こんにちは!ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
2月末からやっていた「モルドバ行きたい!」クラウドファンディングですが、
昨日、アプリ「ポルカ」経由での参加を締め切らせていただきました。
1ヵ月という期間に、
ポルカとBASE両方で計1万円を集めることができました。
※追記:計2万円が集まりました。締め切り後にもお問い合わせいただき、金額が増えました!!
無事旅を終えることができました。本当に感謝です。
http://kajiyamashiori.info/ukraine-moldova/
大きな目標「10万円」には遠く及ばなかったけれど…
知名度も信頼もない私に、うまくいくわけないよ…て思いながらスタートしたので、ここまで集まったのは正直驚いています。
参加いただいた方、本当にありがとうございました。
金額に応じてのリターンをちゃんとお返しするために、4月に入ってから個別にDMさせていただきます。
モルドバからポストカードも送らなきゃいけないしね!いちおう郵便はあるけど、ちゃんと届くかいささか不安です(笑)
あと!集まった金額のうち約10%をモルドバに寄付すると宣言してました。
それもちゃんとやります。
おそらく現金ではなく、日本の折り紙やおもちゃを現地の孤児院に寄付する、という形になりそうです。
まだ確認中なのではっきりしたことは言えないけど、ちゃんとモルドバに寄付できるような形に持っていきますので、引き続き見守っていただけると嬉しいです。
モルドバ・ウクライナ旅まであと2週間を切って…
正直、不安ばかりです。
英語がほとんど通じない国、土地勘のない国での長距離移動や観光は…
モルドバもウクライナのこともまだ何もわかってません。
昨年旅したハンガリーがとても居心地のよい国だっただけに、今度はどうなるんだろうか。
不安ですね…
不安を抱えながら、私は旅を続けます。
私のサイトやライティング、写真は、旅を前提にしたものがほとんどです。
これからも旅をしなければ、仕事もないままだし、何も起こりません。
それだけ、私はヨーロッパを本気で旅しています。
もちろん楽しいことが多いんだけど、その様子を発信することには誹謗中傷も伴います。
発達障害者であることをオープンにしたうえでの私の仕事を、よく思わない人もいるようです。
「発達障害者の肩身が狭くなるからやめてくれ」と言われたこともあります。
それでも、私が発達障害者である事実はかわりません。
治すこともできませんし、発言をなかったことにもできません。
私が発達障害を隠すことなく旅を続ければ、それだけ発達障害という言葉を目にする機会も増えるわけです。
私の仕事を見れば「障害者=役立たず」のような間違った認識も、なくすことができるかもしれない。
健常者と発達障害者の間にある「障害」をなくすことができたら、と思ってカミングアウトしたのもあるし。
ヨーロッパひとり旅ではいつも、
「注意欠陥障害ゆえのトラブルを起こしたら?」
と不安を抱えながら過ごしてます。
それでも旅がしたいんです。
資金不足や誹謗中傷ごときで止められるものではありません。
不安でしかたないけど、旅はやめられない!!
多様性はヨーロッパのどこの国でも言えることなのか。
もしそうなら、私を含め発達障害者にとって居心地もよいはずですよね。
私の想像はよくあるステレオタイプで、ほんとはそうじゃないかもしれない。だから自分の目で確かめたい。
確かめたいことが山積みなので、これからも旅を続けていきます。
まだまだ旅人としても表現者としても未熟です。
でも、カジヤマシオリの旅に少しでも「いいな」があれば、今後も見守っていただけると嬉しいです。
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地球の歩き方も買ったし、ウクライナの歴史を知るために「死の試合」の本も読みました。
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ウクライナはもともとソ連の一部ですが、戦時中はナチス・ドイツの侵略にあっています。
首都キエフは焦土と化し、人々は虐殺されました。
「死の試合」とは、占領下のパン工場で強制労働させられていたキエフのサッカー選手たちが、ドイツ軍兵士と試合をしたという事実。
「皆さんが勝つことは許されません」とドイツ側から忠告を受けつつも、母国への誇りとスポーツマンシップを忘れずに戦った選手たちのことが書いてある本です。
「死の試合」について知ったのがきっかけで、私は今のウクライナの人がどのように暮らしているのか、もっと知りたいと思うようになりました。
モルドバだけでなくウクライナでも、たくさんの人とお話する予定です。
知識が増えるごとに、旅がどんどん楽しみになっていく。
不安も吹き飛びます。