お世話になります。カップルで韓国へ行ってきたカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
2019年8月、T-Way航空を使ってソウルへ行きました。
日韓関係が「史上最悪」なんて言われてるこんな時期に、就航開始直後でかなりリーズナブルでした。お盆休みで予約が殺到する時期に、ひとり往復3万ちょいって…LCCだからと割り切っても安くないすか…
とノリノリで予約したけど、ひとつ気がかりなことが。
それは、フライトの時間。セントレア発着の便って時間がとっても極端。
行きが
20:30セントレア発 → 22:50仁川(ソウル)着
帰りが
6:55仁川発 → 8:45セントレア着
早朝と夜…って組み合わせでした。
背に腹は代えられぬ、なんとかなるさ!と信じ、実際にこのスケジュールで行ってきました。
はたして、こんなスケジュールでも大丈夫だったのか?深夜・早朝のおすすめ移動手段は?などなど、しっかりレビューします。
T-Way航空でなくても、夜にソウル到着・早朝に帰国ってフライトを検討している方は、ぜひ参考に。
目次
【セントレア夜便】終電に間に合うか?
セントレアを20:30に出発し、仁川国際空港への到着は22:50予定というフライト。
このスケジュールを見て、まず不安に思ったのが「終電に間に合うか?」ということ。
というのも、ソウル中心部への交通手段はおもに3つ。
・空港鉄道A’REX(一般列車・直通列車)
・リムジンバス
・タクシー
タクシーは高くつくし、乗ったことがある空港鉄道かリムジンバスがいいな、と思ってたんですが…
鉄道は終電が23時台(ソウル駅が終点の一般列車は、23:39発が終点)。リムジンバスも、移動が24時以降になると深夜バスしかなく、1時間に1~2本しか運行していないという。
(深夜バスの経由地・時間に関してはコネストさんが詳しいです。グーグルマップでも検索できます)
と不安だったのです。
フライトの時間に対して終電早すぎんか?
もう間に合わないと踏んで、到着してすぐに移動できるよう日本であらかじめタクシーを手配しておくか?とも考えました。
終電に飛び乗ったとしても、終点のソウル駅からホテルのある鍾路エリアへの移動が残っています。
ソウル駅への到着は24:38。地下鉄やバスの終電はとっくに過ぎており、タクシーOR市内深夜バスで移動しなきゃいけない。空港からホテルまでタクシーで行くよりは明らかに安上がりだけど…
ソウル駅でちゃんとタクシーに乗れるか?と不安でした。
ということで、
終電に間に合えば:空港鉄道でソウル駅まで→タクシーで鍾路のホテルへ
間に合わなければ:ちょうどよい時間にバスが来れば深夜リムジンバスで。ウン十分もバスを待たなきゃいけない場合は潔くタクシーを使う。
空港鉄道(一般)なら、ひとり4850ウォン(約485円)と格安なんです。
フライト中も、終電に間に合いますように!とそのことがずっと気がかりでした。
予定よりも早く到着しました
フライト、遅延しませんように…とひたすら願ってました。
その甲斐あって?セントレアを定刻どおり出発。仁川国際空港に到着したのは22時過ぎくらいでした。
あれ、予定より1時間ちかく早いぞ…時差とかかな…?気のせいかな…?
と淡い期待を抱きはじめた私たちが目にしたのは…
イミグレに長蛇の列
広いターミナルを移動し、イミグレーション(入国審査)へ。
そこには長蛇の列。
22時台に仁川国際空港に到着するのは私たちだけじゃなかったようで。東京や他の国からの利用客で、何重にも列が折り返し…
カウンターは6~7つしか開いてないのに、たぶん200人近く並んでたと思います。
私たちもへっとへとな中、1時間くらい並んでようやくイミグレ通過。
指紋の登録とパスポートのチェック、入国カードの回収だけで何も会話がなかったので、2~3分で終了しました。
なんだかんだ言ってイミグレを通過したのは23:20くらいでしょうか。結局ぎりぎり!
イミグレにめっちゃ時間がかかったからか、すでに預け入れ荷物は自動レールの上に放置されており(笑)
急いでスーツケースを回収。すぐに空港鉄道の乗り場へダッシュ!
空港鉄道の乗り場は地下1階。なんとか間に合った!
でもね、仁川国際空港ってめっちゃ広い。
第1ターミナルから空港鉄道に乗る場合は、地下1階まで行かなきゃいけないのです。これが遠いんですよ…
重たいスーツケースを押して歩くのはなかなか大変でした。
終電が迫ってなければそうでもないと思うけど…
チケットはこの自動券売機で購入。購入した時点で23:33でした(明確に覚えている)
ということで、終電になんとか間に合いました!
