【美術解説】ウィーン・美術史美術館で見ておきたい、おすすめの作品を紹介!

こんにちは、カジヤマシオリ(@Kindermer)です!!!

無事ハンガリー・ブダペスト旅行を終え、約1週間ぶりに日本の地を踏みました。

今後徐々にハンガリー旅行の様子や情報を公開していきたいと思います。ですが、とりあえず今日は、これまでの旅行に関する記事です。ウィーンにある美術館を紹介します!

 

実際に訪れるまで、音楽のイメージがどうしても強かったウィーン。
モーツァルトとか、ウィーンオペラ歌劇場とか、音楽にまつわる人物や建物があまりにも有名だから?

ですが、私が今回ご紹介するのは、ウィーンの美術館。

「美術史美術館」についてです!

美術史美術館の様子

美術史美術館は、ウィーンのオペラ歌劇場やケルントナー通りなど、ウィーン観光の拠点になる場所から徒歩数分のところにある美術館です。
目の前には、対になる自然史博物館。その建物との中間地点に、マリア・テレジアの像がすぐそばにあります。

建物はかなり豪華なつくり。これだけでも目の保養。内装もまるでお城のよう…

お城というか、宮殿のほうが近い?

中心の広間はかなり天井が高く。
いくつもの彫刻がおかれています。
その空間にいるだけでも、かなり気分が上がりました。

展示室の数は、大きさの大小はあれど、50近く。

その中に、教科書で見かけるような有名な作品がずらっと展示されています。
これを全部見ようとすると、1日かかるでしょうね(笑)

だけど1日もウィーンにいないし!私のウィーン旅行は、自由時間が半日でした。

ハプスブルク家関連の宮殿は午前中にツアーでおさえています。

ということで、絵画作品に的を絞って、「これは外せない!」という作品をざっと紹介します。美術史美術館には、絵画だけでなく彫刻や金貨など、ジャンル幅広く展示されていますので。

個人的な好みも含むチョイスですご了承ください…

明らかにイタリアとネーデルランドと中世に偏っているぞ…

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ゴリアテの首を持つダビデ/ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

カラヴァッジョ作品は大半がイタリアにあり、中には教会に飾られていてなかなか他の場所でお目にかかれないものもあります。
フィレンツェ・ウフィッツィ美術館所蔵のものには、法律により門外不出状態になっている作品もあります。

2016年に大規模なカラヴァッジョ展が上野・国立西洋美術館展にて開催されたことが話題になりましたが、このような機会がないと、日本ではなかなかお目にかかれません。
カラヴァッジョ展(2016)
そういうこともあって、美術史美術館を訪れたら、ぜひ見ておきたい作品です。

ダビデの凛々しい表情と、首を落とされたその瞬間のままの、ゴリアテの表情。
まさに、その時起きたことをそのまま切り出したように、ドラマチックに描いた作品の多い、カラヴァッジョらしい作品というか。

暗闇の中で、そこにだけスポットライトが当たってるかのような構図です。ゴリアテの表情ネ…

草原の聖母/ラファエロ・サンティ

イタリアの画家、ラファエロの作品。やはりラファエロの作品も、日本で見るのは至難の業です。

こちらもイタリアの美術館や宮殿に作品が飾られていることが多いです。

「草原の聖母」はとても神々しい!

カラヴァッジョの緊迫感からの落差がえげつない作品ですね…
柔らかい光に包まれた聖母。心が浄化されます‥‥

夏/ジュゼッペ・アルテンボルド

こちらも、イタリア出身の画家による作品です。

ですが、明らかに様子が違う。ただの肖像画‥‥ではない。
じつはぜーんぶ、実りある植物で描かれた、とても不思議な作品です!

ジュゼッペ・アルチンボルドは、皇帝に使える画家でありましたが、類を見ない「複数のモチーフでひとつのモチーフを完成させる画家」としても有名です。

花や果物、時には魚も描いて、ひとりの肖像画を完成させるのです。

「四季」をテーマに、それぞれの季節の植物をつかって肖像画を描いたアルチンボルド。
しかも同じ季節をテーマにした絵が複数あります。

今回紹介したのは「夏」。
同じく夏をテーマにした作品がパリ・ルーブル美術館にあります。

その作品とはびみょーに、装飾が異なります。春や冬もありますが、この「夏」はなんだかみずみずしい。

ちなみに私、ウィーン美術史美術館が所蔵する「冬」の作品と、2017年に上野・国立西洋美術館で開催されたアルチンボルド展で再会しています。

アルチンボルド展(2017)
感動だった。ヨーロッパの美術館をちょこちょこ巡っていると、ときどき日本でこういう感動の再会ができるのも楽しみの一つです。

バベルの塔/ピーテル・ブリューゲル

ベルギーの画家、ブリューゲル。

ブリューゲルは、雪の中にいる狩人を描いた「雪中の狩人」でも有名ですよね。

こちらは、バベルの塔の説話に基づいて描かれた作品。バベルの塔が崩れていく様子。崩れていくのを、見ているしかない人々との対照的な描写が特徴です。

ちなみに、2017年に東京と大阪で開催された「バベルの塔」展。

同じ作者の描いた同じバベルの塔ですが、こちらで展示されていたのはボイマンス美術館(オランダ・ロッテルダム)のものです。

バベルの塔展(2017年)

同じテーマで何枚も作品を残しているというのは、珍しいことではありません。

絵画芸術/フェルメール

ちゃっかり記念撮影。

こちらはフェルメールの大作です。近年、他館に貸し出される機会があまりないようなので、美術史美術館でないとなかなか見る機会のない作品です。

窓からやわらかに差し込む光に照らされる、クリオの格好をしたモデルと、それを描いている画家の様子。

この画家、モデルがフェルメールだとか、そうでないとか。そういうのを想像しながら鑑賞するのが好きです。

わざわざ妖精さんの衣装と、画家の衣装を身にまとっている風景。見ているこちらも同じ場所にいるかのように錯覚してしまう、そんな作品です。

この作品は、小さいサイズの作品が多いフェルメールの中では大きいほうです。ビッグサイズというわけではないのですが、この作品のすぐ近くには別の作品がありませんでした。

この作品と同じ部屋に、他のオランダ画家の作品がいくつか展示されています。実質オランダ部屋のような感じですね。

しかし、これだけもう別次元というか!好きな作品です。私のヨーロッパひとり旅はフェルメールがきっかけともいえますし、忘れられない出会いなのです。

気づいたら、作品の前で目がうるうるしてる。ずっと見つめてる。なぜか愛おしさも感じてしまう。さまざまな感情に支配されます。

日本で鑑賞したら大混雑必須の作品ですが、現地ではわりと空いてることが多いです。近距離で何時間も見つめ続けることもできるくらい(譲り合って、マナーは守って鑑賞しましょう!)ですね。

もちろんルーブル美術館はそうはいかないでしょうが…

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まとめ

このような作品がずらっと揃う、美術史美術館。

今回は絵画だけ紹介しましたが、ほかにも彫刻や宝物…一日居座れる充実ぶり。
とりあえず行く前に、絶対見たい作品をいくつかピックアップし、それを中心に鑑賞することをおすすめします。

ウィーン美術史美術館

公式ホームページ

※旧ブログの記事を、2017年11月18日にリライトしたものです。

 

 

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