お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
これまでの旅で、本当に数えきれないくらいの人に助けてもらいました。
先日のブダペスト滞在でも、困っていた時にたくさん親切にしてもらいました。私のたどたどしい英語を最後まで聞いてくれました(申し訳なさでいっぱい)。
その人たちは私から何か欲しくてやったわけではないかもしれない。
だからこそ、その親切心に恩返しがしたい。その人はハッピーであってほしいし、助けたことを後悔してほしくない。
「ありがとう」だけじゃなくて、できれば金銭を直接渡すのではなく、自分にしかできないやり方で。
旅を重ねるたび、その思いは増していきました。
そこで、旅人&トラベルライターならではの観点で、
旅先でお世話になった人に恩返しができる方法を考えてみました。
ブダペスト滞在時から、わりと意識してやってます。同じ旅人さん、これ、やってますか?
トラベルライターとして取材・撮影し、メディアで紹介
トラベルライターと名乗っている以上、文章を書いて、写真を撮って、旅行のウェブサイトで紹介するというのが一番恩返しになるんじゃないかなと。
もっと観光客に来てほしい!ということを相手が言っていれば、喜んでくれるはずです。たとえメディアがどんな規模であっても。
ただ、あなたが真摯な態度で相手に接し、マナーを守って旅をしていることが前提です。そして「もっと日本人に来てほしい」と思ってくれれば、取材はじゅうぶんな恩返しになると思います。
なぜなら、日本語でメディアに掲載すれば、宣伝相手のメインは日本人だからです。日本人観光客を呼ぶには最も効果的です。
これは、あなたの申し出に「いいよ!」とOKしてくれた場合のみ恩返しになると思います。なぜなら、こっちが勝手に掲載することがかえって迷惑になるケースもあるから。
常連さんを大切にしたいお店なら、あなたの記事で人が殺到しすぎて、かえって常連さんがお店に来れなくなると迷惑ですよね。こういうこともあるので、あらかじめ「ウェブサイトに載せていい?」と確認することが大切です。
写真のデータを送ってあげる
これも、相手が「いいよ!」と言ってくれた場合です。勝手に送り付けられたらただの迷惑だから(笑)
相手がイエスと言ってくれれば、私は一緒に撮った写真データをあとで送ります。相手がデジタル機器をもってない場合は…帰国後に現像して郵送すればいいんじゃないかな(やったことない)。
相手がカメラ苦手、もしくは持ってないならもっと喜ぶんじゃないだろうか。
お店の写真を撮らせてもらったお返しに「好きに使っていいよ!」と送ることもあります。ウェブサイトに載せてもいいし、フェイスブックのアイコンにしたっていい。
例えば、相手はスマートフォンのカメラ、自分はミラーレス一眼カメラを持ってる場合。
相手のスマートフォンでも写真を撮ったうえで、自分のカメラで撮った写真を送ってあげるといいと思う。
ミラーレスのほうが明るさの調整やボカシもガンガンできるから、クオリティの高い写真が撮れるしね。
名刺を渡す
みなさん、名刺って持ってますか?
ちょくちょく旅に出たり、トラベルライターしたりするなら持ってたほうがいいと思うよ。連絡先聞いたり教えたりっていう状況、多いです。
帰国してからトラベルライターの仕事をしてると、わからないことが出てくることもしばしば。そのときのためにもアドレスを知っておきたいところ。
取材で相手の名刺をもらったりアドレスを聞いたりするには、まず自分の名刺を渡すこと。
友達になった人と連絡先を交換したい場合にも使えるし、今では私の旅のマストアイテムです。
個人差はあると思いますが、私の場合は
・名前(Kajiyama Shiori、カジヤマシオリ)
・所在地(Nagoya,Japan)
・肩書(トラベルライター、8号車)
・メールアドレス
・SNSアカウント
は絶対に書きます。日本国内だと電話番号も書きます。
なぜなら、パソコンもしくはスマホを持っている人なら、連絡できるからです。
取材でなくとも、お世話になった人に渡すこともしばしば。
その人が「日本に行きたい!」「日本でトラブルに遭った」という時に、名刺を見て連絡してくれれば、役に立てるかもしれないでしょ?
お世話になった人からそういうシチュエーションで連絡があれば、私はお役に立てるように全力を尽くします。
自分なりにアドバイスもしますし、簡単に予算やスケジュールの見積もりもします。
旅中に、現地の人の情報が欲しいなって思うことがよくあるんです。そういう時にじゃんじゃん有効活用してもらえれば、恩返しになるかなと。
私のSNSにアップした写真を見て喜んでくれることも多いです。渡した名刺を「最高のお土産だわ!」と嬉しそうに受け取ってくれることもあります。それだけでも渡してよかったと思えます。
ちなみにカジヤマシオリの名刺は、自分でデザインして印刷したものです。こういう名刺専用のペーパー使えばとっても楽です。
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もう一度旅行に訪れる
これも十分恩返しだと思います。
あなたがもう一度旅行に来て、いっぱい観光してお金を使うのです。お世話になったホステルやサービスをリピートするのもいいと思う。
そうでなくとも、何かしらお金使えばその業界が潤いますから、間接的な恩返しになると思うのです。
まとめ
以上が、カジヤマシオリが旅で実行している、恩返し?になりそうな方法でした。
恩返しになったり、役に立ったりするような方法はこれだけじゃないと思うし、人によってできることも変わる。みんながみんなトラベルライターじゃないもんね。
海外旅行では、ぜったい助けてもらう状況が来ますから。自分なら何を返せるか?この機会に、お金以外の方法を考えてみては?
http://kajiyamashiori.info/my-rule/
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