お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
2022年10月末、ドイツ東部をひとり旅してきましたが…
ヨーロッパをひとりで旅するのは約4年半ぶりということで、これまでの旅とは勝手が違うなあとか、興味のあることも変わってるし…
これまでの旅には持って行かなかったもので「役に立った!」「持って行ってよかった!」
アイテムがいくつかあります。
正直、コロナ禍が関係あるのかは分からないけど…
ドイツに限らず、今後の海外旅で役立つかも?
なアイテムたちをまとめました。
目次
BRITA fill & go Active (持ち歩き用ボトル)
一番役に立った!と言っても過言ではないのが
「BRITA(ブリタ) fill&go Active」です!
これがあれば、水がなくなるたびにスーパーで買う手間とストレスが減らせます。
ブリタとは…
水をろ過するフィルターカートリッジが内部に入った浄水器。水道水でOK!
実はドイツ生まれ!
水は毎日飲むもの。でも、知らない海外の土地で買うのってなかなかハードル高い。
自販機も日本と比べて少ないし…
水のために観光を中断して、お店に入ると時間もロスしてしまうから。
自宅でもY氏と一緒に、ポット型の「ファン」を愛用しています!
炭酸水を作るときにめっちゃ便利です。重たいミネラルウォーターやむぎ茶を2日に1回以上、スーパーに歩いて買いに行く手間がなくなってストレス減りました。
持ち歩きに便利な「fill&go Active」。今回のひとり旅に合わせて購入しました。
たっぷり600mlの水が入るにもかかわらず、ボトルは超軽量。
サコッシュには入らない大きさですが、コートのポケットにぴったりサイズだったので、カバンを増やす必要がなかったのはありがたい。
そして水道水を入れれば、飲む直前にフィルターでろ過したお水が出てくるという仕組み。
ホステルのキッチンの水道で水をチャージするだけ。交換や洗浄も簡単!
この手軽さもいいです。
ホテル飲みで水をたくさん飲みたいときや、ワイナリーツアーでワインをたっぷり飲んだあと、毎日の常備薬を飲むときなどにも役立ちました。
人にもよるけれど、フィルターディスク1枚あれば2週間の滞在はもつはずです。
「fill & go」のボトルは2種類ありますが、おすすめはActive。ボトルが軽くてカップ・直飲みどちらもOKです。ほんまおすすめ。意外とじゃまにならないよ!
生理カップ
女性ならではの持ち物だと思いますが、
生理カップも役に立ちました。
生理カップ…
生理中、膣の中に入れておいて、一時的に経血を溜めておくアイテム。洗って消毒して繰り返し使えます!
慣れれば経血がモレることはほぼないけれど、万一に備えてナプキンとの併用がマストです。
滞在中、予定よりも早く生理がきてしまったのですが、あいにく祝日でスーパーもドラッグストアも休業日。ナプキンも少ししか手持ちがない。経血量の多い人は絶望してしまうようなシチュエーション。
生理カップを持っていたので問題なく乗り切りました!
量が多くても生理カップで受け止めておけるので、ナプキンの消費も少なく済みます。
かれこれ半年以上愛用しているので、経血の溜まった生理カップの処理もスムーズにできました。
ビギナーさんは日本で2~3ヶ月分練習してから海外旅行で使うと安心ですよ。
消毒も専用カップに水を入れてレンチンOR消毒用タブレットを溶かす、でラクでした。
いつどの量のナプキンを使うかわからず、万一に備えてナプキンを大量に持参する…
というストレスもなく身軽に旅ができますよ。
生理カップは小さくて軽いし、1個あれば大丈夫!
