お世話になります。カップルで韓国を旅してきたカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
もう3度も渡韓していると、旅行する前に知っておいた方がいいことってなんとなくわかってきます。
日本に近いのに、カルチャーショックを受ける場面が多々ありました…
今までの韓国旅行での経験をもとに、はじめてソウルへ行く前に知っておきたいことを紹介します。
目次
観光
ソウル観光、歴史ある建物めぐりや美術館で過ごすのが楽しかったです。
観光の前に、知っておくとお得な情報をまとめます!
チマチョゴリを着ていれば景福宮・昌徳宮は無料で入れる!
ソウルを訪れたら、朝鮮王朝時代の建物めぐりは外せません。
韓国を代表する古宮「景福宮」や世界遺産にも登録された離宮「昌徳宮」など、韓国の歴史を物語るような豪華な建物ばかりです。
守門軍の交代儀式を見たり、貴重な展示を行う博物館に寄ったりして。
韓国の時代ドラマが好きな人にもたまらないはず。
そんな景福宮と昌徳宮は、チマチョゴリ(韓服)を着て訪れると入場無料になります。
たくさん観光したい人にはかなり嬉しいと思う。
チマチョゴリを着てソウルを観光するのってすごく楽しい。
かわいいチマチョゴリを着てるとテンションも上がります。お手軽な非日常。
チマチョゴリなんて持ってる人そうそういないと思うけど、景福宮や昌徳宮の周りにはレンタル店がたくさん集まります。
着付けまでやってくれて安心だし、かわいいチマチョゴリがよりどりみどり!
絶対にいい思い出になりますよ。
実際にレンタル店「ビョルグント韓服」で着付けてもらい、風光明媚なソウルの街を4時間観光してみた記事↓
「ビョルグント韓服」は日本人の店員さんいたし、チマチョゴリの細かい好みまで聞いてくれてほんとよかった。
無料の日本語ガイドツアーで理解を深める
歴史ある場所を訪れたら、もっと理解を深める場所にしませんか?
景福宮や昌徳宮はもちろんのこと、「徳寿宮」や朝鮮王朝の歴代の王や妃の魂が眠る「宗廟」でも無料の日本語ガイドツアーがやってます。
韓国語じゃなくて日本語で理解を深められるガイドツアーです。
日本語ガイドさんが韓国の歴史や文化をまじえつつ、ユニークに説明してくれます。
建物によって回数や開始時間が異なるので、公式サイトで確認を。
参加する際は集合場所に行くだけでOKです。だいたい入り口近くが集合場所です。
予約なしで参加でき、しかも無料というのは嬉しいですね。
交通
ソウル中心部の移動となると、地下鉄・バス・タクシー・徒歩がメインになるでしょう。
だいたい日本と交通事情は一緒なんだけど、注意しておきたいことがちょくちょくあります。
タクシーは安い。早朝・深夜にも便利
韓国のタクシーは日本に比べて安いと思う。
ソウル中心部から仁川の空港まで40分ちょっと走っても60000ウォン(約6000円)くらいでした。
早朝はとにかくハイスピードで走ってくれます。
大通りなら早朝でも深夜でもかなりの数のタクシーが走ってます。
ホテルのスタッフさんに呼んでもらわなくても、乗りたいときにつかまえやすい。
今のところぼったくりに遭ったこともないです。
日本語の通じる人はあんまりいないけど、行き先をローマ字読みで伝えられれば無事に着けるはずです。
心配ならハングルで地名の書かれた地図をネット印刷しておくといいかも。
地下鉄が便利
ソウル中心部の移動は地下鉄も便利です。
現在、ソウル中心部には9つの地下鉄路線が存在します。
中心部にあるたいていの観光スポットは地下鉄でアクセスできるので、観光には地下鉄がマストです。
タクシーも安くて便利でしたが、日中の短距離移動なら地下鉄のほうが便利だと思います。
なぜなら、ソウル中心部の道路は渋滞しやすいから。
結果的に地下鉄のほうが早く着くかもしれません。
「T-Moneyカード」が便利。ひとり一枚必須!
地下鉄やバスに乗る回数が多いなら、ひとり1枚は「T-Moneyカード」を持っておくべき!
日本でいうSuicaカードのようなものですが、韓国では1枚5000ウォン(約500円)と格安。駅やコンビニでも買えます。
駅の自動券売機でチャージOK。改札でピッとかざすだけ!
