お世話になります。ロシアの極東ウラジオストクにカップルで行ってきたカジヤマシオリです。
5泊6日目のウラジオストク旅3日目、Y氏のおひるねタイム明け。
(恋人のY氏とウラジオストク5泊6日のスケジュール、もう読んでくれましたか?↓)
滞在していた「マリンウェーブ」ホテルから徒歩5分くらいの
「アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館」へ行きました。
博物館自体は考古学の展示がメインですが。
展示物の様子とか紹介する前に、
まずこの博物館、看板猫がいます。
めっちゃかわいかったのでその紹介から(真顔
目次
アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館で猫と遭遇した件
入り口でお金を払ってチケット購入。
平日の3時過ぎはぜんぜん混んでなくて、中国人観光客しかいませんでした。
クロークにコートを預け、いざ見学。クローク横にはカギのかかるロッカーもあり、ショッピングの後で荷物多いときもよさそう。
と思ったら…
クロークのカウンターすぐそばに猫さんが座ってました。白と黒の猫さん。
かわいすぎる
コートを脱ぐために荷物をおいたり、腰かけたりするソファのうえで、窓の外を眺めています。外って車と建物しかないと思うけどなあ…
ふいっと顔を向けた瞬間もかわいい。
ぜんぶ見学し終わったあと、1階展示室の入り口で猫さんと再会
あああ、イスの上で丸まってるよ。監視員さんが座るところでしょもう。
日当たりがよかったのかすやすやでした。撫でても逃げたりひっかいたりされませんでした。
ほんとうに毛並みがよくて触り心地バツグンです…見学そっちのけで撫で続けるところだった。
この猫ちゃん、スタッフさんが飼っている子みたいです。どの人が飼っているのか、名前とか聞けばよかったな…
博物館のことは↑のガイドブックにもちょこっと載ってたけど、この子のことは載っていませんでした。
展示物の中にはガラスケースに入ってないものも多かったのですが、
この猫ちゃん、私が見る限りでは粗相することなくこの博物館で気ままに過ごしているみたいです。
とくに制限されることなく、1階エリアを歩き回っていました。
気ままな感じに癒されました。
Y氏はあまり興味がなさそうでしたが←
【展示】考古学的な常設展示、ウラジオストクにまつわる特別展
さて展示の話を。
アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館の常設展は考古学的な内容でした。
古代の石棺を前に興味津々なY氏
ウラジオストクやその近辺、沿岸地方で発掘されたものがメインです。歴史は旧石器時代~
やはり人の石像は頭の部分が弱いのかしら。もげてる。
中には北朝鮮や中国エリアで発掘されたものも。
どこかアジア的な装飾が施されていたり、お寺に関するものもあったりして。ロシアでこういうアジア系のものを見かけるの、なんかシンパシーを感じるよね。
なんだか、北海道に行ったときに見たアイヌ民族と似た雰囲気があるような
Y氏は楽しそうに常設展を見てました。
特に自分の興味のある弓。古代の遺跡から発掘した矢じり的なものを前に、どの部分なのか解説していました。結局わからんかった
(元弓道部、大学時代に東海大会優勝経験あり)
弓
何とも言えない装飾品たち
2階では特別展も開催中でした。こちらはあまり考古学的な展示ではなかった。
ロシア革命~戦後にかけてウラジオストクで活躍した写真家がおさめた現地の景色展、
ロシア革命直前にヨーロッパから移住した女性の半生をたどる展示、
ロシア革命中に他国へ亡命した人々が、(革命が落ち着いたら取りに戻るつもりで)屋根裏や川岸なんかに隠していた財産の展示も。
近代のウラジオストクの風景や歴史を学ぶには興味深いものばかりでした。
(特別展のため、現在は終了しています)
やはりロシア革命ってロシアの歴史を語る上では欠かせない事項で。
ウラジオストクの街でもそうだったことがうかがえます。
それぞれの展示には日本語のキャプションはなく、英語ORロシア語のみ。
セクションごとに日本語での簡単な説明をしたパンフレットは置いてありました。
(展示ひとつひとつへの詳しい説明ではなかった)
特別展は日本語パンフレットのないものも。
カタコトでも英語のスクリプトが追えないと退屈するかも…です。
私はもっとじっくり見たかったのですが、Y氏が
博物館苦手…常設展はまだわかったけど…英語わかんない…お酒…
Y氏は途中からソワソワしていました。
まあしゃあないか、ざっと見れただけでも〇かな
ウラジオストクやその周辺の歴史を知れる展示が充実しています。
少しでもこの地方に興味があれば楽しめるはずです。
アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館
住所:Svetlanskaya St, 20, Vladivostok, Primorsky Krai
開館時間:10:00~19:00
料金:400ルーブル(約800円)
滞在時間:1時間半
アクセス:
ウラジオストク地下道出口すぐそば
かつてこの建物に住んでいた探検家のウラジーミル・アルセーニエフにちなんだ博物館の名前。20世紀の前半には日本の横浜正金銀行として使われていたこともあります。そういうのにふさわしい重厚感ある建物だったよなあ、と。
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