【衝撃!】モルドバ旅行で受けたカルチャーショック11選

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モルドバ

お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。

私が訪れたモルドバは、今までヨーロッパに抱いていたイメージを覆すような光景が広がっていました。

そう、まさに、カルチャーショック!
見るもの、体験するもの、すべてが新鮮。

 

ヨーロッパ旅に慣れたカジヤマシオリが体験した、
モルドバで受けたカルチャーショック11選です。

いや、モルドバ、あなどるなかれ。

 



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(ほんとの意味で)大草原不可避

首都キシナウはビルやお店が多いのですが、郊外を走るとビルが本当にない…

小さなお庭のある小さな小さな民家、教会はあるけれど、あとは大草原。

オーチャード、アプリコットの木々…日本ではまあ見かけない光景ですよね。

 

首都キシナウから、車で約1時間。

オルヘイウ・ベキ地区は、一帯が国立公園に指定されています。

大自然のエネルギーを感じるような、崖、川、大草原…

馬や牛の放牧風景も見ることができました。

 

崖の上で感じる風は、さわやかに私の中を駆け抜けていく。

緑にあふれる郊外で過ごす時間は、とても心地よくて、心身ともに浄化されるようでした。

 

馬車は立派な交通手段です

馬車が一般道路を走ってる…!

そこまでめずらしいことではありません。さすがに首都キシナウでは見かけたことないけど。

大草原の中に道路が一本あるだけ、という地域でよく見かけました。

 

馬車を持っている家もめずらしくない。

毛並みがつやつや…!

 

馬車はないけど、馬を飼っているおうちはもっと多い。
私も、生まれて初めて馬に乗せてもらいました(大爆笑)

 

電車もバスもあまり便利じゃないモルドバ郊外。電車は単線で、時間通りに来ないのが日常。

かつヨーロッパ最貧国と呼ばれることもあってか、車を持っていない家も多いです。

ときどき日本の車も見かけたけど、ビオレッタさんは「高すぎて、モルドバの一般市民にとっては憧れ」だと話していました。

 

現代でも、馬はモルドバの人々にとってかけがえのない存在なのです。

 

あちこちに十字架・キリスト像

車を飛ばしていると、道路脇にキリスト像や十字架が建っている。
モルドバ郊外ではよく見かける光景です。

シンプルに十字架だけだったり、キリストが磔になっていたり、
お供えができるようなスペースがあったり…

デザインや大きさはさまざまで、見比べるのがおもしろい。

ビオレッタさんの旦那さまは祭祀をしているのですが、
それもあってか、十字架のそばを通り過ぎるたびに十字を切っていました。

日本でいうお地蔵さんみたいなものでしょうか?
ハンガリーやイタリアにいたときにはここまで目につかなかったので、驚きましたね。

 

信心深い人が多い

道路脇に十字架がふつうに建ってる、ということからも想像できるかと思いますが…

モルドバは、信心深い人が本当に多いのだなと感じました。

 

日常的に、教会で過ごしている人が多いのです。

観光地化している教会が少ないからか、地元の人が、日常的に祈りをささげる場として根付いています。

 

確かに、モルドバは九州くらいの面積に、100以上の教会を持つ国。

宗教が人々の生活と切っても切り離せないのが、よくわかりました。

モルドバの宗教は、
ロシア正教、ルーマニア正教がメイン。ユダヤ教の人もなにげに多い。

ロシア正教、ルーマニア正教どちらの教会にも訪れましたが、雰囲気がまったく違っておもしろかったです。

 

日本よりも、宗教を意識して生活している人が本当に多い。これも文化の違いだな…

 

モルドバ人男性は力持ち

 

モルドバの男性は本当に力持ち。

もちろん例外もあると思いますが、力持ちが本当に多いのです。

ワインの瓶が4本入った袋をずっと持ち歩いてくれたり、
10キロのスーツケースをかついだりして。

 

