お世話になります。恋人のY氏と5泊6日もウラジオストクを旅したカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
ウラジオストクは軍港。ロシア語では「極東を征服せよ」という意味もあるそうです。19世紀にはロシア王朝の軍事基地となったことも。
ということで、かつては街に要塞がありました。その中でも、現在博物館として公開されているのが、ウラジオストク要塞博物館です(名前そのまんま)。
屋外には戦車や地雷の展示が目白押し!屋内は軍港としてのウラジオストクの歴史を展示!
スタッフさんも軍人風の制服を着ていて雰囲気があった。要塞とはいうものの、街の中心部から歩いてすぐです(高台にあるから階段は登らないといけない)。
とくに軍事マニアにはたまらん場所じゃないでしょうか。ちょっとマニアックな世界へ。
戦車、キャタピラー、地雷を間近で。
入館料はここで払います。軍人みたいなスタッフさんに出迎えられました。もちろん「博物館」の表示もロシア語です。華やかさや整然さ、装飾はなく「軍の施設」って雰囲気そのものです。
左側に並ぶのがいかつい戦車たち、右側が博物館展示。なるほど要塞だった頃もこんな感じだったのか…?
まじまじと見つめるY氏
説明書きはロシア語、またはタイトルだけ英語、って感じでした。
よく見ると筒の中は空洞でした。こんなのにやられたらひとたまりもないですね。
ごっつい戦車と近代的なビル群のコントラスト。いかつすぎる。
赤と緑の魚雷。その上にはまたもや武器。
中の部分が空洞で、どんな構造かわかってしまう。
要塞をお散歩するY氏。すぐ撃墜されちゃいそう。
要塞は軍事施設ながら、キリストとマリアのイコン(聖像)がありました。
要塞だった頃も、軍人さんたちがここで祈りを捧げていたのでしょうか。
敬虔な人の多いロシアだとはいえ。敵の襲来にそなえているときもそうなのかしら。
街の高台にあるため、見晴らしがよいのも特徴です。
港からずっと広がっていく海、近代的な高層ビル。
港町って感じの風景です。なかなかいい眺め。
中の展示はこんな感じ。小さいサイズの大砲(もはや意味がわからない)
かつて要塞だったころの写真や再現図、軍港としての役割を果たしていたころの写真も。この要塞が自然いっぱいの中にあったことがわかります。
やはりモノクロ写真が多いですね。表彰状のようなものもありましたがやはり読めない。
奥のほうには、昔の海軍のお偉いさんの銅像も。
やっぱりニコライ2世をはじめとするロマノフ王朝メンバーの肖像もありました。
望遠鏡を覗くY氏
街を守るための要塞。こんな見晴らしのよい場所にあるのは、敵の襲来をいち早く察知するため。
ということで、遠くの敵もいっぱつで見つかりそうな望遠鏡もありました。
はっ!パンダの襲来だ!!
子ども用にしっかりイスも用意してあります。軍隊ごっこもできちゃいます。
でっかいキャタピラーに戦車、武器に魚雷にと、とくに柵もなく間近で見学できました。
屋外にある展示に関してはそのまま触れても大丈夫でした。手でじかに触れるとそのまんま鉄というか…
日本ではまあ見れないような展示ばかりだったので、楽しかったです。
ただロシア語がわからないと戦車の構造とか使い方とか歴史までは理解できなかったなーと。
それでも、簡単な英語の説明から想像力を働かせて楽しみました。
ミリタリー好きにはたまらん展示ばかりだと思いますよ。
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