【なんとかなる!】カタコトの英語でも旅がしやすいヨーロッパの国ランキング

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ハウツー

お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。

最近「ヨーロッパによく行くってことは、英語話せるんですか~?」とか「さぞかし英語がぺらぺらなんでしょうね」とか「英語ができないからヨーロッパに行こうってならない」とか言われることがよくあります。

 

たしかに、ヨーロッパを旅するうえで英語って大事です。

だけどね、ネイティブみたいにぺらっぺらでなくても旅できます。

私の英語なんて超ブロークン、前置詞とか完了形とかめっちゃくちゃですよ。超カタコト。

 

だけどね…ヨーロッパにあっても英語がぜんぜん通じない国もあります。

ヨーロッパを10か国以上旅したからわかる、カタコトの英語でも旅がしやすい国ランキングをつくりました。

(個人的な主観もかなり含まれたランキングのため、参考程度にご覧いただけると幸いです)



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1位 イギリス

イギリスは英語発祥の国、かつ公用語なんだから。文句なしの1位です。

イギリスの英語は、アメリカの英語とはアクセントや発音がちょこちょこ違います。

シチュエーションで使う単語もちょくちょく違う。

基本的に、日本人が中高で習う英語はアメリカ英語

だから「どっちも極めたい!」って理由でイギリスに留学した知り合いもいますし。

私も、実際に旅するまでは「訛りのない美しい英語を話す人が多い」イメージがありました。

 

英語が通じて当然とはいうけれど、同じイギリスの中でも訛りがあるように感じました。

とくに、イギリス北部のスコットランドの人が話す英語は、訛りが強い…?

もちろん通じない、全く理解できないことはないのですが、ロンドンを訪れたあとにスコットランドで過ごすと、その差に驚くかもしれません。

 

地域による訛りは、イギリスの文化を感じることができるシチュエーションのひとつだと思うので、臆せずコミュニケーションを取りに行くのをおすすめします。

私にとっても貴重な体験でした。

あと、イギリスは人種のるつぼ。

移民の多い国ですから、ネイティブのような英語を話せない人もいて当然。

 

私がロンドンでお世話になったエアビー(Airbnb)のホストはイタリア人。

だけど英語も、スペイン語も、ポルトガル語も話せる人でした。

 

母国語以外の言葉でコミュニケーションをとる難しさを知ってるから、私ががんばって英語でコミュニケーションをとろうとする姿勢をほめてくれましたよ。

 

2位 オランダ

国民の約8割が英語を話せるというデータがあるくらい、オランダも英語が通じやすい国です。

私が2度もオランダを訪れたのは、もしかしたら英語が通じやすくて旅もしやすい、という面があるからかもしれません。

オランダ人は、小学校から英語教育を受けています。

かつ移民・難民が多く集まる国だから、日常的に英語を使う機会が多いんだとか。

 

オランダは、昔から海を隔てた国と交易し、異なる文化を積極的に受け入れてきました。

だからか、異なるものにも寛容的。

日本と違ってさまざまなバックグラウンドをもつ人が集まるのもうなずけます。

そんな環境にあるから、英語も共通言語として使われているのです。

 

とはいえ、ネイティブみたいな英語をオランダ人がみんな話すというわけではありません。

その代わり、私が学生時代に親しんだ教科書のような英語を話す人が多いな、と思いました。

難しい単語やネイティブならではの言い回しではなく、無難に伝わる超ベーシックな英語。

英語を母国語としないからこその特徴なのかな、と感じました。

同じく英語が母国語じゃない私にとっても、会話しやすかった。

観光客が行くような場所で英語が通じないなんてめったにないしオランダ人の英語力の高さを尊敬しています。

 

ただ、ね!
オランダ語と一緒に英語表記のあるケースが多いとはいえ、トラムのアナウンスはオランダ語だけだったりする…(´;ω;`)

仕方ない、仕方ない…

3位 ベルギー

オランダのお隣の国、ベルギー。

ベルギーにはベルギー語というものがありません。

その代わり、基本的に国土の北半分ではオランダ語が、南半分ではフランス語が公用語です(一部ドイツ語を公用語とする地域もあります)。

首都ブリュッセルは国土の北半分の中にありますが、両方ともを公用語にしてます。

とはいえ、メインはオランダ語ではなくフランス語です。ややこしい…

 

地域によって言語が違うとはいえ、それにともなって人種が異なるわけでも、宗教が異なるわけでもありません。

見た目だけじゃフランス語なのか、オランダ語なのか、それとも両方話せる人なのか判断できません。

この事情もあってか、共通言語として英語をマスターしている人も多い印象です。

「自分の言語(その人はオランダ語)に誇りはあるけど、初対面の人にどの言語を話すのかいちいち聞くのはまどろっこしい」とアントワープ中央駅の駅員さんは話してましたw

 

首都ブリュッセルは、16世紀からヨーロッパの郵便網の起点でした。

今はEUの主要機関がおかれていることから、とてもグローバルな一面も持ってます。

英語が通じやすいのもわかる気がする。

 

ヨーロッパ以外からの観光客で、オランダ語もフランス語もぺらっぺらって人なかなかいないだろうしな…(笑)



 

4位 ハンガリー

先述のオランダやベルギーほどに「通じやすい」とは感じませんでしたが…

ハンガリーも英語が通じやすい国でした。といっても、カタコトレベルの人も多い。

同じようにカタコトレベルでも話せれば、過ごすのに困らないと思います。

観光スポットやお土産屋さんでは問題ないかと思います。

 

