お世話になっております。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
ドイツ東部ひとり旅…
はじめて2週間つづけてひとりでヨーロッパを旅することになったのですが…
今まで使っていたスーツケースじゃ、容量足りねえ…!
約3年かけ、国内だけでなくヨーロッパ・韓国と10か国前後で使ったのもあり、
古くなってきたので…買い替えを決意しました。
新たな相棒に選んだのはこちら。
ドン・キホーテのスーツケース「フロントドアオープンキャリー」
です!
カラーバリエーションはブラック・アイボリー・オレンジ・カーキ。
ほかのメーカーではあまり見かけないカーキを選びました。
実際に、この子を相棒にオランダとドイツ西部を2週間ほど旅してきました。
- フロントドアオープンは使いやすいの?
- 荷物はどのくらい入るかな?
- 61Lは2週間の長期滞在にもいけそう?
使ってみての感想や魅力、
どのくらい荷物が入るのか?など
買う前に気になっていた点をレビューしていきます。
目次
ドン・キホーテのスーツケース「フロントドアオープンキャリー」について
まずはスーツケースのスペックを紹介してみます。
(ドン・キホーテ公式サイトより)
※サイズはS、M、Lと展開がありますが、私が買ったのはMサイズです。
店頭価格:税込13189円(Mサイズ※ほかの店舗は異なる可能性あり)
カラー : ブラック、アイボリー、オレンジ、カーキ(4色)
宿泊目安 : 5日~7日
機内持ち込み : 不可
無料預け対応サイズ : 可能 ※詳しくは各航空会社にご連絡ください。
サイズ外寸(約) : 60×42×27(+7cm)
総外寸(約) : 67×45×27(+7cm)
三辺合計(約) : 139cm(拡張時146cm)
本体素材 : ポリカーボネート+ABS樹脂
重量(約) : 3.8kg
容量(約) : 61L(拡張時77L)
キャスター:ダブルキャスター(合計8輪)
その他機能:TSAロック(ダイヤル式)
詳しくはこちらのサイトでも(ネット注文は不可…)
https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=3495
ドン・キホーテのスーツケース「フロントドアオープンキャリー」中身
全体的にはこんな感じ。
武骨なというか…カーキ色だからかアウトドア用品ぽい見た目ですね。
かといって派手な見た目ではないので、あらゆる場面で使えそうです。
電車ICEの足元にすっぽり入りました。全然リラックスできないけどな…!
上棚にもち上げられない重さになっちゃったらこうするしかない…!
側面にはTSAロック(ナンバー式)、持ち手があります。
拡張ファスナーもこちら側にまとめておくと便利だと思います。
タイヤはこんな感じです。荷物が重くなりすぎなければ、引っ掛かりはあまり感じず持ち運べました。360度回転します。
フロントオープンしてみた
フロントドアオープンタイプのスーツケースなので、上はほんとフタだけという感じですね。
下側にたっぷりとスペースが確保されています。
上側のフタ部分に荷物をあまり入れないので、開けるときがすごく楽!
スムーズにオープンできます。
通常オープンタイプだと、オープンする際に上側の荷物がドドドと外に出て焦った経験がありますが、その心配はなし。下側に荷物を集めているのでオープン時にも安定感がありました。
下側にスペースが確保できている分、大きめのお土産もそのまますっぽり入ります。
(あまりそういうシチュエーションはないけれど)
スーツケースに入れられる荷物の種類も、幅が広がりそう!
こちらのヒモを固定しておけば、フタが奥側にベロンとなってしまうこともなく、下側に入れた荷物だけをチェックすることが可能です。
フタ部分を手で支えて、ささっと荷物を出し入れ。うーん、省スペース!
もちろん、下側の荷物を保護するためのベルトもついていました。
意外にもポケットたくさん!
ポケット類はあまり期待していなかったのですが…
意外にもポケットたくさんで驚きました。
まず、下側スペースにフタをかぶせるように、大きなポケットがひとつ。
A4サイズの書類すっぽり収まるポケットは重宝しますよ。とにかくこのポケットにあれこれ入れまくってた。
フタ裏にもポケットがあるのがうれしい。
大きいポケットが下にひとつ、サイズの違うポケットが上に2つ。
耳栓やメガネケース、コンタクトレンズや常備薬など、すぐ取り出したいものはこちらに分けていれていました。
下側スペースがなかなか深いため、奥の方から取り出すのが手間な、こまごましたものを入れるといいと思います。
フロントドアオープン、使い心地は?
