お疲れ様です。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
2017年11月、ブダペストでの滞在3日目にして、ようやく実現した夜景さんぽ。
「旅でやりたいことリスト」に挙げていた、ブダペストの夜景に対面した時、果たして私は何を考えたのでしょうか?何をしたのでしょうか?
ペスト側から見る、ドナウ川沿いの風景です(画像はpixabayから拝借しました)。マーチャーシュ教会や王宮を、自由橋越しに眺める構図です。
自分で撮影したものよりも、プロの画像のほうがきっとイメージがわくと思うから。
あなたはこの画像を見て、何を思い、何に例えましたか?
ここでは、ブダペストの夜景を見ると、人はこうなるってことを紹介します。
目次
ちょっとだけ泣いてしまった
うん…泣いてしまいました。
くさり橋から、王宮が見える風景が気に入りました。
極寒のブダペスト、ドナウ川のほとりで、ひとりぼっちで。
号泣ではないと思いますが、ちょっとだけ泣いてしまいました。
George EzraのBudapestを脳内再生→聞いてみた→もっと泣けてきた
ちょっとだけ泣いてしまったところで、私の頭の中で、George Ezraというシンガーソングライターの「Budapest」という曲が流れてきました。
私が漠然と「ブダペストに行ってみたいなあ」と思うようになったきっかけの曲です。
それまでは、ハンガリーやブダペストという土地についてちゃんと考えたことがなかった気がします。
この曲を聴いて、ブダペストがどんな場所なのかを本やネットで調べてみると、ますます気になってきました。
フェルメール作品をもってない国なので、知った当時は優先順位が低かったものの、魅力的な街だという印象はありました。
しかも、ブダペストにある家も、金色のグランドピアノも、宝箱も、大切な人のためなら諦めるという歌い出し。
ブダペストの家をあきらめてしまうくらい大切な人…歌詞の意味を分かってからは、ますます気になる街になりました。
だから、この曲が私をブダペストに導いたといっても過言ではないのです。
もちろん他にも様々な要因があったうえでブダペストを選んだのですが(笑)
脳内再生されると、また気持ちがうわーってなって。
歩くのをやめて、立ち止まって、イヤホンで曲を聴くことにしました。
やはり、直接流れたほうがこみあげてくるものがあります。ここで号泣してしまいました。
この夜景をひとりで見ていることがちょっぴり寂しくなった
ふと周りを見ていると、友達や恋人、家族と来ている人がほとんどです。
たぶん一人で見に来てるのって私だけです。
もちろんひとりで見てもいいんだけれど、この夜景もかなわないくらいに大切な人と、会話することを楽しみながら見るのっていいなあと思いました。
夜景の美しさうんぬんよりも、誰とその夜景を見たのか、どんな話しをしたのか、自分にとってその人がどんな人なのか。きっとその条件がそろうことによって、この夜景はもっと特別なものになるんだろうなと。
私には一緒に旅行できる友達もいませんし、家族や恋人を連れてくるのも難しい。どうにもならないことですが、ちょっぴり寂しくなりましたね。
この世界でひとりきり、取り残されたような気分になった
まわりには、私と同じように夜景を見に来た人々でいっぱいです。
なのに、なぜか私はひとりきり、その場に取り残されたような気分になったのです。完全にひとりぼっち。
ひとり旅はもちろん楽しいし、ひとり旅じゃなきゃイヤです。「ひとり旅万歳!」と思っている半面、どこかでちょっとだけ寂しさを感じていたんだなと思います。
例えるものが思い浮かばなかった
さっきから美しい美しいと言っていますが、
美しい…というのもなんだか違う気がするんですよね。
よく「真珠」と例える人もいますが、もっと違う表現があると思うんです。
この間見たテレビ番組で「ドナウ川沿いでブダペストの景色がいちばんだ」というナレーションを聞いたのですが、その言葉通りだと思うんです。あんまりドナウ川沿い来たことないくせして…
「キレイ」「美しい」「真珠」では表し切れない美しさ。
たぶん、ちゃんと例えられるようになったら、トラベルライターとして一人前なのかなあと思っています(笑)
まとめ
人は、ブダペストの夜景を見るとこんな感じになります(笑)
ここまでとはいかなくても、あなたの何かが変わることはあると思う。
訪れて後悔はしないと思います。
現状を変えたいとか、日常から少し離れたいとか、そういった気持ちがあれば訪れてみる価値はあると思いますよ。
そのときは、George Ezraくんの「Budapest」を聞きながら夜景を見るの、おすすめします。
いやー、まじで泣けます。
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