お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
アムステルダム市内は宿泊費が高い!
相部屋ドミトリーでも高い!
ということで、アムステルダム市外を観光する日は、
荷物の運搬が大変だけどその街で宿泊することに。アムステルダムから出ると結構宿泊費抑えられます。
朝6時半頃にアムステルダムの空港に到着。そこからデン・ハーグへ移動し、デルフトを観光しました。
アムステルダムから日帰りできるスケジュールですがね…
デルフト内に相部屋ドミトリーのある施設は皆無、ホテルも予算におさまらず、
デン・ハーグにある宿泊施設の女性専用ドミトリーに1泊してみました。
1泊したのがこちら。ホステルチェーンの「Stayokay Den Haag」です。
1泊39ユーロ+5.35ユーロ(観光税)でした。
Stayokay(ステイオーケー)系列のホステルはオランダ各地にありますね。ですが利用ははじめて…
チェーンなら相当悪いということはないだろう!と思いつつ、口コミを見るといろんな内容があるわけで…
どんな施設だったのか?
女性専用ドミトリーの様子やアクセスなどを紹介します。
目次
部屋(客室)
個室にファミリールームにドミトリー、部屋はさまざまですが…
今回泊まったのは女性専用ドミトリー(4人部屋)。
Booking.com等の予約サイト経由では女性専用ドミトリーが表示されなかったので、公式サイト経由で予約しました。
2段ベッド上段を使用。ベッド周りは清潔でよかったです。
枕元には顔が隠れる壁があり、そこに電源(Cプラグ)や読書灯、スマホ等を乗せられる台がありました。
満室でしたが他の女性客も静かに過ごしていました。ほっとしました。
ただスーツケースを広げるスペースはあまりなく…ふたり同時に荷造りが始まると大変でした(笑)
ひとりひとつロッカーがあります。スーツケースは入りませんがコートや靴等は入ります。
鍵をかける場合はコードが細めの南京錠を持参しましょう。
トイレとシャワーは共用ですが、部屋の中にあるため完全に女性専用です。それぞれ別になっていて、カギのかかるドアがありました。
あと洗面所も別で設置されてました。
トイレやシャワーが使用中でも洗面所は使えます。女性専用ドミトリーだけかもしれませんが…
ただ150cmの私には鏡と台の位置が高い(笑)
ホステルでは当たり前ですがタオルはレンタル制。シーツ等リネン類は価格に含まれています。
ハンドソープや確かボディーソープは備え付けがあったと思いますが、歯ブラシセットやシャンプー・リンス等はないため自分でご用意を。
部屋のカギ
部屋のカギはカードキータイプで、ドアノブの上のセンサーにタッチして入室します。
荷物預かり
チェックイン前とチェックアウト後の荷物預かりは無料です。
フロントのスタッフに「荷物を預かってほしい」と声をかけると、鍵を渡してくれます。
フロントから少し左のほうにある扉を鍵で開けて、階段を降りたところが荷物預かり室です。
荷物を置いたらフロントに戻って鍵を返却。
荷物預かり室はスタッフと鍵を渡した宿泊客しか入れないものの、
スタッフが荷物を把握しているわけでもなく、
荷物の取り違えや盗難の可能性もあるため、必ず鍵をかけておきましょう。
荷物自体に鍵をするだけでは不安だったため、
自転車の鍵を使って、荷物と棚の脚をつないでおきました。
共用リビング
1階の大部分は共用リビングです。朝には朝食会場にもなります。
それ以外の時間帯はカフェ&バーとして営業。
ビール・コーヒーなどのドリンクや軽食を注文できます。
宿泊客であれば、特に何も注文せず座って過ごしていても何も言われませんでした。同じスペース内に無料のウォーターサーバーもあります。
めっちゃおしゃれなデザインですよね…
外から持ち込んだフード・ドリンクは飲食禁止!!