オランダ・ドイツ西部の旅。オランダでの日程は相部屋のドミトリーがほとんどでした。
ベッド以外のスペースが共用で、大きなスーツケースをガバってあけて荷造りするのが大変なんですよ。今回はわりと広めのお部屋ばかりでしたが、スーツケースを両サイドに開けるスペースがない場合もあります。
すでに他の人の荷物やゴミで散らかっているときもあるし、スーツケースで動線をふさいでしまうと迷惑かけますから。
2段ベッドの上段で重たいスーツケースを開けて、荷造りをするのは不可能。
ですが!フロントドアオープンならスペースをそこまでとりません。
ベルトでフタ部分がガバっと開かないように固定しておけば、なおさら省スペースです。
スペースの多くないシングルルームでも、スペースをとらないからもちろん便利。
床がスーツケースでいっぱいになっていると、移動するのも荷造りも不便ですから…
荷造りがしやすい!
結論、フロントドアオープンタイプなスーツケースは、荷造りめっちゃしやすいです…!
深さがしっかりあって、荷物の大きさにあわせて両サイドのスペースに整理する必要もない。整理する余裕がなくても、片側にどんどんつめていくだけ。荷物をどこにいれたか一目で把握しやすかったです。パッキングが格段にしやすくなりました。
荷造りニガテな人や、荷物やお土産が多い人にもいいと思います~!
逆に、衣類や化粧品などと現地で購入したものを片側ずつに分けて荷造りしたい人には向いてないかも。私はそんなにうまく整頓できないのでフロントドアオープンのほうが使いやすいです。
拡張ファスナー付き!
Mサイズはもともと61Lの容量ですが、側面の拡張ファスナーをひらくと…
容量が77Lまで拡張されます!
ファスナーは指を入れてガッと開きやすい丸リングでした。
拡張部分は不織布ですが、しっかりしていて湿りにくいです。
実は拡張部分にうっかり水をこぼしてしまったのですが、湿ってなくてほっとしました…
行きはファスナーを閉めておいて、お土産が増えた帰りはファスナーを開いて拡張しました。
何泊まで使える?何キロくらいまで入る?
Mサイズの容量は(拡張ファスナーを閉めた状態で)61L。
この容量で、オランダ・ドイツ西部2週間を旅してみました。
2週間の行程ですが、途中で洗濯する予定だったので衣類は5日分ほどです。
衣類は圧縮ポーチや圧縮ビニール袋でかさを減らし、
生理用品やカップ麺や化粧品やスキンケア用品などは圧縮せず…
するとスーツケースの8~9割くらいが埋まりました。パンパンにはならず余力がある感じです。
お土産が入っていない分重さはそこまでなく、17㎏くらいでした。
衣類は圧縮ポーチを使うといいと思います。
2つもあるとめっちゃ荷造り楽になるよ。ファスナーしめていくだけでどんどん服のかさが減っていく…
夏で半袖Tシャツで済むならもう少し余力があっただろうし、あくまでも参考に。
洗濯しないのなら1週間分くらいの荷物が入るかなという印象です。
常備薬や耳栓・アイマスク、コード類や洗剤などはフタ裏のこまごましたポケットにおさまりました。
ちなみに帰国するとき、空港のカウンターで重さをはかると
21㎏を少し超えていました。
(拡張ファスナーはオープン済。約3000ml分の瓶ワイン・ビールやジュース類、瓶詰めアスパラやドラストで爆買いした重たいスキンケア用品なども入れています)
国際線だと無料の荷物預け入れ容量が23㎏前後だと思うので、海外旅行にはぴったりな容量ではないでしょうか!
「フロントドアオープンキャリー」気になった点は?
安さと軽さを追求してるからか?表面を手で押すとちょっとベコベコってなる感じがするんですよね…
もちろん、ソフトキャリーよりはしっかりしていると思うのですが、ハードキャリーにしてはやわらかめのプラスチック素材です。
野球ボール(マジの)を落としたらへこみそう…(真似しないでね)
とはいえ、国際線に乗せても壊れるようなことはなかったので、気にしすぎかもしれません。
TSAロック付きですし、手荒に扱わなければ気にならないと思いますが、がっちりしたスーツケースが欲しい方はもう少しお値段の高いスーツケースを検討したほうがよいかもしれません。
「フロントドアオープンキャリー」は1~2週間の海外旅行で使いやすさ重視派に◎
思い切った買い替えでしたが、結果的には満足です!
頑丈過ぎるスーツケースは持ち歩くのが大変なので、がっちりさと軽さのこのバランスがちょうど良いと思いました。
フロントドアオープンの荷造りのしやすさに気づいたら、もう両側タイプには戻れないかも…笑
値段も税込みで1,3000円ほどと、値上げラッシュの今にしては値ごろ感あり。
どのドンキにもたいてい取り扱いがあるはず。まずは店頭で開閉してみて、使いやすそうかどうかチェックしてみてください!
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