じゅうたんがかけてあるだけの馬。

乗馬未経験の私が、ひとりで乗るのはまあ無理です。
必然的にモルドバの男性の力をお借りすることになりますよね。

ビオレッタさんの旦那さまによる、お姫さま抱っこと補助付きでぶじ乗馬を終えることができました。大爆笑

みんな背も高いし、力持ち。

 

モルドバの男性は優しい

モルドバの男性は、力強さだけじゃない。みんな優しいです。

扉関係は、私がやる前にぜんぶ開けてくれる。

車も、女性が乗る前に扉を開けてくれる。自分が乗る前に、扉を開けてあげてから乗る。

 

ビオレッタさんの旦那さまもそうでしたが、他の男性もそんな感じでした。

結婚しているか・付き合っている同士かを問わず、です。自分以外の女性にも優しく振る舞う彼のことが好き、みたいな感じでした。

 

私が生まれて初めて男性から花をもらったのも、モルドバでのこと。

ビオレッタさんのお父さまからいただきました。

ここでもルーマニア語がわからない私はロクな会話ができず、感謝の気持ちが伝わったのだろうか…?と。

嬉しすぎて、笑顔で「サンキュー」というのが精いっぱい。

いきなり訪問したにも関わらず、おうちの庭でぱっと用意してくれた。「喜ばせてあげたい」という気持ちが何よりも嬉しかったです。

もちろん、女性も優しい。

ビオレッタさんも優しいですし、彼女の家族や親せき、友人たちもみーんな優しかったです。

ビオレッタさんの旦那さまのお母さまは、見ず知らずの日本人にとてもよくしてくださいました。

豪快な笑い方も親しみがある。

私はルーマニア語がわからないのでおしゃべりはできなかったけど、笑顔で目を合わせてくれて、安心感がありました。

人々の懐の深さを感じた。

 

英語を学校で勉強しない?=英語が通じない

 

ビオレッタさんに聞いたのですが、日本とは違い英語が第二言語ではないそうです。

その代わり、ほとんどの学校でフランス語が第二言語として教えられています。

 

旧ソ連の国だから、ロシア語を話せる人が多いのがモルドバ

ですが、フランス語が第二言語なのにはびっくりしました。

 

確かに、英語で不自由なくやりとりできるモルドバ人に会ってないんですよね、ビオレッタさん以外で。

日本人と同じカタコトレベルならちらほらいたけど…

ホテルや中心部のレストラン以外で、英語ペラペラな現地人はめずらしいと思います。

キシナウを出ると英語メニューのおいてあるレストランなんてほとんどないだろうし。

いちおうヨーロッパの国なので、日本よりも英語レベルが高いとは思うのですが…

私としては大きな差があるわけじゃなさそうだと。

 

モルドバの女性はガチで美人

グーグルで「モルドバ 美人」って検索したことのあるアナタ。
モルドバの女性たちは、冗談抜きで美しいです。

誰ひとりとして同じ顔の人はいないのに、それぞれ美しさを秘めている気がする。

年齢を重ねても、ふさわしい美しさをまとっている人が多い。

がっつりメイクをして流行りの格好をしていても、ほとんど化粧をせずにカジュアルな格好をしていても美しい。

 

モルドバ滞在中、ビオレッタさんの旦那さんのご実家にお邪魔したときのこと。

ご親戚ともお会いしたのですが、そろいもそろって美人…!

今まで旅した、ハンガリーより西の国の女性たちとはまた違う美しさ。

ヨーロッパ的なものかはわからないけど、本当に美しいです。

例外なくスタイルもよい。170センチ、いや180センチある女性もめずらしくないようです。

 

モルドバの女性たちの美しさは、日本での生活や西ヨーロッパでの旅に慣れているとビビるレベル。

隣に並ぶのが恥ずかしくなるくらい…

「日本人はとても美しいよ」と現地の人々は言っていましたが…

モルドバの女性のほうが美しいよ

周辺の国に左右され続けた歴史、自分たちで切り開いていく未来…

日本人にはないものを背負っているからか、その美しさには芯の強さもにじみ出ているように感じた。

 