驚いたのですが、こちらの共用リビングではカフェ&バーで注文したものや朝食バイキングのみ飲食OK。
近くのスーパーやカフェでテイクアウトしたものを、持ち込んで食べることはできません…
スーパーで買ってきたものをテーブルの上に置いていた(食べてはいない)ら、
かなり強い口調で注意されました。食べてないのに…
この件について、ホームページ・施設内やチェックイン時の注意喚起・表記はありませんでした。
常にスタッフさんが目を光らせているので、こっそり飲食もできず、
注意された時点で共用リビングを使うのはやめました。
でも、1階にはスナック類やジュースの自販機があります。
これらも飲食もNGなんでしょうか?
近くのスーパーにもありそうなラインナップだったので、
持ち込みしたかどうかの判断がしづらいと思うんですが…
とにかく、レストランやカフェに入らずスーパーのお惣菜で節約したい派の人は泊まるべきではないです。
お店にひとりで入りづらいひとり旅だと、必然的にスーパーで買ったもので済ませることになると思うんですが…
私にとってはかなりマイナスイメージ、減点ポイントです。
あとキッチンもないので、自炊して節約したい人にもキツそうです。
この施設だけかもしれませんが、チェーン系なのでアムステルダムやユトレヒト等ほかの施設も共通ルールなのかも。
スーパーで買ったものを食べたい人は、予約前に確認がマストです。
総じて清潔・静かだった
女性専用ドミトリー、共用シャワー・トイレ
共用リビング、廊下…
総じて清潔でした。
ゴミや汚れはほとんどなく、ちゃんと清掃が行き届いています。
共用シャワーやトイレも同様に。
1日1回はどこかしらで清掃が入っていることが伺えます。
ドミトリーの水回りなのに清潔なほうだと思います。
同室の女性4人以外に使う人がいないのもあると思います。
あと綺麗に使ってくれたのも。
ドイツのベルリンで泊まったGeneratorホステルやワイマールで泊まったa&oホステルもですが、
チェーン系のホステルってすっげー不潔でやばいって経験はないです。
クオリティがある程度保証されてる?というか。
マニュアルとかデザインとか統一されているからかな。
相当悪いということはないのかな。
中央駅や繁華街から少し離れているのもあってか、騒がしくない環境。
1階の共用スペースや隣部屋からの音もほぼ聞こえなかったし。
ドミトリーなので同室の女性たちの出入りやシャワー・トイレの音がするのはしかたないですが、それを踏まえてもやはりマナーがよかったのか。
ほかの人がうるさい、と不満に思うようなこともなく。
どう感じるかは人それぞれですかね…
アクセス
最寄り駅はデン・ハーグHS駅です。徒歩8分ほど。
道も整備され、坂道はほとんどなし。
デン・ハーグ中央駅からも一応徒歩圏内なのですが、石畳の道がガタガタでスーツケースが引っかかりまくり、20分近くかかりました。
汗だくになりました…
HS駅は各停列車のみ停車。アムステルダム等からだと途中で各停への乗換が必要になりますが、大きなスーツケースがあるときは中央駅から歩くよりもまだ楽です。
クラシックなこちらの駅舎がHS駅です。
目の間にデルフトや中央駅に向かうトラムの停留所あり。
駅の目の前にJUMBOやアルバート・ハインなどスーパーがいくつかありますが、
前述のとおりホステル内に持ち込んで飲食ができないため、お土産探しにしか役立たないです。
ごはんの調達にはほぼ役立たないため割愛
とりあえず徒歩圏内に鉄道の駅があるのは最低限譲れない条件だったんで、助かりました。
総評:清潔で静かだったのに…連泊はキツそう
オランダにしては低価格で女性専用ドミトリーがあり、清掃も行き届いている。
駅からアクセスが悪くない。
かなり良いホステルだったのですが、キッチンや湯沸かしポットが使えないうえ、
共用スペースで外から持ち込んだものを食べられないのが痛い。不便極まりない。よって私が連泊するのはキツいと思いました。
今回のように1泊ならアリかなあ…清潔で静かだったし…
「Stayokay」はオランダ国内に複数展開しているホステルなので、デン・ハーグ以外の街でも部屋の様子やインテリア等は共通していそうです。
ホステル内で水以外を飲食できなくても大丈夫なら検討してみてください。
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