お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
スロベニアの首都・リュブリャナの旧市街。観光の拠点となるプレシェーレン広場にはさまざまな建物や銅像が面していますが、中でも目を惹くのがこのサーモンピンクの建物。
フランシスコ会の受胎告知教会

フランシスコ会の受胎告知教会(Frančiškanska cerkev Marijinega oznanjenja)です。フランシスコ会教会、聖マリア受胎告知教会などと呼ばれることもあります。
広場に面する建物の中でおそらく一番大きくて、かわいいサーモンピンクの外観。
こんなにかわいい教会なかなかないですよね…
ピンク色のファザードは、フランシスコ会を象徴する色。
彫刻もマリアとイエスの像があしらわれています。
そしてファザードに施された「AVE, GRATIA PLENA」という言葉はラテン語で「幸あれ、聖寵に満ち満ちられしお方」という意味です。
かわいい外観はフランシスコ会の教えというか概念だったのですね。
17世紀に建て替えられたスロベニアの初期バロック様式の建物です。

このピンクの建物の隣のクリーム色の建物がチケットオフィスや入口となっています。ピンク色の建物の方の扉は開きません。
3泊4日の滞在のなかでいちど内部見学したいと思っていたのですが、17時くらいに行くともう閉まっていたり、お昼もやっていない時間帯があったりして…3度目に立ち寄ったときにようやく中に入ることができました。

チケットを購入したら、教会の入り口へ。
入口部分はひっそりとしています。
ピンクの外観から想像できない世界だった

入ってみると、入口部分からは想像できないような荘厳な世界に引き込まれました。
天井、壁とあちこちに描かれた聖書の場面。入口から奥の祭壇まで結構離れているのに、イエスとマリアの像が際立っていて、神々しさを感じます。

主祭壇のギリギリまで近づいています。聖母子の周りにもたくさんの装飾がほどこされていることに気づきます。
こちらはベネチア出身の彫刻家フランチェスコ・ロッバによってつくられた祭壇です。リュブリャナはイタリアにもじゅうぶん近い立地ですからね…

振り返ると、とても大きなパイプオルガンが設置されています。金の装飾がしっかりと施されてました。

改めて天井も見上げてみる。中心に描かれたイエスとそれを取り巻く人々、しっかりと描きこまれていますね。

主祭壇の横に小さな入口があって、入ってみるとひっそりとした場所にも祭壇がありました。
規模は小さく装飾も少な目ですがなんだかいいですよね…

サイドの部分もそれぞれ分かれた小さな祭壇が置かれていて、ひとつずつ見ていくのが楽しかったです。
とても豪華な内装なのですが、照明は暗め。あくまでも祈りを捧げて過ごす場なんだなあと実感します。
入場料は6ユーロです。付属の美術館や図書館も見学する場合は別途料金がかかるようです。
入場料がかかる場所だからか、観光客でごった返しておらず、静かに過ごしている人がほとんどだったのも好印象です。ほんの少しだけ、旧市街の喧騒を忘れて静かに休憩することができました。

川沿いを歩いていても見えるかわいい教会
外観のかわいいピンクからは想像できないような、美しい祭壇や天井画。
教会めぐりや教会美術が好きではないと6ユーロは高いと思ってしまうかもしれませんが、私としてはとても納得のできる時間が過ごせました。
特に外観と内装のギャップがとてもよかったです…!
リュブリャナ旧市街のシンボルともいえる建物の一つだと思うので、街歩きの途中に休憩がてら立ち寄ってみては。
スロベニアにも大好きなドラッグストアがあります!
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