お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
2017年に、完全フリーランスになってから1年。
ずっとライター(+カメラ)一本で仕事してきましたが、
2018年10月~シェアオフィスの受付バイトも並行してやることになりました。バイト+フリーランスライターという感じで。
今のところ、キャパシティオーバーせずにやれています。双方ともに半々くらいの割合でやってますよ。
その時点でもう、一概に「私は専業ライターです」とは言い切れないですよね。
同時に、受付バイトを通して知り合った方から「あれやって!」「この仕事を任せたい」ってお声がけいただくことも。
今までそうやって仕事をもらったことが皆無で、必要とされることはとてもありがたくて、泣きそうなくらいなんですが…
どれもライターじゃないんですよね…(笑)
そりゃそうか、ライターと受付バイトって仕事内容違うもん。
現在、メインとなるのが…
シェアオフィスの受付(事務)と、ライター業(+カメラ)。
今後はそれ以外のジャンルのお仕事も入りそう。
ね…この状態、カジヤマシオリって何屋さんなんでしょうって感じ。
バイト開始してから、しばらく考えていました。
目次
なんで受付バイトを引き受けたのか
今まで、ライター業に「これでもかっ!」てくらい全力でこだわってきました。
今回、シェアオフィスの受付のお話をいただいて…
最初は「ライター業じゃないから。もうオフィスワークはしないと決めたから」とお断りするつもりでいました。
だけど、お世話になってる人からの紹介だったので、一度考えてみることにしました。
同時に、今までライター業にこだわってきたこと自体も、見直すことに。
ライター業にこだわってきたのはなぜだったのか?
それは、ライター業で生活できれば、ヨーロッパ(=自分にとって居心地の良い場所)で過ごせると思ったから。
別にヨーロッパに限らず、自分の望む場所で、望む生活ができるはずだと。
「自分は発達障害者ではありません」と周りに嘘をついて、精神をズタボロにせず済むはずだと。
過去に発達障害を隠して就職したものの、ストレス+薬の副作用で10キロくらいやせたことがあります。たった1年で。
その経験についてはnoteで↓。
私が1年間嘘をつき続けた結果(発達障害を隠して一般企業で働いたこと)
10キロって相当ですよ。好きでやせたんじゃないのに。
靴のサイズも一回り以上小さくなって、履きなれたヤツのサイズが合わなくなりました。
ぜんぶ買いかえたらかなりの出費に(´;ω;`)
さて。ライター業にこだわり始めたのは、自分の望む生活のためだけど…
立ち止まって考えた結果、自分なりの「居心地のよさ」が手に入れば、ライター業じゃなくていいのかも?と分かったのです。
ライター業だけにこだわり続けるよりも、ストレスなく生活レベルも上がりそうだし。
結果、「自分にとって居心地の良い生活」にこだわってみることにしました。
叶えることができれば、ライター業に限らずどんどんチャレンジします。
障害を隠さずに、居心地のよい生活を続ける方向へと完全にシフトチェンジしました。
幸い、注意欠陥障害者であることを伝えたうえで、受付バイトも決定。今まで門前払いされることが多かったのにね。
注意欠陥障害ゆえのミスもちょくちょく起こしてますが、理解ある環境と社会人経験でなんとかリカバリーできてるもようです(※現時点)。
今までの経験や、得意なこと・好きなこと・知識をフルに生かせる仕事がしたい
自分の居心地の良さを軸にしたうえで…
どのような仕事をしていけば、手に入るのかも考えました。
ライター業にこだわってきたこともあるので、すぐに活かせそうなのはライター業での経験だと思います。
単に文章を書くこと・取材すること(撮影も含む)なら今すぐにできる。
文章を書き続けることが、体調のよい状態でいるためにも必要だからね。
それに直結しないことでも、ライター業での経験が活かせそうなことであれば、どんどんやっていきたいです。
がむしゃらに文章を書いた経験は、他の場所でもきっと活かせるはず。
これからも、文章を通して世界を伝えてゆきたいし、自分自身も世界に触れてゆきたいです。
ライター業での経験がライター業でしか活かせないとは限らないから。
さらに、ため込んだ知識を活かして、仕事の幅を広げたいという思いもあります。
直近でいえば、世界遺産について。猛勉強の末、6月に世界遺産検定2級に合格したばかりなのです。
旅と世界遺産検定、について考えたことはこちらを。
世界遺産検定2級の試験は、ちょっと世界遺産のことを覚えただけでは突破できません。
高い難易度は承知のうえ、これからの旅をもっとおもしろくできると信じて学びました。
同時に、世界遺産が存在する理由や、何で学ぶのかも自分なりに考えました。
世界遺産を知ることはとても楽しかったけど、自分だけで楽しむのはもったいないと思う。
私は世界遺産検定を通して、視野を広げることができました。
もっと視野を広げるためには、この知識を活かした仕事をガンガンしていくことも大切なんじゃないかな、と。
他にも、学芸員資格や漢字検定2級、映画やアート、超特急などなど…
知識とあわせて、好きなこと・得意なことをフルに活かしていきたいです。
もちろん、今までのライターやヨーロッパでの経験を活かすことが本望だけど。
自分のなかで最も自信のあることだからね。
私は「カジヤマシオリ屋さん」です
ライター業以外の仕事をするようになって。
もう「専業ライターです♡」とは言えなくなって。
「うぁあぁぁ私は誰なんだあああぁぁぁあ」
と頭をかかえた結果。
【質問】カジヤマシオリは一体何屋さんなんでしょうか
— カジヤマシオリ/ヨーロッパ大好きトラベルライター/8号車 (@Kindermer) 2018年11月22日
「【質問】カジヤマシオリは何屋さんなんでしょうか」
こんなツイートも出てしまった。。。
漏れ出た心のうちを見て、ふたたび「ぬぁぁああぁぁ何なんじゃああぁぁぁああ」ってなって。
また頭をかかえて。
まだ韓国で楽しかったこととかツイートしたほうがマシだった…??
