お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリです。
2018年4月。私がウクライナ・キエフを訪れたのは、ちょうどウクライナ正教のイースター時期中でした。
日本ではまだまだ浸透してない文化ですが、ヨーロッパでは街じゅうが華やかに彩られます。
スーパーにはたまごやうさぎのチョコレートがいっぱい。
もちろんキエフの街も例外なく。
とくに、世界遺産の聖ソフィア大聖堂の前の広場、その周辺はとても盛り上がってました。
日本にいると、お祭り騒ぎのイースターってテーマパークの中だけだから…
せっかくだし、キエフのイースターの様子を紹介します。
(地域や年によってイースターの日はちょくちょく異なります。この年は4月14日でした)
目次
インスタ映え必至!?カラフルなたまごとうさぎのアートたち
世界遺産にもなっている、聖ソフィア大聖堂を見学しに行ったら…
大聖堂の前にある広場に、大小さまざまなたまごが出現していました。
しかも超カラフルで、どれひとつとして同じデザインはありません。個性が光る。
フォークロア調のデザインって、たまごになってもかわいい。
むろん、訪れた人々のインスタ映えスポットになってました。
半分埋まったような大きなたまご。これ、いわゆる「ふわふわドーム」です。
日本でもイベントでふわふわぴょんぴょん遊ぶやつ(説明がへたくそ)。
たくさんの子どもたちが、このドームにむらがってました。
楽しそうだったけどさすがに仲間には入れなかった(真顔)。
うさぎさんのオブジェもいっぱい展示してありました。
独創的なデザインが多くて、見ているだけで心がはずむ。
ちいさいうさぎさんもかわいかった!
キエフのイースタ―はお祭り騒ぎ。小さな移動遊園地
聖堂の前の広場を、すぐそばにある鐘楼から見下ろしてみる。
風が強くて高くてちと怖かった(高所恐怖症だけど街いちばんの高さから景色を楽しむのがすき)。
イースター前とはいえ、平日にもかかわらず広場はたくさんの人でした。
上から見れば、人がゴミのようだ…!でも盛り上がってるのはよくわかる。
もちろんたまごやうさぎさんのアートも一役買ってるんだろうけど、それだけじゃないみたい。
広場のあちこちにアトラクションがおいてあって、小さな移動遊園地みたいになってました。
画像の奥のほうに、とても小さな観覧車。小さな円に、ゴンドラが10個ついただけ。
これだとすぐ一周できそうだし、景色を楽しめるほど大きくないし。でもレトロな感じがかわいい。
お次は聖ミハイルの黄金ドーム修道院を見学すべく、大通りを歩いて移動。
すると、修道院の前の広場もにぎわってました。ここもアトラクションだらけ。
ちいさくてレトロなメリーゴーランド。かわいい女の子が乗ろうとしてました。
硬貨をいれたら動くタイプの乗り物がいっぱい置いてありました。
シュールな2足歩行のパンダが、なにげにツボ(笑)
キエフの街中にはこういう遊園地ないもんね。そりゃテンション上がるわ。
子どもたちも大好き「キンダー」がスポンサー
いざ聖ミハイルの黄金ドーム修道院を見学しようと思ったら…
アトラクションはこれだけじゃなかったのです。
メリーゴーランドよりも場所とってたのがこちら。
ヨーロッパの子どもたちが大好きな、超甘いミルクチョコレート「キンダー」のキャラクターをモチーフにした広場がありました。
ドイツのチョコレートですが、ヨーロッパではわりとどこでも売ってるやつ。
このウェブサイトのタイトル「キンダーメル」の由来だったりする。
15年以上前に日本でも販売がありましたが、そのときから大好き。なんで日本で売るのやめちゃったんだろ。
まさにキンダースクエア、キンダーガーデン??
広場内にはまたもやふわふわドームや記念撮影コーナーがありました。
それだけにとどまらず、赤と白のコントラストがかわいい、ちっちゃな列車も走ってます。
どの車両もお客さんでぱんぱんw屋根にはしっかり「キンダー」の文字。さすが。
運行ルートはこの広場内ということで、数分でさっと戻ってきました。そりゃそうか。
そういや、キンダーのたまごキャラの着ぐるみもふらふらしてました。あと謎のドラゴンのキャラも。
左右にふわふわ揺れながら手をふって子どもの気をひこうとしてましたが、人間感がすごくてあんまり子どもたちに相手にしてもらえてなかった。笑
めっちゃカメラ目線のたまご。
そういやたまごは宙にも浮いていた。妖精だったりする?
なんだかキンダーチョコレートが食べたくなってきた。
以前はヨーロッパを訪れるたびに大量購入していましたが、今ではあまり買わなくなった。
だってヨーロッパならどこでも売ってるもん←なかなかの値段でしたが、モルドバでも売ってた。
「キンダーサプライズ」のたまごの中には子ども向けのかわいいおもちゃ。
ときどきスヌーピーやスマーフともコラボするみたい。
楽天市場では中身のおもちゃのコンプリートセットは売ってますが、キンダーサプライズそのものは見当たりませんでした。
そのかわり、キンダージョイっていう姉妹品はあったけど、これじゃないんだよね…(笑)
キエフのイースターは夜も楽しいぞ!
そうそう、遊園地やアート、キンダーサプライズだけが楽しみじゃないんです。
聖ソフィア大聖堂と聖ミハイルの黄金ドーム修道院をむすぶ大通り沿いでは、たくさんの屋台が出ています。
パンとかピザとか、ソーセージとかアイスクリームとか。
とにかく胸焼けしそうな、肉肉しいフードが多かったですね。
あとホットワインやサングリアなど、お酒も充実。
ひとりで入りやすいレストラン・カフェがなかなか見つからないとき、気軽につまめる屋台メシは重宝します。
指さしでもやりとりできるし、ややこしくない。そしてジャンキーでうまい!(笑)
夜8時、ぱっと目についた屋台で購入したピザ。40グリブナ(約250円)。
電卓で値段見せてくれたからわかりやすかったし、オーブンであたためてくれた。
歩道にあったテーブルでぱぱっと撮影しましたが、椅子はなく、しかもウクライナ人用の高さ。
子どもサイズの私では食べるのも一苦労ということで、ホステルに持ち帰って味わいました。
パプリカとトマト、きのこのピザ。チーズがうまい。
なんかスパイスきかしてるみたいな味わいだったけどわからなかった…(笑)
大きさもひとりならちょうどよくて、おいしくいただきました。
屋台もアトラクションもアートも、イースターとその前の数週間だけなんだよね…
もったいないような気もするけど。
日本では体験できない、キエフのイースター
もちろん観光スポットもめぐってましたが、このように、イースターも楽しませてもらいました。
日本の街中に、あんなカラフルなたまごとうさぎさんが現れることなんてそうそうないから。
おそらく来年以降も同じ場所で、大規模なイースターのイベントが開かれるはず。
この時期にキエフを観光するなら、ちょっと立ち寄ってみては?
土地勘がないと場所がさっぱりわからないと思いますので、アトラクションや屋台、アートでにぎわっていたルートを掲載しておきます。
ゆっくり移動しても15分もかからないくらいの通りです。
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