お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
ウラジオストク中心部は、徒歩だけで十分観光できます。
でもね、バスやタクシー、トラムを使えば行ける場所が格段に増えました。
郊外にも、魅力いっぱいなんです。郊外へ行くとなると、交通機関の利用は必須!
市場、灯台、ウラジオストクの誇る大自然など…
行きたい場所がいっぱいあるなら!
ウラジオストクの交通事情についてまとめておきます。
目次
【バス】乗り方、値段
市場に行ったり、トラムに乗ってみたり…
ちょっと遠くへ足を伸ばすときはバスが必須ですね。
いちおうウラジオストクじゅうを走っているので、不便ではないはず。
バスに乗るときは、開いた扉どこからでもOK。
降りるときは、前側から。運転手さんにお金を渡して降りるだけ。降りる前にお金は用意しておくと◎。人数分まとめて払ってもOK。
(おつりが必要ないように!)
値段:23ルーブル(約46円)
(どこまで乗っても同じ値段)
安いですね…!
どこで降りても同じ値段だから、チケットや整理券は渡されません。
【パターン①郊外・キタイスキー市場から中心部へ】
ウラジオストク郊外にあるキタイスキー市場から中心部へ戻るときに、バスを使いました。
また後日、市場の様子とともに、戻り方を紹介します。
(バス停の位置とか)
【パターン②空港へも行けるよ】
中心部―空港はミニバスが運行しています。おそろしいくらいちっちゃくてボロボロ。
ミニバスの乗り方や金額はまた別の記事で解説しています。
【帰りのバス停が分からない…!?】
バスに乗るときの不安、第一位。
その不安には、次のような方法をおすすめします。
・その日の朝にグーグルマップ内で下調べ
グーグルマップ内にはウラジオストクの情報が充実しています。
バス停の位置やバスの番号などが詳しく載ってるし、グーグルストリートビューもあるし。
その日の観光を始める前にしっかり調べておくのがおすすめ。
バス停にはかならずこういう表があります。しかもめっちゃ背が高い…
たくさん路線がありすぎて、始発と終電しか書いてないざっくりしたやつ…
とりあえず終電までにバス停に行けばなんとかなるから!ね!
【タクシー】予約方法、乗り方、値段めやす
金角橋を渡ってルースキー島や、空港を越えてサファリパークや要塞へ向かうなら、タクシーの手配は必須かと。
ウラジオストクには、バスで行けない観光スポットも多いから。
値段が気になる人は、私が実際にタクシーを使ってみた例を参照にしてね。
(目安にしかならんとはいえ)
【パターン①】ホテル→クラシックカー博物館
キッチュなデザインのクラシックカーが集まる博物館。郊外にあります。
ガイドブックにはバスでの行き方が書いてありましたが…
所要時間:約20分
値段:1090ルーブル
意外と早くついた。
チップは義務ではないけど、道が混んでてバスの運転手さんにタクシーの運転手さんがガン飛ばしてた←のもあり、チップの意味もこめてこれより多めに渡しました。
そして、往路は
クラシックカー博物館→キタイスキー市場はトラム、市場→中心部はバスで移動。
ウラジオストク滞在3日目、はじめて中心部を離れるというタイミングだったので。
こうやって組み合わせられたのは安心だったかも。
【パターン②】ホテル→空港
タクシー利用2回目は、帰国前に空港へ移動したとき。ホテルのスタッフさんに
とお願いしました。
ホテル→空港はミニバスでも移動できますが、ボロッボロのバスで飛ばすから車体が浮き上がるような感じ。
私は車酔いしかけました。
ルーブルが余ってれば、こんな使い方もアリなのでは?
帰国前はお土産詰め込んで、スーツケースが重たくなるとバス乗るのも大変だから。
値段:1300ルーブル
チップは義務ではないけど、ルーブルが余ってたことや、重たいスーツケースを載せてもらったこともあり、チップの意味合もこめてこれより少し多めに渡しました。
こちらを見れば、空港→中心部へホテルで移動する方法も分かりますよ。
【予約】ホテルやレストランからタクシーに乗る
ホテルやレストランからタクシー呼ぶなら、スタッフさんにお願いするのがマストです。
流しのタクシーをつかまえたり、ロシア語で電話するのはハードルが高いから。
スタッフさんに伝えるのは、
・行きたい場所(ホテル、観光スポット)
・時間(今からまたは30分後、1時間後、など)
地図やメモを持って行ってもいいと思う。
予約後、スタッフさんが
・車のナンバー
・車の色・メーカー
・料金
を伝えてくれます。このとき伝えてくれた料金は、空港に到着したあとも変わりませんでした。
ぼったくりにあう心配もなし(チップとして余分に払いはしたものの)。
タクシーがホテルの前に到着したら、スタッフさんが知らせてくれる。
※ロシアのタクシーは日本とは違い、メーターじゃなくてスマートフォンでおおよその到着時間・金額を表示します。メーターがなくても、ホテルで呼べばぼったくりではないので安心を
【予約】空港から乗る
到着ゲートをくぐったら、空港のタクシーカウンターへ向かいましょう。
カウンターのスタッフさんに伝えるのは、ホテルやレストランの項で書いたことと同じ。
値段のめやすも教えてくれるかと。
なお「タクシー?」「ハロー?」と声をかけてくる現地人はほぼ白タク(空港非公認のタクシー)です。
乗ってもいいけど、言葉は確実に通じないし、自分で値段交渉をしたり行き先を伝えたりする必要があります。
(ハードルめっちゃ高い)
ぼったくられる可能性がめちゃ高いので、飛行機の遅延で到着がかなり遅れたときとか、よほどのことがない限りは使わないようすすめときます…
たくさん声かけられると思うけど、気を付けてね。
【値段】日本の感覚よりも安いと思う
滞在中、2回タクシーを使いましたが…
日本でタクシーを使うより、安いなあという感覚でした。ほかのサイトでもそういう声をちょくちょく見かけます。
バスで向かうのに不安があれば、この値段なら潔くタクシーを使うのもいいと思う。確実だし。
【トラム】乗り方・値段
ウラジオストクの郊外では、今もトラムが走っています。
黄色と青のぱきっとしたツートンカラー。かわいすぎでしょ!
と、クラシックカー博物館→キタイスキー市場の移動に使ってみました。
2019年現在、ウラジオストクのトラム路線はたったひとつ。
クラシックカー博物館前(サハリンスカヤ)から丘の上のミーニー・ゴドロクまでの直線を運行しています。
がたんごとん…
ゆっくり、ゆっくりと走っていくトラム。のんびりとした時間を過ごしました。
かわいいトラムに「乗ってみたい」とわくわくしてる人もいるのでは??
所要時間:約10分
値段:16ルーブル(約32円)
(どこまで乗っても値段は同じ)
降りるときは車両の前から。そこで料金を渡します。
トラムの運転手さんは女性でした。
トラム停留所は線路沿いに歩いたらかならず見つかるから!なんとかなる!
移動を楽しめば、ウラジオストクをもっと楽しめる
ウラジオストクではタクシーやバス、トラムを使いましたが…
それぞれメリット・デメリットはあるものの、どれに乗っても楽しい時間を過ごせたなあと。
楽しい時間を過ごせたのは、意外となんとかなったのが大きいけど…
事前に乗り場・降り場を把握しといたり、ガイドブックで乗り方を確認したりすれば、不安は減るはずですよ。あとはしっかり楽しもう!
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