ハンガリー旅行振り返り③【ホンマに物価安い】ブダペストの物価。

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ハウツー

お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です!!

 

「物価」
これを基準に、旅する国を決めている人も多いのではないでしょうか。お買い物や食べることが大好きな人ほど気になるんじゃないだろうか。

人によっても感じ方が違うから、数値化するのも難しいと思うんですよね。

しかも実際に滞在してみないとわからないし、時期にもよるだろうし…ラグジュアリー旅とバックパッカーでは感じ方も違うだろうしね。

 

さて、私が2017年に旅した「ハンガリー」。実は私も「物価」軸に、ハンガリーを旅することを決めました。

旅慣れた人たちが「観光が楽しい国なのに物価がえらい安い」と口をそろえて言ってたから。Twitterで(笑)

果たして物価は安かったのか?1週間滞在していたからこそわかることを、実体験とともにお伝えできたらと思います。お金のない旅でも楽しかったし、とても過ごしやすい場所だったんですけど!

 



 

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物価は安い…?

 

平均的に見れば、東京よりも安いんじゃないかな、と感じました(名古屋在住ですが)。

やはり数値化できないものなので、
だけど、ものによっては「安っ!!」て驚くもの、日本と同じくらいのもの、高いよ!ってなるもの…がありました。

ハンガリーは物価が安いと聞いていましたが、全部が全部安いわけではなかったです。

そこで、物価が安かったものとふつうくらいのもの、高いと感じたものを紹介します。

 

 

外食が安い!!うまい!量も多い。

 

食べ物はほんとに安いです。外食は安い!

ブダペストっていちおうハンガリーの首都ですが、観光スポットの近くや繁華街で食べても、安い。

しかも、私が食べたものは基本的に味のはずれはないです。ぜんぶおいしかったです。実際に食べたもので、安いと感じたものを紹介します。

 

エッグベネディクト/1800フォリント、紅茶/650フォリント

 

私が滞在中に2回通った「Cirkuz Cafe」。

超おしゃれで、ひとりでも入りやすい。お昼過ぎでもおいしい朝食メニューがいただける。

無料Wi-Fiもあって、周りの観光スポットの情報収集に便利でした。

 

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ここでいただいたエッグベネディクトは1800フォリント(約900円)。

恥ずかしながら人生初エッグベネディクトで「こんなにおいしいの…!」と絶句。

チーズソースが美味。

 

 

エッグベネディクトって、ハワイ発祥のあのカフェのやつとか、普通に1000円以上しますよね?

おしゃれに盛り付けてあって、ボリュームあって、ブダペストの繁華街にあって…1000円以内という価格に感動しました。

 

超安い!ってわけではないけれど、東京でこれを食べると考えれば、ね。

 

お茶の種類も豊富で、量がたっぷり。

どれも650フォリント(約325円)でした。希望すればはちみつも一緒についてきます。

ジャスミンティーもカモミールティーもほっとするおいしさ!

 

 

チーズとトマトのスクランブルエッグ/790フォリント

 

「Cirkuz Cafe」と同じペスト7区にあるレストラン「ケーレヴェーシュ(Koleves)」。

フレンドリーな雰囲気が気に入りました。

 

【ブダペストの朝ごはん】ペスト7区「ケーレヴェーシュ(Koleves)」の絶品ブランチ
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ボリュームが多いというわけではないけれど、自家製パン付きでこの値段ならうれしいです。

朝食は軽くすませたい。自家製ジュースをつけると、500円ちょっと。

 

そしてモッツァレラチーズと卵の相性がとてもよかったです。

これ再現したいけど、私のクオリティじゃ無理でした。むむ

料理のクオリティと価格のバランスを考えると、安いなあと思いました。

 

 

ジェラート(シングル)/650フォリント

 

聖イシュトヴァーン大聖堂の前にある「ジェラート ローザ」のジェラート。

 

好きなフレーバーを2種~4種類選ぶと、店員さんが素早くこのバラの形にしてくれる。

まさに職人技。

このパフォーマンスつきで、650フォリント(約325円)~となっています。インスタ映えばつぐんです。

 

カラフルでセンスの良さをアピールするなら4種類をおすすめしますが、ボリューム的にはシングルの2種類でちょうどよいです。

見た目だけじゃなくて、味も本格的です。

これが300円ちょっとなんて素敵すぎる。

 

 

グヤーシュスープ/950フォリント

 

量たっぷりのグヤーシュスープ。

 

ハンガリー国立美術館前の屋台でテイクアウトしました。

寒い時に食べるとよりおいしいし、具だくさん。ちゃんと牛角切り肉が入ってる!じゃがいももニンジンも食べごたえばつぐんです。

しかもインスタントじゃない、家庭の味

 

これだけじゃない。ご覧ください。

長いフランスパンを半分にぶった切ったのがまるっとついてきました。

断面見ても大ボリューム。

 

これ、オプションで頼んだやつじゃないです。

これもスープのセットです。一生懸命食べてるはずなのになかなか減らない。

 

味もそうですが量もすごかった。しかもこれで950フォリント(約475円)か…

 

屋台でテイクアウトとは言え、観光客いっぱいの王宮前にあるお店。

この値段でおいしいグヤーシュスープがいただけて満足でした。

 

 

ペンシルバニア・ソーセージ煮込みとサワークリーム(石窯パンの器で)/1800フォリント

 

私が滞在していたペスト7区のフードトラック・キャラバンにて。

 

ペンシルバニア・ソーセージはよくわからないけど、おいしかった!