外国語が読めないと自分にあうナプキンを購入するのも一苦労、生理痛がツライときだとなおさら大変ですからね…
今やいろんなメーカーから生理カップが販売されていますが、私が持っているのは「メルーナカップ」。またもやドイツ製笑
ビギナーズセットを購入して、3ヶ月くらい練習してから旅に挑みました。
洗浄カップに取り出しコード、洗浄ブラシやお試しの洗浄タブレット(ミルトン・コレガ)や袋がセットで、すぐにスタートできたのがよかったです。
初心者だと何を購入すればいいのかわからないですからね…
至れり尽くせりなセットでした。
初心者さんはソフト×Sサイズ、取り出しやすいリング付きがおすすめです。
SIMカード
今までWi-Fiルーターを持って行ったり、現地のWi-Fiスポットを使ったりして乗り切っていたワタシ。
ですが久しぶりのヨーロッパひとり旅&行ったことのないドイツ。
いつでもネットが使いやすい状況で、道に迷わないよう都度Googleマップを見て歩いたほうが安心できたことと、渡航直前にスマホをSIMフリー(iPhone→Android)に機種変更したことを理由にSIMカードデビューしました!
2週間滞在、普段1か月で2GBも使っていない状況なので、2GBもあればヨユー!
と思い、成田国際空港の自販機で滑り込みセーフで購入。
結果、めっちゃ便利でした!
スマホに差しっぱなしでいつでもネットにつながる。観光しつつ、観光情報を検索したりGoogleマップを見たりするのに便利でした。Wi-Fiなしでも現在地を確認しながら観光できたので、ひどく道に迷ってうろたえるということはなかったですね。
ブーヘンヴァルト収容所があるような山奥や一部の美術館・博物館内、たまに地下鉄などで繋がりにくさはあったものの、それ以外はサクサク繋がりました。
ベルリン・ドレスデン・ブラウンシュヴァイク・ワイマールいずれでも繋がりました。
日本語の説明書が同封されたSIMカードを使ったので、繋げ方も簡単!
成田国際空港の出国ゲートを通り過ぎたあと、搭乗待ちの数十分で設定が完了しました。
紙の地図を見ながらだと迷子になりやすい人や、Wi-Fiルーターが不便だと感じていた人にはおすすめです。
SIMカードは空港の自販機やカウンターでも買えますが、一部の種類はネット通販でも買えるんですね。事前に手に入れておくと慌てなさそうです。
ワインオープナー・栓抜き
お酒が好きなら栓抜きは持っておきましょう。
ホステルのキッチンに共用のものが置いてあったり、宿泊先の受付で借りたりできる場合もありますが、そうじゃない場合もあるので…
特にドイツはビールが安くておいしい。缶ではなく瓶タイプが基本なので、持っておいて損はありません。ホテル飲みのときにも安心です。
ワインも飲むならおすすめはこのタイプ。栓抜きとボトルオープナーの一体型です。
栓抜きは一般的なソムリエナイフと違い、コルクに突っ込んで両側の持ち手を上げ下げして少しずつ栓を抜くタイプです。ソムリエナイフの使い方が超へたくそなので、このタイプのほうが使いやすいです。
ボトルオープナー付きだから、これひとつでOK!
ホットアイマスク(蒸気でアイマスク)
慣れない環境でなかなか寝付けないときには、寝る前の20分間で「ホットアイマスク」を愛用していました。
開封するだけでじんわりとあたたかくなる、めぐりズムの「蒸気でアイマスク」。使い捨てタイプ。目元のリラックスにうってつけです。
デスクワークで凝り固まった目元だけでなく、ひとり旅で気を抜かないようガチガチになった目元にも効果的でした。目元からとろけてそのまま眠くなってしまいます(笑)
温かさがなくなったあとも、ふつうにアイマスクがわりにして使っていました。アイマスク部分がほどよくふくらみ、肌当たりもやさしくて付け心地がいいんですよね。
レンジでチンして繰り返し使えるものもありますが、海外旅行におすすめなのは断然使い捨てタイプ。軽くて意外とかさばりません。海外のレンジってどのくらいチンすればいいんだろう?というときもあるので、使い捨てのほうが使いやすいです。
ちなみに自宅では繰り返し使える「あずきのチカラ フェイス蒸し」を愛用しています。
顔全体にフィットし包み込む安心感。目元だけでなく顔全体がじんわりほぐれる感覚です。
10分も使えばかなりリラックスできています。寝る前だけでなく、デスクワーク途中にすっごく目元の疲れを感じたときにも使っています。
ニベアクリーム
何年も愛用しているニベアクリームですが、これまでヨーロッパでの旅に持参したことはありません。20代半ばの頃は、乾燥したヨーロッパでもそこまで肌がカサカサすることなく、いつもの乳液とハンドクリームだけでなんとかしていました。
しかし、30歳目前になると日本でもニベアクリームが離せない!なんか乾燥する!
