お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
いやー、最近モルドバのクラウドファンディングのことと、ヨーロッパのレストランネタが続いてる。
そんなこと言った矢先に、また食べ物ネタを投下します。
ブダペストに1週間ほど滞在し、最後の夜。
私が「最後の晩餐」を済ませにふらりと立ち寄ったのが「Vicky Barcelona」というバーでした。
店前で呼び込みをしていた店員さんに惹かれるようにして、店に入ってしまった。
メニューはよく読んでいなかったけど「まあ大丈夫だろ」と(謎)
ブダペスト滞在の最後を彩った晩餐の様子を、「Vicky Barcelona」とともにお届けします。
ドッグフィッシュのフライ。お酒にあうタパスがメイン。
最後の晩餐として私がチョイスしたのは…
なぜか「ドッグフィッシュ」と呼ばれる魚のフライでした。
一口大のドッグフィッシュが、あつあつで運ばれてきました。一口大だから食べやすいですね。
ハンガリーは海なし国。
そのかわり、母なる海とも呼ばれるバラトン湖があります。
海なし国だからか、鱒や鯉など、淡水魚の料理を見かけることが多かったです。
例えばハラースレーという家庭料理。
淡水魚をぶつ切りにしたものを煮込んだスープのこと(グヤーシュスープの魚版)。
1回はハンガリーの魚を楽しみたい!と思って「フィッシュ」のつくメニューを探した結果です。
あ、英語メニューもありました。
早速、ひとつほおばります。
あつあつ、さくさくとした食感をまず楽しむと、すぐにふわっとした身にたどり着きました。
「ドッグフィッシュ」と聞いて味の想像がぜんぜんできてなかったけど、ふわふわの舌触りに驚きました。
塩加減もちょうどよくて、臭みがぜんぜんない。
レモンでさっぱりとも、ソースをからめてもおいしくいただけました。
あまりがっつり食べたい気分ではなかったし、次の日は朝がとにかく早かったし(真顔)、ひとりだからこの量がちょうどよい。
お店のメニューは、お酒にあうタパス系が多かったです。手軽につまめる系の。
なるほどタパスはスペイン発祥だから、店名が「バルセロナ」なのか。ふむ
ドッグフィッシュのフライ、文句なしにお酒にあうと思う。
たっぷり、手作りレモネード。
さんざん「お酒に合うタパス」といいつつも…
私がドッグフィッシュのフライとともに楽しんだのは、レモネードでした。
量たっぷり。
私の小さい手では、両手で持って飲んだほうがちょうどいい大きさのグラス。
レモンやライムがどっさりブチ込まれてて、炭酸がその場で注がれます。
手作りです(席の向こうで店員さんが作ってた)。レモンの種がそのまま入ってた。
フルーツの明るい色、透明感、超フォトジェニック。
すっぱさがやみつきになる。たっぷりだから満足感もある。
ドッグフィッシュのフライとたっぷりレモネード。このセットが2550フォリントです。
(約1300円)
高すぎず、物価の安さに驚くわけでもなく、という値段でした。
スペインの酒場風なバー
特大のグラスを傾けながら、私はブダペストの夜に浸りました。
内装も私好みです。ロートレック風のアートが飾ってあった。
スペインの酒場風なのでしょうか。安っぽくない、シックな空間です。
ひとりでグラスを傾けるのが心地よい感じ。
賑やかに過ごすのもいいし、ひとりでブダペストの夜に浸るのもいいと思う。
スタッフさんもフレンドリー。
ホールのチーフみたいなスタッフさんがずっとこっちを気にかけてくれてました。
全席禁煙です。ブダペストの街は受動喫煙しまくりだからな~。
カウンター席もいっぱいあったけど、私は店員さんに誘導されるまま二人掛けのテーブル席へ。
混んでる時間帯だとそわそわしそうな位置にありましたが、5時台に来たのであまりお客さんがいない。
ゆったり過ごせました。
オフシーズンかつ時間が早いから、周りのお店も開店休業みたいな感じなんだよ…
周りは「まだまだ夜はこれから!」て感じだったけど、おこちゃまはもう帰ります…
「Vicky Barcelona」は、バーやレストランが並び、休日にはマーケットが開かれるアーケード通りにあります。
英語メニューがあるお店も多いので、ごはんにこまったときに立寄ってみるといいと思いますよ。
グーグルマップで探してみたけど、場所が見つかりませんでした。
だいたいこの辺っていう地図を載せときます。
ひとりごはんにおすすめです。
私はレモネードでしたが、お酒メニューもいっぱいありました。
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