すると
カジヤマシオリ屋さんです!
— やまじ ✏︎ぶっとび先生 (@buttobi_teacher) 2018年11月22日
こんなしょうもない、ため息にすらならないツイートに反応してくれて。。。
やまじさんは見た目ほわほわ~でかわゆい優しい女子やけど、中身はとんでもなくパワフルで。
まっすぐでエネルギーが有り余ってる印象。インプットもアウトプットもぬかりなさすぎ。。。すげえです。
前にゆる~くタイマッサージしてもらいました。そのときのインタビュー記事は↓
そうか。「カジヤマシオリ屋さん」だ。やまじさんの言う通りや。
一見大喜利っぽい気がしないでもないやりとりだけど(笑)
居心地の良さのために、ライター業と並行してやってくことって「カジヤマシオリ」そのものを売ってかなきゃなんないんだなって。
そう考えると、私が「カジヤマシオリ屋さん」ってのもうなずける。
カジヤマシオリだから「任せたい」と思ってもらえる仕事を増やせば、心地よく物事も回っていくはず。
仕事も軌道に乗るだろうしね!
当面の間はそう信じて、「カジヤマシオリ」が必要とされれば、ライター以外のお仕事も引き受けてみます。
自分には合わない、ストレスがたまる一方だと分かれば、なるべく早く見切りをつければよいだけの話。
バイトと現時点でのライター業だけで、家賃や税金・固定費・食費はじゅうぶん払えるし(12月のお給料日までは金銭面の余裕がないけれど)。
すでに必要経費がカバーできてるので、新しいことへのチャレンジにためらいはありません。居心地のよい生活のためなら、いとわない。
居心地のよさのために、必要経費は居心地の良いバイト+αでカバーして、余力で別のコトにチャレンジしていきます。
バイト+αで必要経費をカバーして、余力でやりたいことに全力
私が居心地のよさのために選んだ、
完全フリーランスややりたいことに対して、なかなか足を踏み出せない人にもおすすめしたい。
フリーランスの仕事でも、ディレクションでも、ライターでも、ブログでも、クリエイターでも…余力の部分に当てはめるものは無限大。
私はこのスタイルに移行してから、ずいぶん精神的に楽になりました。
余力の部分に何を当てはめるかは確定していないし、ライター業の割合を増やして当てはめる可能性も残ってる。
余力たっぷりというワケではないので、現時点では、ブログや世界遺産検定の勉強にあててますね。
私にとってはいちばんストレスのないスタイルです。
自分に正直になること
現在、私が居心地のよさを求める背景には…
発達障害が原因で、2度仕事をクビになったことが大きいです。
他にも、発達障害を理由に門前払いにあった会社はいくつもあります。
とても傷ついたし、自殺未遂も繰り返しました。
結果「障害を隠さずに働くことができる」ことへの心地よさをひしひしと感じるように。
障害を理由に傷つかなくてよい、排除されることもない。
大多数でないことが罪にならない環境に。
その環境で生きることが、いちばんの居心地の良さです。
しばらく失っていた幸せのありかは、きっと、その先に。
確証が持てたので、もう、どんどん進んでいきます。
カジヤマシオリ屋さんでごもっとも。
引き続き「カジヤマシオリ」を宜しくお願いいたします。
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