お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です!!
今日は何の日?
…そう、映画「パディントン2」の公開日です!
「パディントン」の続編ということで…
ロンドン大好き!パディントン大好き!な私は、公開日当日に見に行ってまいりました。
見どころを簡単にまとめたレポートです。
期待を裏切らない、パディントンの暮らしぶりがそこにはありました(笑)
ネタバレは極力しませんっ!
目次
いきなりの死亡フラグ…パディントンって何者!?
この映画、いきなり死亡フラグから始まります。
といっても本当にパディントンが死亡するわけではなく。
彼の生い立ちと現在の暮らしを説明するための演出でした(笑)仮に「パディントン」を見てなくても、すっと物語に入っていけます。
絶体絶命の状況をクマの夫婦に助けられた幼いパディントン。その後彼は憧れのロンドンへ行き、人間の家族「ブラウン一家」のところで居候をしています。
という説明ですね。家族のラインナップもかくかくしかじか…
ロンドンへ行くというのは、パディントンを助けたおばさんの夢でした。
パディントンを育てることになった彼女はその夢は叶うことなく、今は老クマホームにいるらしい。
「パディントン2」は、パディントンが大切なおばさんの誕生日プレゼントを買うために(超高価)、はじめてのお仕事を体験する、というストーリー。
しかし、働いたことのないパディントンにとって、お仕事は難しいことだらけ。一度クビにもなったけど、持ち前の明るさとやさしさ、彼の「もふもふ」を生かして、誕生日プレゼントのための貯金をどんどん増やしていきます。
街の人が彼に心を開いていく様子もまた微笑ましい。
だけど、パディントンが目標にしている誕生日プレゼントが引き金で、彼は罪を着せられ、刑務所行きに…!
あらすじはこんな感じです。パディントンは無事、無実だということを証明できるのか!?彼の居候しているブラウン一家も、助け出そうと奔走しています。
頭を使った奔走劇に「おっ」てなりました。
紳士なクマが、真顔で素っ頓狂なことをする
パディントンのどこが愛らしいかって?
そりゃ、めちゃくちゃな失敗を真顔でやっちゃうところだと思います(笑)
本人はいたって真剣なのに、やってることはもうめちゃくちゃだし、いろんなものこわしてるし…(笑)
それでも愛されているのは、愛嬌があるから…だけじゃなく。
とても正直で、うそがつけなくて、間違っていることはそうはっきりと言えるから。彼を育てたおばさんが、きっとそういう教育をしていたんだろうなと想像できます。
紳士というよりも、正直でまじめだという印象です。
それともふもふですよね。やっぱりかわいい…
「飛び出す絵本」のロンドンを、おばさんとめぐる回想シーン
パディントンが働くきっかけとなった、「飛び出す絵本」。
それは、ロンドンの名所を、飛び出すしかけ付きで楽しむというもの。
セント・ポール大聖堂やタワーブリッジなど、ロンドンのザ・観光名所ばかり。
パディントンは、仲良しの骨董店でこの本を見つけ、ページをめくるたびに…
大切なおばさんと、飛び出す絵本の世界でロンドンを見てまわっている、というシーンがあります。
絵本の世界の中で、あこがれのロンドンを楽しむふたり。だけどそれは回想で、すぐにパディントンは現実に引き戻されます。だって、その絵本、超高いから。
そんなこんなで働くことになったのです。
だけどある日、仕事を終えた夜、憧れの絵本をお店の外から眺めていると…
店の窓が割られ、泥棒が入っているじゃありませんか!
正直でまじめなパディントンは、泥棒を捕まえようとするものの、泥棒はあの絵本を持って逃走。パディントンも必死に追いかけましたが追いつかず…
その場にいたことが目撃されていたパディントンは、泥棒ではないのに、罪を着せられ刑務所行き…
この絵本に隠された秘密が、パディントンの運命を握っています。犯人捜しに奔走するブラウン一家と、無実であることが証明できると信じているパディントン…
この物語は本当に、目が離せないです。
フラミンゴピンクの囚人服(笑)
(写真はイメージです)
これに関しては実際に見てみてください…
こちらの予告版でもフラミンゴピンクの一部始終がご覧いただけます。
刑務所でも安定のドジっぷりで、囚人服をフラミンゴピンクにしてしまったパディントン。
素直なあまり周りの反感を買うこともあったものの、おばさん直伝のマーマレードでピンチを切り抜け、いかつい囚人たちと仲良くなります。
この囚人たちも、パディントンの冒険にふかーくかかわってきますよ。
さすがヒュー・グラント!
名俳優として名をはせるも、今は落ち目のフェニックス・ブキャナンを演じたヒュー・グラント。
彼の演技も見どころだと思うんですよね。落ち目の俳優なんて演じるの難しいと思うんだけど…(笑)
役者という職業は、別のものになりきって、見ているものをだます。とでも言いたいのだろうか…巧みな変装で周りをだまし、まさに神出鬼没…
安っぽい着ぐるみ姿で、ドッグフードのCMに出ていたのもおもしろかった(笑)
舞台はロンドン!パステルカラーのポートベローに住むクマ
パディントンが住んでいるのは、ポートベロー・ロードという場所。彼がぬれぎぬを着せられるきっかけになった絵本のある骨董店も、この通りの街角にあります。
映画「ノッティング・ヒルの恋人」をはじめ、ロンドンを代表する写真映えスポットといっても過言ではない。私の大好きなエリアです。
ノッティング・ヒル地区にあるポートベロー、おしゃれな流行りのショップが多いという一面と、高級住宅街という一面があります。
ブラウン一家はたぶん裕福な家庭ですね…
パステルカラーの建物が並びます。ショップの看板もかわいい。
昨年は私の大好きな!超特急のタクヤさんがここ、ポートベローで写真集の撮影をしていました。お気に入りのカップケーキ屋さんにも行ってて感動です…
ポートベローで大人気の、超カラフルなカップケーキ屋さん「ハミングバード・ベーカリー」はたびねすで紹介したことがあります。
超カラフルなのにおいしい。
ロンドン・カップケーキブームの火付け役!?「ハミングバード ベーカリー」
ポートベローをはじめ、ロンドンの写真映えスポットも解説しています。
もちろん、パディントンが写真映えしないわけなく…!
パステルカラーのかわいい建物が並び、観光客でにぎわうポートベローを、赤い帽子にダッフルコートのクマがぽてぽて歩いていく。
かわいくないわけがない(笑)
他にも、ロンドンの名所が目白押し!もう、ロンドン好きにはたまりませんでした。
ロンドンに行ってみたい!ロンドン大好き!という人は、見て損はないですよ!
おまけ
映画を見終わった後、帰ろうとしたらパディントンがお出迎えしてくれました。
「やあ!楽しんでくれましたか?」とでも言いたげなパディントン氏。
トレードマークのダッフルコートと赤い帽子、決まってます!
女子高生に大人気でした。
どこまでも腰が低いパディントン。この人気も、この姿勢があるからでしょう。
見習います…
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