乗るたびに券売機に並んでチケットを購入する必要がなく、時短にもなるはず。
さらに、運賃割引もあります。
地下鉄に乗ると、基本料金が現金払い時より100ウォン引きで1350ウォン(約135円)に運賃割引適用。これは助かる!
(くれぐれも残高不足にはお気をつけて)
急ぎじゃないとき、こまめにチャージしておくといいですよ。
食事
旅先の食事は旅全体の満足度を左右する、と思ってる。
意外と市場メシやテイクアウトがうまい
ディープな韓国を楽しみたい人には市場メシをおすすめしてます。
市場内に美味しい韓国グルメを堪能できる屋台があることも多く、出てくるのが早いし美味しい。ハズレなし。
とくにおすすめは、鍾路5街駅そばにある「広蔵市場」。
アクセス便利なのに、韓国グルメを網羅した「グルメ通り」が市場内にあります。
ビビンバやチヂミ、トッポキやキンパなど、韓国グルメがひととおり揃ってます。
日本語メニューもあるから韓国語が分からなくてもちゃんと注文できるはず。
お店の人もフレンドリーです。
あとテイクアウトもおすすめ。チキンやキンパなどをテイクアウトして、ホテルで乾杯するのもよいかと思います。
テイクアウトとあなどるなかれなお味です。
安く手軽に美味しいものを食べたい人にいいかもしれません。
激辛グルメだけが韓国グルメじゃない!
辛いコチュジャンたっぷりかかったビビンバ…
韓国グルメって、勝手に激辛を想像してませんか?
「韓国は食べ物が辛いだろうから、行けないなあ…」とNOT辛党な友達が言ってました。
実際にいろいろ食べてみてわかったんですが、意外と辛くないグルメもありますよ。
(たしかに辛いグルメは多いけど)
↑あったかカルグクス。辛いのが苦手ならキムチを断ってもOK
タッカンマリやデジカルビ、チヂミやキンパ、カルグクスやソルロンタンなどなど…
挙げたらキリないです。
辛い物が苦手なら、辛くない韓国グルメだけを制覇する旅もいいかも。
料理にはからーいコチュジャンやサムジャンが小皿で添えられていることもありますが、辛いのが苦手なら無視してOKです。
お店によっては辛み具合を調整できることも。スタッフさんに相談してみましょう。
24時間営業の韓国グルメ店も多い
観光に嬉しいのは、韓国グルメのお店って24時間営業なことが多い。チェーン店でなくとも。
気が向いたときに韓国グルメが楽しめるのは助かります。
観光に夢中すぎてご飯のタイミングを失った、ってことにならないから安心。
朝ごはんから贅沢に鍋、なんて使い方もできるわけです。1日3食韓国グルメとかとか(笑)
ひとりごはんがしづらい…?
こういう大皿料理とかね
ガイドブックでおなじみの老舗や有名店では、ひとりごはんお断り…とはいわずとも入りづらい雰囲気なことも。
そもそもおひとり様OKなメニューが用意されておらず、2人前以上~の注文しか受け付けてくれない、大人数でシェアするのが前提のメニューしかない、なんてこともしばしば。
韓国でのひとりごはんは難関です(ほかの国でもよくありますが)
そんな韓国でのひとりごはんの極意は、
- ピーク時間をはずす
- 市場、フードコートはひとりでも気軽に使える
- チェーン系カフェやテイクアウトを活用するのも◎
- スーパーで辛い袋麺を買って、自炊もアリ
これでなんとかなるはずです。ひとりだから韓国グルメが楽しめない、なんてイヤだもん。
両替は、空港よりも街中で!
両替は日本国内や現地の空港ではなく、なるべく街中で行いましょう。
街中のほうが断然レートがお得です。もちろんお店によってレートはまちまちですが、
明洞や東大門エリアならあちこちに両替所が見つかるはず。両替に困ることはないでしょう。
ほかの観光エリアにはまばらにしかなかった印象。
(だいたいお買い物スポットが集まる場所ならあります)
ソウル駅構内にもありますが、街中のほうがレートがよかったです。
宿泊は東大門周辺が穴場かも?
ソウル市内でホテルを取るならどこがいいですか?