たぶん早めに到着してなかったら深夜バスコースでしたね(笑)
ソウル駅で深夜にタクシーをつかまえる
先ほどの駅員さんに聞いた15番出口から駅を脱出し、すぐのところにあるタクシー乗り場へ。
やはり私たちと同じようにぎりぎりで到着したお客さんが4~5組並んでました。
深夜だったけど、タクシー乗り場には早いスパンでタクシーが到着していました。
最初私たちが乗ろうとしたタクシーの運転手さんには、行き先を伝えると「NO!」と言われ。
(目的地が近すぎると断られることもあると聞きましたが…)
2台目にいたタクシーに乗り、鍾路エリアのホテルへ向かいました。
ソウル駅15番出口から鍾路3街「エアホステル トンデムン」までタクシーで行くと
所要時間:20分くらい
金額:7700ウォン(約770円)
待ち時間:10分ちょっと
時間と値段は妥当だと思います。遠回りやぼったくりではなかったようで一安心。
深夜バス・タクシーを使うことも視野に。
終電にはなんとか間に合いましたが、たまたまというか、ラッキーだったというか…
予定通り22:50に到着してたら間に合ってなかったですね。
いやでも、イミグレに長蛇の列ができてなければワンチャン間に合うのかな…
ぜったいに終電に間に合う!という保証はないので、22時代に到着するフライトでは深夜リムジンバスを使うことを前提に考えておいたほうがよいかと。
深夜バスを待ってられない人はタクシーを使うことも視野に。
どちらにせよ途中からタクシーを使うことになりましたが、深夜でもソウル駅でタクシーをつかまえるのはさほど難しくないです。
値段・時間的に空港鉄道+タクシーでコスパ良かったと思います。
慣れればそうでもないんだけどね…
自分でタクシーつかまえるの大変だなあと思う方は「ベルトラ(VELTRA)」経由で事前に予約しとくと安心かも。
ちょっと割高だけど、日本語のサイトで予約しておけるから、現地に着いたら乗るだけでOKです。
【仁川早朝便】電車がないからタクシーで…
ちなみに帰国便は、仁川国際空港を6:55発。早すぎないスか…
余裕をもって出発の2時間前には到着しようと思うと、4:55くらいには空港にいたい。
もちろん電車はありません。ソウル駅からの始発は5:20です。ソウル駅からの深夜リムジンバスもあるけど、1時間に1本あるかどうか…
ということで、ホテルからタクシーで向かうことに。
鍾路エリアからはタクシーで1時間半かかると想定し、ホテルを3:30過ぎに出発。
ホテルでのタクシー予約はしてもらいませんでした(不安な人はホテルのスタッフさんにお願いするのがおすすめ)。
寝過ごしたらシャレにならない!と一睡もせず、東大門エリアを夜通しふらふらし、ユッケジャンを食べて朝に備えました(笑)
3:30過ぎ、もはや深夜でしたが(笑)
ホテルを出て3分くらいですぐタクシーがつかまりました。
中心部なら深夜でもばんばんタクシーが走っているので「つかまらないかも…」という心配はしなくていいし、ホテルで予約していかなくても大丈夫でしたよ。
鍾路5街「エアホステル トンデムン」から仁川国際空港へタクシーで向かうと
所要時間:1時間
値段:63000ウォン、高速代含む(約6300円)
1時間で着いてしまった…出発の2時間半前に着きました。
道が混んでなくて、タクシーめっちゃ飛ばしてくれました。
早朝なら、タクシーで1時間くらいで空港に着くと思いますよ。こちらもぼったくりではないようで安心。
なお、仁川国際空港でのT-Way航空のチェックインは自動です。
自動チェックイン機でチェックイン(パスポートをかざすだけ)が終われば、荷物預けカウンターへ。
ここでも長蛇の列。同じ時間帯のT-Way航空のフライトが2~3つかぶってたらしく。
荷物を預けるのに時間がかかったので、結局少し早めについてちょうどよかったかなと思います。
こんな早朝便なら、中心部から空港へはタクシーで向かうのがおすすめです。
深夜でも中心部ならタクシーはいっぱい走ってるし、便利ですよ。
意外となんとかなるけど、対策はしていこう
こんな極端な時間のフライトだったけど、意外となんとかなりました。
特に行きは、終電には間に合ったし、ぶじタクシーにも乗れたし。
意外となんとかなるもんですが…かなりぎりぎりでしたね。
(とくに22時台に仁川国際空港へ到着する際は、終電には間に合わない可能性が高いと思います…イミグレめっちゃ並ぶかもだし…終電・深夜バスに間に合わなかった際の選択肢もしっかり考えておくとよいかと)
帰りも朝が早すぎてつらかったです。東大門で夜遊びして待機するのも楽しかったけど、かなりハードなので自己責任で…
タクシーの値段や所要時間等も、参考にしてみてください。
それでは、よい旅を!
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