とってもスパイシーでたぶんお酒がすすむ。

玉ねぎとキャベツとくったくたになるまで煮込まれてます。

サワークリームとあわせていただくのがおすすめ。パンの器にたっぷり入ってます。

 

屋台グルメとはいえ、1800フォリント(約900円)にはびっくり。

ちゃんと手作りで、パンの器入りのこだわりもあって。おいしくいただきました。

 

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このように、外食は安いなあと感じました。

超安い!ということはありませんが…

 

私がかっちりしたレストランにあまり入らない(ひとり旅だから)というのもあったでしょうが、それを考慮しても外食費は安く収まったな~という感じです。

 

 

お酒が安い(とくにワイン)

 

ハンガリーだけでなく、中央・東ヨーロッパって全体的にお酒が安いです。

ハンガリーの場合、とくに安いなあと思ったのがワイン。写真の白ワインは1450フォリントでした(約725円)。

いや安いでしょ!1本の値段ですよ!

ハンガリー国内のあちこちにワインの名産地があるのです。そりゃそうだ。

このワインは高級なぶどうを使っているとか、何年物というわけではなかったのですが、それを考えても安いと思います。

お酒が好きな人にはたまらない国だと思います。

 

宿泊費は超安い(ひとりでエアビー利用した場合)

 

高級ホテルをはしごすれば別ですが、エアビーでお部屋を探せば宿泊費はとても安いです!

 

エアビー(民泊お部屋検索サイト)には、ブダペスト中心部や観光スポット近辺のお部屋が目白押しです。

しかもまるっと貸し切りタイプのお部屋が多い。

地下鉄の駅から徒歩10分以内で、ひとり滞在にちょうど良い大きさで、清潔感あって、プライバシーもわりと守られてて、かつ1泊2000円前後のお部屋がいっぱい。

 

宿泊費を少しでも節約したいという人はエアビーがおすすめです。

 

ロンドンやパリなど大きな観光都市と比べてみると一目瞭然。地下鉄の駅から近いところで、ある程度安心できる部屋を探そうとすると、とてもじゃないけど2000円前後では無理。

それを考えるとブダペストは、ひとり旅かつエアビーユーザーが滞在しやすい街だと思います。宿泊費、安かった。

 

安いので、ぜひワインを買って毎日晩酌することをおすすめします。

エアビー滞在ならではの楽しみ方。

 

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公共交通が安い

 

あと交通費も安いです。

 

ブダペストの公共交通機関はとても便利なうえ、安い。

長期滞在するのならもっと安く感じると思います。

 

乗り物1回分(60分有効)のチケットは350~450フォリント(200円前後)と、移動する距離によってはもったいないなあ…と感じる価格。

ですがブダペスト市内の公共交通機関(トラム、バス、地下鉄、HEV)乗り放題チケットは安い。1日のうちで何回も乗り物を使うつもりの人はこれがお得です。

しかも乗り降り自由、いちいち改札する必要なくて楽です。

 

7日間有効のものは4950フォリント(約2475円)。1日に1回以上乗り物に乗れば元とれるし、使い方もややこしくない。目いっぱい観光したい人には安いお値段ですよ。

24時間券は1650フォリント、72時間券は4150フォリントとあまりお得感がないですが、7日間有効にすると一気にお得感が出ます。

そして15日有効は6300円。安い!長期滞在する人の味方です。

 

ブダペストを長期滞在におすすめしたい理由の一つでもあります。

 

地下鉄とバスを乗り継げばだいたいどこの観光スポットへ行けるので、持ってて損ないです!

 

 

スーパーの食べ物は普通…

 

逆にスーパーで食べ物を買うと、日本と同じくらいか、ちょっと高いんじゃないの?と感じます。

 

スーパーのテスコ(TESCO)で買ったパン。

クロワッサンの中にレーズンペースト。

 

おいしかったけど、180フォリント(約90円)。

日本でもこのくらいの値段で買える気がする。

お菓子やサンドイッチ、生ハムも日本と同じくらいの価格帯でした。

 

エアビーで自炊してないので、生鮮食品類の安さはよくわかりませんでした…

 



観光スポットの入場料はまちまち

 

これも人によって感じ方が異なるポイントですが、観光スポットの入場料はまちまちだなあ…と。

満足度によって価格の感じ方も違うし。

 

ブダペストにあるだいたいの観光スポットは、1500フォリント(約750円)以下で入場できると思います。施設のクオリティに比例しない部分もあるけれど、そう考えれば安いほうなのか…?

 

入場観光をあまりしない旅なら気にならないポイントだと思うのですが。

私は美術館大好きなのですごく気にしてた!

 

もちろん「高いよ!」って思った観光スポットもあります。

中でもドハーニ通りにあったシナゴークの入場料は高い。

 

4000フォリント(約2000円)でした。

ヨーロッパ最大級の規模を誇るとはいえ高くないすか…それでも見る価値はあったけど。

 

シナゴーグの中では無料ガイドもあったし、いちおう宗教的な建物だから荷物検査もやってたし、内装にはうっとりしたし…

 

すみずみまで見てまわるのが本当に楽しかったので、この値段で「がっかり」はしませんでした。

この辺は人それぞれって感じですよねー。

 

 

物価なんてモノによるし、人による

 

物価がどう感じるかなんて人それぞれなんですよ。しかもモノによって異なる。

 

それを踏まえても、安いものは安いし、観光地価格のものは高い。そういう印象を受けました。

でも東京よりは安く、かつ楽しく観光できると思います。

 

国の首都で見どころもてんこ盛り、居心地がいいのにこの物価。それを踏まえれば安いと感じました。

ヨーロッパの中でも安いほうに入ると思います。オランダとイギリスと比べると差がすごい…

ヨーロッパ行きたいけど物価高いよ~」と嘆いているなら、ハンガリーをゴリ押しします。

みんな、もっとハンガリー行こうよ!

 

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