ということで日本から持参したものをドイツでも使っていました。
ニベアはドイツ生まれのクリーム、ということもあって信頼感…!
持って行ったのはニベアクリームの青缶(169g)。たっぷり人差し指にとって、こってり塗りたくって使いました。
手のひらや腕足、首周りや唇などあらゆるところにこれひとつ!です。
持ち歩くのには少し大きいので、おもにホステルでののんびりタイム中に使っていました。
これひとつであれこれ使えるから、少し大きくても荷物になっている感じはしなかったですね。
ドイツ滞在中、ニベアクリームがかなり役立ったんで…
ベルリンにあるニベアショップでアイテムを大人買いしました。
ニベアクリームの青缶(ショップ限定デザイン)、ミニサイズのハンドクリーム、石けん、ボディソープ。ショップでお買い物するとオリジナルの紙袋に入れてもらえます。
これからもニベアクリームにはお世話になろうと決めました(笑)
VISAタッチが使えるクレジットカード
クレジットカードOKのお店でVISAが使えないということはまずないので、VISAのクレジットカードを持って行くのはヨーロッパ旅行の基本ですよね。
ですが、約4年前まではほとんどクレジットカードを使ったことがありませんでした。
(マジかよ…大量の外貨を現金で持ち歩いていたなんて危険な…)
コロナ禍をきっかけに、現金払いが主流だったドイツ・ベルリンでもキャッシュレス化がすすんでいると聞き、私もクレジットカード払いを主流に切り替えました。
結果、とても便利!
というのも、VISAのタッチ決済に対応している読み取り機なら、暗証番号やスキャンは必要なく、金額を確認してカードを「ピッ」ってかざすだけ。これで完了。
暗証番号の入力やお金を数えて支払うのに時間がかかることもなく。あたふたしません!
タッチ決済、約4年前までは使えなかった機能だと思うので、便利になったなあと感心しました。私の旅もアップデートされたな…(満足)
いつも暗証番号を入力している人だと少し不安かもしれませんが、不具合や二重支払いなどのトラブルもなく快適でした。ベルリン・ドレスデン・ワイマールと旅をしましたが、クレジットカード払いのできるお店のほとんどがタッチ決済OK!
約2週間の滞在で、暗証番号を入力したのは2~3回くらいかな。
dカードと楽天カードと海外旅行用デビットカードを持って行きましたが、滞在中、おもに利用してクレジットカードは楽天カードです。
楽天カードは海外での利用にも対応しています。私も、この旅に備えて新規発行しました。もちろんタッチ決済もできて助かりました。便利だったので、帰国後も使う機会が増えました。
クレジットカードは複数枚持参し、分けて持ち歩くのが海外旅行の基本です。
いつものクレジットカードに加えて持っておくと旅が便利になるはずです!おすすめ。
あなたの旅のおともに!
女子ひとり旅ならではのアイテムが多めかもしれませんが…
役に立ったエピソードとともに紹介しました。私にとっては、これからの旅に手放せなくなりそうなものばかりです。
必要そうなものがあったら、思い切って購入してみて旅のアップデートをしてみては?
コメント