お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です!
そういえば、みなさんは「ボルシチ」って食べたこと、ありますか?
特徴は、なんといっても真っ赤なスープ。
ボルシチと聞いて、多くの方がロシアの名物だとイメージしたのではないでしょうか。
実はボルシチ、ウクライナ発祥の料理なんです。
ロシア料理と紹介されることが多いので、ウクライナのイメージを持っている人は少ないのでは…?
ウクライナを訪れたらどーしても食べてみたくって!
人生初のボルシチ、体験してきました。
(飯テロだよ!飯テロだよ!ふへへへへ)
目次
私がボルシチを楽しんだレストランは…
場所はウクライナの首都・キエフのレストラン「Mario’s Trattoria」。
カジュアルなイタリアンレストランながら、ボルシチやがっつり系ごはん、カフェメニューも充実しています。
ウクライナでの最後の夜を、どうしても名物・ボルシチで締めくくりたかったのです。
だけどたくさん食べたくて、ウクライナのお金も余ってたから、リモンチェッロ(イタリアのレモンのお酒)とピッツァも頼んでしまった。けふ
ボルシチ!ボルシチ!
まずは私が楽しみにしていたボルシチから。どこの国に行っても、その土地発祥のものや名物を前にすると、胸が高鳴る。
真っ赤。真っ赤…というよりも、紫がかった独特な色合い。
この色は、ビーツ(てんさい)という野菜由来のもの。
カジヤマ母に画像を見せたら「辛そう」と言っていましたが、唐辛子ではなくビーツの色です。
日本の食卓(少なくともカジヤマ家)にはなかなかあがらない野菜かと。
ヨーロッパの中でも特に東寄りの国(ウクライナやロシアだけじゃなく、モルドバでも食べたことあるよ!)ではポピュラーです。
鮮やかな色だけど、スープ自体は透き通っていて、とろみはありません。
ハンガリーやチェコ、オーストリアで食べたグヤーシュも透き通ったスープでしたね。
スプーンですくって口に運ぶ。
ビーツの独特な味が口いっぱいに広がるかと思いきや…意外にも、野菜のやさしい甘さとお肉のうまみを感じました。ざくざくと入った野菜は食べごたえがあります。
それでいて、じっくり煮込んだのがわかるやさしい味わい。
夢中になって食べてしまった。
気になる具材は…
- 豆
- キャベツ
- じゃがいも
- タマネギ
- 角切り牛肉
- パセリ
でした。具が大きめで食べごたえがありましたよ。
パン2枚、ツナやサワークリームのパテつきで69グリブナ(約335円)。
かなりたっぷり入っていてこの値段…お昼ご飯これだけで済ませてもいいボリューム・値段。
ヨーロッパのパンっておいしいよね…なぜだ。
ということで、ピザを食べるまでにお腹いっぱいになってしまった。
その日はフライドチキンとしなしなのレタス一枚を挟んだハンバーガーしか食べてなかったはずなのに…(笑)
それでもピザはやって来る。
本格ピッツアにお腹いっぱい
Felicitaという名前の32センチのピザ。きのこと赤パプリカ、ベーコンが乗ったオーソドックスなやつです。
サイズは二つあって「スモール」って言ったら32センチのやつが来ました。
トマトソースとホワイトソースから選べます。
チーズがうまい。
伸びがよいチーズではなかったけど、あっさりめで具との相性がよかった。
ちゃんとお店の窯で一枚ずつ焼いているおいしさ。
窯焼きのピザを食べたのが久しぶりだったので、そのおいしさをかみしめました。
アツアツで耳まで楽しみました!
途中で味を変えることもできます。
甘めのバーベキューソースと辛さがあとひくサルサソース。
お好みでピザにかけて、いただきました。
リモンチェッロがよく合いますね。強いお酒だからグラスにちょっと。
ピザは137グリブナ(約685円)、リモンチェッロは50グリブナ(約250円)。
おいしいしボリュームあるし、この値段は妥当だよ!
ピザももともとシェアして食べるものだと思うし!
とはいえ、お腹いっぱいの状態でピザを食べ始めた私。半分も食べたらもうギブです。
諦めて店員さんにお会計をお願いしたら、「テイクアウト?」と声をかけられ。
もともとハンバーガーのテイクアウトをやってるお店みたい。
私がギブしてるのを見かねて、残したピザをテイクアウト用につつんでくれました♡
テイクアウトは別料金かからないみたいです。
紙袋を持ってるんるん気分でホテルに帰る。
テイクアウトにも大満足のかわいさ…♡
トマトのレトロかわいい紙袋の中には、おしゃれなボックスが入ってた♡
めっちゃフォトジェニック。
ボックスはたぶんハンバーガー用だけど、半分残したピザにはちょうどよい大きさ。
ハンバーガーのデザインがシャレオツやん…
かわいさにきゅんきゅんして、ホテルのベッドの上でぱぱっと写真撮ったらますますインスタ映え。
おしゃれな仕上がりになりました(笑)
ハンバーガーのテイクアウトがこのボックスでできるんなら、持ち歩いて近くの公園でランチ、なんてすてきなフィーリング。
インスタ映え、キャッキャウフフ少なめでウクライナとモルドバを旅してきたけれど、最後の最後にこのかわいさはずるい。。。
もちろん、ウクライナで最後の朝ごはんに、残さずおいしくいただきました。
チップはずんどいてよかった!
ウクライナ・キエフ「Mario’s Trattoria」があるのは…/どんなレストラン?
どっぷりと日が暮れた後のお店。
「Mario’s Trattoria」があるのは、ゴリゴリに旧ソ連の面影を残す、キエフ中央駅から徒歩15分。
私が泊まっていたホテル「Z-apartments」からは徒歩3分!(キエフ、オデッサ市内にいくつか店舗があるらしい)
駅から近いし、ひとりでも入りやすいし、きれいだし、料理もうまい。
ボルシチが苦手でも、おいしいイタリアンを食べたい時でも、訪れる価値は大だと思う。
時期的なものか?街灯あったのに、夜7時を過ぎると一気に暗くなってちょびっと不安になった。
大きな通りに面しているし、酔っ払いやホームレスがいたわけじゃないんだけど。
店員さんは男女問わず印象がよい!カタコトだけど英語でやりとりできます。
メニューも英語表記あります。
写真やイラストは載ってなかったけど、イタリア料理がメインだから英語だけでもイメージしやすいと思いますよ。
公式ホームページはウクライナ語しかなかったけどね!さっぱり読めなかった(笑)
無料でWi-Fiもつながります。つながるまでに「15秒待ってくれ」っていう表示が出ます←
チップは強制じゃないけど、満足したらはずんであげてください。
ってレシートにも書いてありました(笑)現金払いの場合は、お釣りが出ないように渡すとかっこいいよ!
Have a nice day!!(^^)/
「Mario’s Trattoria」は観光客にも安心のイタリアンレストラン♪
「Mario’s Trattoria」はウクライナ名物ボルシチも、本格ピッツアも、お酒もテイクアウトも大満足なお店でした。
チェーン店みたいだけど料理のクオリティは高いぞ。
地元の人が多めだけど、観光客でも居心地悪くなかったしね。お一人様もいました!
キエフを訪れたらぜひ!ボルシチめちゃんこおいしかったよ。
食後のデザートも、コーヒーもきっちり楽しみたかったな…はふん
「Mario’s Trattoria」公式ウェブサイト(ウクライナ語のみ)
コメント