首都ブダペストは通じやすいけれど、郊外の街や市場、蚤の市では通じにくいと感じることがありました。

中央市場ではちみつを買った店のお兄さんはあまり英語が通じなかったし(奥さんは英語がぺらぺらだった)、蚤の市でポストカードを売ってくれたおじさんは一切英語でやりとりできない人でした。

 

なのに「見てってよ!」って店に連れ込まれたw(隣の店のおじさんが通訳してくれてことなきを得た)

あ、観光スポットは問題ないです(二度目)。

 

若い人は英語でやりとりできる人が多いけど、おばあちゃんやお父さん世代の人はドイツ語のほうがコミュニケーションとれる人が多いです。

戦時中はナチス・ドイツと協調していたこともありますからね。

 

 

5位 オーストリア


オーストリアも英語が通じやすい国だと思います。

カタコトレベルでも、わかりやすい単語をいくつか出して伝えてくれることがよくありました。

こちらも、ウィーンやザルツブルクなど、観光スポットの集まる有名な街は通じやすい印象があります。

当たり前に英語が通じるという国ではないので、質問の仕方や地名くらいはドイツ語でメモって持っておいたほうが安心できます。

 

オーストリアはドイツ語圏の国。

ドイツ語は英語に(ぼんやりと)似たつづりの単語も多いし、がんばればニュアンスで意図をくみ取ることもできないわけではないです。

正確には理解できないし、神経かなり使うけどね(笑)

英語が通じにくい?→東ヨーロッパ

私が旅したヨーロッパの国の中で英語が通じやすいと感じた国を挙げてみましたが…

逆に英語が通じにくいと感じたのは、ウクライナやモルドバなど旧ソ連だった国。

いわゆる東ヨーロッパの国々ですね。

有名な観光スポットや首都ではまだ英語が通じる人に出会えますが、郊外ではほとんど英語が話せる人に出会えません。

カタコトの英語すらも通じませんでした…(笑)

 

英語がほとんど通じない国ではどの言語が通じやすいのか?

というと、ドイツ語やロシア語、フランス語やルーマニア語などが通じやすいかと。

モルドバもウクライナも旧ソ連の国ですから、つい最近までロシア語が当たり前のように話されていました。

そういう事情もあってロシア語がほぼ問題なく通じます(国や地域によってはロシアにいいイメージを持ってないこともあるので、万能とはいいきれないけど…)。

歴史的背景から、母国語がほかの国の言葉に似ているという地域もめずらしくありません。

ヨーロッパの国とはいえ、英語=共通言語とは限らないのです。

 

まとめ

ヨーロッパでは複数の国を旅しましたが…日本ほどに英語が通じない国はないと思います。はい!

学校で英語を学ぶチャンスがあるにもかかわらず。

私の家族は私以外、カタコトの英語すらも話せませんし。

ヨーロッパの人々も、日本人がみんな英語ぺらぺらだと思ってないのではないだろうか。

だからか、カタコトでも英語が話せるととても驚かれます(笑)

私の経験からは「カタコトでも大丈夫かな…」と身構える必要はないと思います。

ジェスチャーやニュアンスでなんとかなる場面もありますしね。

あくまでも旅する前の心構えとして、読んでいただけたら。

 

英語が通じやすいヨーロッパの国、ということですが。

もちろん現地語がわかることにこしたことはありません

国によっては、英語よりもドイツ語やロシア語のほうが大切になることもあります。

特に東ヨーロッパに興味があるなら、ロシア語は勉強しておいて損はないと思います。

ウクライナ語もロシア語に似てるし、モルドバでもよく通じますしね。

現地語ペラペラとまではいかなくても、簡単な挨拶や質問が現地語でできれば、人との距離はぐっと近づきますし、喜んでもらえます。

 

英会話スキルがそこそこあっても、現地語の指さし会話帳や簡単な単語のメモを持っておくとかなり役立ちます!

タビトモ会話シリーズは、わかりやすいイラストと現地語&英語の説明があるのでわかりやすい。

重宝してます。

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「英語が話せなくて恥ずかしい」人こそオンライン英会話がおすすめ

一人旅をしたくても、カタコトすらも英語が話せなくて不安…という悩み、よく聞きます。

そういう言い訳をしている人に「英語できなくても旅はできるよ!大丈夫!」とアドバイスしたところで、大半は行動に移しませんね(笑)

カタコトでも話せるように努力したり、とりあえず旅してみたりしてる人はごくわずかです。

 

本当にカタコトでも話せるようになりたい!という人におすすめしてるのが、オンライン英会話。

私はいつもOKPandaという英会話アプリで、外国の先生から英語を教えてもらっています。

行動に移すのが億劫な人も、スマホ一台あれば英会話レッスンが受けられます。

優秀な先生ぞろいということで、かれこれ3年以上お世話になってます。

3年も週1ペースで日本語禁止の時間を作ってれば、さすがにヨーロッパにいて困らない程度の英会話スキルは身に着きます。

 

別にOKPandaである必要はありません。

カタコトじゃなくて本格的なビジネス英会話を身に着けるなら「【BizEnglish(ビズイングリッシュ)】」、予約の取りやすさや安さを重視するなら「ネイティブキャンプ」など、

自分にあうものを見つければいいと思います。







初心者だから、とシャイになるのは英語を身に着けるチャンスをみすみす逃してるのと同じ。

赤ちゃんレベルのろくに英語が話せない生徒相手にも、どうやったら上達するか先生たちは心得てます。

「うまく話せないから恥ずかしい」ってなってるからいつまでたってもカタコト以下なのですよ…

カタコト~旅行英会話くらいなら、オンライン英会話で週1くらいのレッスンを続けてればすぐにマスターできます。

カタコト以下の初心者こそ、オンライン英会話がおすすめ!

 

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