どこの家でも自家製ワインを作っている

日本で、個人宅で勝手に酒を作る習慣はあまりないですよね?(カクテル、チューハイを作るという意味ではなく)
日本酒や焼酎など、個人でお酒を造れる範囲は、酒税法で決まっているようですし。

しかしモルドバでは、そのへんの法律がゆるいらしく…
自宅でお酒を造っている人も珍しくないです。

 

確かに、行く先々で自家製のワインをごちそうになりました。

4日間の滞在中、計4軒の個人宅で。

白ワインも赤ワインも。もちろん、おうちによって度数や味わいがまったく異なる。

赤ぶどう濃いめも薄めもおいしかった!

私が生まれた年に作られた=25年ものの自家製ワインも見せてもらいました(ビンの入り口あたりに沈殿物がこびりついていた)。

 

最近、家庭用のワインは、水やジュースが入ってたペットボトルに詰めて保存することが多いそうです。

ペットボトルに「水」って書いてあるのに、中身はゴリゴリの自家製ワイン(笑)

肥沃な土壌を持ち、個人宅でもぶどうを育てることができるモルドバならではの文化ですよね。

 

白ワイン、みずみずしくておいしかった!でもアルコールがきつかった!

みんなぐびぐび飲んでたけどどういうこと!?

 

「自家製のワインが飲めて、優しい男性が多いなんて、モルドバはすばらしい国だね」
と話したら、ビオレッタさんの旦那さまは
「ならモルドバ人と結婚すればいいだろ?ハッハーw」
ってw

 

ワインもビールも安くてウマい!

これは物価にも関係することですが…

モルドバのワインはとても安い。特別に、格安で売られているわけではありません。

伝統的な製法を用いて、自然の恵みたっぷりのぶどうを用いて。国営の、由緒あるワイン会社が作ったやつが、です。

 

1本で、約300円です。まさにカルチャーショック!

セールで購入したわけではありません。どのメーカーのものも、モルドバ産ならこのくらいの値段で売られています。

モルドバ旅行で、モルドバワインを晩酌に、という過ごし方も気軽にできる。

しかも、ウマい!

私が飲んだクリコバ社のワインはとても飲みやすく、芳醇なぶどうの香りが幸せな気持ちに。

みずみずしく、上品な味わいを楽しむことができます。毎日飲みたい…!
ヘンなものも使ってないし、身体にすっとなじんでいくような感覚…!

 

 

 

モルドバは本当にワイン作りがさかんです。すばらしいワインが1本300円で楽しめる国ですよ。

モルドバはいいぞ…!

 

モルドバは神秘のベールに包まれている?

4日間のモルドバ滞在を終えた今でも、私にとってモルドバは謎の深い国です。

日本と全く違う国であることはもちろんだけど、私が今まで見てきたヨーロッパにはほぼ当てはまらない。

隣国ウクライナとも似ている気がするけれど、やはり違う。首都を見比べれば、モルドバの経済力の低さを思い知る。

もちろんカルチャーショックを受けたわけですが、私にとってはモルドバでの生活が心地よく、すっと身体がなじんでいたような気がするのです。

ヨーロッパ旅に慣れていれば、なおさらカルチャーショックを受けることと思います。

日本での「当たり前」や、きらきらなヨーロッパに食傷気味なら、モルドバを訪れてみては?

 

日本ーモルドバのアクセス情報

 

牛の大群に巻き込まれる。めずらしくない。

 

日本からモルドバへの直行便フライトはありませんが、トルコやロシア、ドイツなどを経由すれば1度の乗り継ぎでアクセスできます。

また、一度隣国のルーマニアやウクライナを訪れ、そこからバスや飛行機でモルドバを訪れるのもおすすめです。

私は一度ウクライナを観光し、飛行機でモルドバへ向かいました。

ウクライナとモルドバの風景を比べることができたのはかけがえのない体験です。

日本語の情報が少ないモルドバだけど、旅のハードルは意外と高くない。
日々の生活から距離を置きたいなら、モルドバ旅をおすすめします。

 

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