と聞かれることが多いのですが、ショッピングもグルメも観光も楽しみたいなら東大門(トンデムン)周辺、と答えます。
地下鉄東大門駅の周辺は騒がしいので、そこから徒歩10分圏内、または地下鉄で2~3駅くらいのところが丁度いいかも。
とくに鍾路3街・5街駅周辺はひとり旅やカップルにちょうどよいゲストハウスやホステルが集まっています。
ショッピングの楽しい東大門や世界遺産「昌徳宮」「宗廟」へのアクセスも便利。
そして広蔵市場もすぐそば。明洞やソウル駅へもアクセスが楽。
仁川空港からは直通のバスがあるほか、ソウル駅で地下鉄1番線に乗り換えれば電車でもアクセスは簡単です。
鍾路3街駅周辺に滞在すれば楽しめることを記事にしました↓
街中にあるものの、大通り沿いじゃなければ夜は静かです。
かといって人通りが少ないわけじゃなく。ひとり旅にもおすすめしてます。
郵便局は、8月15日はやってない!
日本にポストカードやショッピングの戦利品を送りたい人は、その日が祝日かどうか確かめた方がいいかも。
なぜなら、8月15日(日本では終戦記念日、韓国では独立記念日)は郵便局がやってなかったからです。
この日に限らず、土日祝は同じ状況かも…
日本と違って、切手は韓国のコンビニで買えません。うう
どうしても送りたい場合は
- ホテルやお店のスタッフに代行してもらえないか確認する
- 切手は、個人商店でワンチャン買えるかも
郵便局が祝日でやってなかったとき、切手を地下街の個人商店で買いました。
無事買えたし、日本にも届きました。
パック等コスメ類はスーツケースの中へ
ペコちゃんのマスクはもったいなくて使えてない
よく女子から聞くのは、ソウルで買ったコスメを日本に持ち帰るとき、つい手荷物に入れて飛行機に持ち入ろうとしたってエピソード。
国際線に乗るとき、手荷物にできる物品の種類・量は限定されています。
液体類もそうで、ペットボトルの飲料水はそもそも荷物検査で没収されるし、コスメやはみがき粉、使い捨てコンタクトレンズなどは規定サイズ以下の小さいものだけ持ち込めます。
こまごまとしたものはチャックつきの透明な袋(ジップロック的な)にまとめて入れて、荷物検査で提出。理由はさておき。
(路線や航空会社によって少しばらつきがあるので、詳しくは公式サイトで確認を)
国際線に乗り慣れている側からすると常識なんだけど、
旅慣れていないとつい手荷物に入れがち。
気を付けていても「うっかり」しちゃって、せっかくお土産に爆買いしたパック類が没収されちゃった…って。
パックも検査にひっかかるよ!
コスメのショッピングが目当てでソウルへ行く女子も多いと思います。
くれぐれも手荷物に入れずに、スーツケース等に入れ預け入れ荷物にして、チェックインカウンターで預けましょう。そうすればちゃんと持って帰れますよ。
トイレットペーパーを流せないことも…
これに関してはしゃあないです。韓国の下水道事情はそれほど良くないらしいです。
トイレットペーパーを流せないトイレ、よくあります。
その場合は、便器の横に使ったトイレットペーパー用のゴミ箱が置いてあります。
ええ、ウォシュレットのあるトイレもそうそうないです…
トイレットペーパーも、ザラザラで固いことも…
流せないトイレにはちゃんと注意書きがあるはずなので、使う前にそれらしいものがないか確認しておくとベター。
あとゴミ箱も。
CMで見たことある気がする↑
ムリなら携帯ウォシュレットを持ちあるくか、もう耐えられないなら韓国は諦めたほうがよいかも…
Y氏にはなかなかつらかったようで(笑)
ソウル滞在をもっと楽しむために
観光や交通、食べ物のことをメインにあれこれ挙げましたが…
ここで挙げたのは、知っておくとお得なことだけでなく、知らなかったじゃ済まされないことも多いです。
スケジュールはノープランでも楽しいけど、知らなかったじゃ済まされないことくらいは把握しておきましょう。
せっかくの楽しいソウル観光が台無しになっちゃうからね。
観光以外の項目は、ソウルだけじゃなく大邱や釜山での旅行にも言えることだと思います。
知っておけばもっと楽しくなるはずです♡
不安でいっぱいならガイドブックを買うのもアリ。
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