お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
ロシアの極東・ウラジオストクでは5泊6日もしましたが…
ネットを見てると、みんな2泊3日~3泊4日が基本なのかな、と。旅行記ブログやツイートもそういうのが多い。
でも、ウラジオストクであくせく過ごさず、でも観光もグルメも楽しみたい!なら5泊6日あるとめっちゃ楽しいですよ!
実際、ウラジオストクでY氏と5泊6日も何をしていたのか?その全容を公開します。
(といってもちょくちょく説明入れたらボリューム満点になったので、1日ごとの様子を公開しています。今回は観光2日目です。1日目まではこちら↓)
日本で考えていた予定ではなく、実際のヤツ。
カップル旅の参考にもぜひぜひ。ウラジオストクで楽しめること、だいたい網羅できると思うから目を通してみて!
(便宜上、ウラジオストク到着日は観光0日目、次の日からは観光1日目~と表記しました)
目次
- 1 観光2日目 タクシー・路面電車・バスを駆使して郊外へ行こう!
- 1.1 9:00 今日の予定を相談しながら「STUDIO」で朝食
- 1.2 10:00過ぎ タクシーで路面電車の終点・サハリンスカヤへ
- 1.3 10:30 旧ソ連の雰囲気も伝えるクラシックカー博物館
- 1.4 11:00過ぎ ウラジオストクの街を路面電車から眺める
- 1.5 14:00 お昼寝
- 1.6 15:30 ネコがいたアルセーニエフ沿海地方州立博物館
- 1.7 17:00前 ウラジオストク駅・港へ
- 1.8 19:00 「ホフロマ」で白ワインと軽くディナーを
- 1.9 20:00 品ぞろえが豊富な酒屋さん「ディラン」へ
- 1.10 20:30 高台から見下ろすウラジオストクの夜
- 1.11 21:00 Y氏念願のブラックルシアン
- 2 ウラジオストク観光2日目を終えて
観光2日目 タクシー・路面電車・バスを駆使して郊外へ行こう!
前日と同じように、時間をかけてY氏を起こし、朝ごはんを食べに出かけます。
(Y氏がぐだぐだする間は、現地のキッズアニメチャンネルを見ながらゆっくり身だしなみを整える)
9:00 今日の予定を相談しながら「STUDIO」で朝食
ホテル「マリンウェーブ」から徒歩3分くらいのレストラン「STUDIO」で朝食。カフェとしてもレストランとしてもバーとしても使えるお店。
地元の若者に人気で、朝から1階席はほぼ満席でした。24時間営業…
パンのうつわに入ったボルシチなんてはじめて。
もちろんY氏はビール(日本語メニューがなくて、カンで注文したらハイネケンだった)も。
ここで2日目の過ごし方も話し合いしました。
昨日しっかり中心部を歩いたから、2日目は少し遠くへ行きたい。
でも、Y氏は少し不安そう。遠すぎないように、と中心部からバスで20分くらいの「キタイスキー市場」へ行って、路面電車で「クラシックカー博物館」へ行って一日を終える提案をするも、
バスの乗り方や時刻表をちゃんと調べても不安とのことで…
10:00過ぎ タクシーで路面電車の終点・サハリンスカヤへ
この日は
一度ホテルに戻り、フロントでタクシーを呼んでもらい「クラシックカー博物館」へ
↓
路面電車の始点・サハリンスカヤ(博物館のすぐそば)から「キタイスキー市場」
↓
市場の前からバスで中心部へ戻る
というスケジュールに決めました。
サハリンスカヤまではタクシーで15分ほどでしょうか。
ずいぶん運転が荒かったけど、ホテルで手配してもらえたからトラブルもなく、無事到着。Y氏はずっと寝ていました。
10:30 旧ソ連の雰囲気も伝えるクラシックカー博物館
サハリンスカヤの「クラシックカー博物館」もある意味、マニア垂涎の場所かも。
戦前の高級クラシックカーから、旧ソ連時代のカラフルでレトロな自動車、バイクまで。
当時のポスターや服のデザインと一緒に振り返っていきます。
やっぱり旧ソ連時代の自動車、かわいい!
