探しに行ってみてください!
ブリュッセル中心部で一番アクセスしやすい大きめスーパーの一つだと思います。
滞在時間が限られている場合や早朝・夜遅くのお買い物はミニスーパーがおすすめ。
ホテルや観光スポットの近くのあちこちで見かけるはずなので、うまく活用しましょう。