11:00過ぎ ウラジオストクの街を路面電車から眺める
クラシックカー博物館のあとは、サハリンスカヤから路面電車に乗って「キタイスキー市場」へ向かいます。
Y氏にとっては海外の路面電車は初めて。まだ眠たそうでした。
私、ヨーロッパの路面電車に乗って観光するのが大好きなんです。
急がずゆったり、なんて余裕があったのも5泊6日の旅ならではでしょうか。
旧ソ連時代の車両をまだ使っているというのもまた一興。レトロでかわいいなあ、と下車してからも眺めました。
ウラジオストクで唯一今も運行する、路面電車の乗り方や風景↓
路面電車で10分ほど行くと「キタイスキー市場」の前に停車。市場内を散策しました。
キタイスキーって、現地語で「中国」を意味するらしい。
たしかに雑貨類は中国産が多いようでした。パンや魚、肉や野菜など、食材系のお店がずらり。
お土産には向かないけど、見てるだけで楽しかったかも。
ランチは市場併設のショッピングセンター内の、KFCでした。
せっかくだからそれっぽいもの食べようと思ったんだけど(笑)
とても広い市場だったけど、買い物しなかったから小一時間ほどで散策は終了。
市場前のバス停から、ホテル最寄りのバス停セラヤ・ロシャジまで35分くらい。
バス停もすぐ見つかったし、乗り間違えることもなく。
行きのタクシーだいたいの道順を把握できたのがよかったですね。
14:00 お昼寝
15:30 ネコがいたアルセーニエフ沿海地方州立博物館
お昼寝が終われば、Y氏を博物館に誘います。
ホテルから一番近い博物館の「アルセーニエフ沿海地方州立博物館」へ行くと、出むかえてくれたのはまさかのネコさん。スタッフさんが飼っているそう。
見学を終える頃にはイスの上で丸くなってました。たまらん。
ウラジオストク周辺の沿海地方で見つかった考古学系の展示や、旧ソ連時代前後の歴史を学ぶ展示がなかなか面白かったです。
17:00前 ウラジオストク駅・港へ
その後は歩いてウラジオストク駅へ向かいます。海が近いこの街では、港も駅のすぐそばにあるんだよね。
で、まずは港のターミナルへ。ターミナルの2階に印刷会社直営の切手屋さんがあって、ここで切手とポストカードを調達して日本へ送りました。
郵便局よりもスムーズで買いやすかったです。宛名の書き方、切手の値段、ポスト情報は↓から。
そして、ウラジオストクの海の前でのんびり。海沿いの景色はやっぱりウラジオストクならではだもん。
風が強かったけど。
いっぽう、駅はシベリア鉄道の始点。たくさん電車が停まってて、ホームまで降りました。
ロシア実質最後の皇帝・ニコライ二世が竣工した駅構内を見学後(やっぱりデザインはヨーロッパ趣味)、駅前の高台を歩いていきます。
これからディナーとお買い物の時間です。
19:00 「ホフロマ」で白ワインと軽くディナーを
ウラジオストク駅から、西側の高台エリアへ。
お買い物前にちょっとディナーを、と思いながらも、レストランやカフェが少ないエリアのようで…
ガイドブックにも載っていたカフェレストラン「ホフロマ」へ。
リーズナブルな白のハウスワインと、サーモン料理で乾杯しました。
20:00 品ぞろえが豊富な酒屋さん「ディラン」へ
そこから数分歩いて、酒屋「ディラン」へ。
ガイドブックでは、街いちばんのお酒の品ぞろえを誇ると書いてあり、Y氏が鼻息を荒くしていたのです。
リキュールの種類も豊富だし、何よりワインがずらり…!
安かったから、セール中だったロシアとジョージア産のワインを1本ずつ購入して帰りました。
20:30 高台から見下ろすウラジオストクの夜
Y氏がじっくりとお酒を選んでいるうちに、どっぷりと日が暮れて。
重たいワインの瓶とリキュールを3本を手に、夜道を急ぐ。
ふとウラジオストク駅のあるほうを見下ろすと、駅のネオンや金角橋がきらきら。
思いもしなかった夜景に、ついシャッターを切りました。
21:00 Y氏念願のブラックルシアン
ホテルに戻って来てから、買ってきたコーヒーリキュール(ラブストーリーw)を手に、Y氏が「ブラックルシアン」
(本来ウォッカ+カルーアミルクで作るカクテル)を作る。
(冷蔵庫も冷凍庫もないことを考えて、酒屋さんでアイスボックスをちゃっかり購入)
いつもと違う仕上がりになったとはいえ、ロシアでロシアのウォッカを使った「ブラックルシアン」を飲めたのは感慨深いらしい。
だってせっかくウォッカも買ったしねえ。
クラッカーもつまみにのんびり過ごしました。
ウラジオストク観光2日目を終えて
路面電車の走る郊外で、のんびりとした一日を過ごしました。
博物館もめぐりつつ、現地の生活をチェックしつつ、美味しいお酒も飲みつつ。楽しかった…
とにかくたくさん歩いた一日です。
中心部からはバスや路面電車を使うことになるけど、郊外を観光するのも楽しかったですよ。
3泊4日以上ののんびりした滞在なら、こういう余裕もあるはず。
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