お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
ウラジオストク滞在1日目、夕方に日本から到着し、ぶじホテルへのチェックインを終え…
最初の晩餐に選んだお店は「ポルトフランコ」
たった2時間半のフライトとはいえ、はじめてのヨーロッパ。そういやロシア料理、食べたことないんだっけ。
と、Y氏といっしょにノリノリで注文したのはこちら。
ロシア料理といえば!なボルシチと、ソリャンカ(牛肉バージョン)。
お疲れだから、あったかやさしいスープがいいよね、と。
目次
やっぱり「ボルシチ」 350ルーブル(約700円)
ロシア料理といえば「ボルシチ」らしいです。Y氏は迷わずコレを注文していました。
ウクライナでもボルシチ食べたことがあるから、私はそこまでロシア料理なイメージがないのかも。
赤いスープがたっぷり。具材はにんじんやキャベツ、タマネギと細切りの肉がメインです。
安定の、素材のうまみが染み出したおいしさです。とにかく具がたっぷりです。
スープにはサワークリームとパンつき。なんかパイみたいな見た目のパンだった。
サワークリームはお好みで、スープにとかして。
おやおや、抵抗があるみたい。
東欧諸国では、スープといえばコレ!って存在だけどね。
牛肉のうまみ!「ソリャンカ」 410ルーブル(約820円)
私もボルシチにしようかと思いましたが、あえて別のスープを食べてみることに。
同じくロシアの伝統的なスープです。
魚バージョンもありましたが、お肉を選んでみました。
カットレモンがお皿のふちにグサリ。
こっちのスープの赤いのは、ビーツではなくたっぷりの香辛料だそう。じゅるり
案の定、とってもスパイシー!でも痛いようなスパイシーさじゃなくて、スープのうま味としっかりなじんでいるような。
ボルシチと同様にサワークリームつきです。
サワークリームをとかすと、辛みがちょっとまあるくなるような気が。
スプーンからこぼれ落ちそうなくらい具だくさん。
たしかきゅうりの塩漬けをブイヨンで煮込んだスープがベースになっているから、細長い薄緑のがキュウリ(ピクルス)、ブラックオリーブ、牛肉の細切り入り。
歯ごたえのある具材がおいしい!肉入りソリャンカ、ハマりそう…!おうちでも作れるんだろうか??
ピクルスを、というのが私にとっては意外だったかも。
ボルシチよりもソリャンカのほうが具が大きめ、かつ食べごたえがあったような印象です。
さらっとしたスープはどんどん口の中へ…
すごく美味しかったけど…「ボイルしたカニの足(1本)」1000ルーブル(約2000円)
テーブルについてから、ずっと気になっていた「カニ」
ウラジオストクで食べたいもののひとつでした。
メニューには「蟹300ルーブルの100グラム」(表記ママ)
100グラム、どのくらいだろう?と思いながらふたりで相談。
あなたがいいならそうしようか。と注文したところ、
スタッフさんが「ちょっと待って、確認してくるわ」と。もしかして今の時期はカニが用意できない?
スタッフさんがテーブルに戻ってくると「100グラム1000ルーブルだわ…」と告げる。
さすがにそれは…とY氏の顔をうかがうと。
注文するんかい!私の感覚ではすっごく高いんだけど!!
もう少しウラジオストクで過ごして、いろいろレストランめぐってから食べても遅くないでしょ!!
運ばれてきたのがコチラ。カットレモンつき。
殻をむくのに欠かせないキッチンはさみもいっしょに。
ん…これだけ?カニの足1本だけ、ってこと?
腕とツメ部分、3つに切り分けられているものの…
味は美味しいし、港のある街に来たなって感じは十分。
でも、量と値段がコレなだけに物足りなさがぬぐえない…
自然の恵みを舌で感じるジョージアワイン 400ルーブル(約800円)
ドリンクメニューを食い入るように見ていたY氏。
日本のお店じゃジョージア産ワインなんてそう見かけないけど、ウラジオストクではよくみかけます。
(2年前に「地球の歩き方」ロシア版を購入してから、実はずっと気になってた国)
ウラジオストクに来たんだから!とさっそくジョージア産の赤ワインを注文です。
ころんとした形のワイングラスもかわいい
ルビーいろに光るジョージア産の赤ワイン…渋みよりもふくよかな味わいが勝る。
かつ飲みやすく、うっとりとするような後味。ウラジオストクに来た、という事実に酔ってるから、こんなにおいしいんだろうか。
それともジョージア産だからか。わからんけどめっちゃおいしかった!赤ワイン苦手なくせに。
「ポルトフランコ」は高級店なのか…
レシートの文字がもはや読めない
二人分、しめて2580ルーブル(約5000円)でした。
このときは
と納得していましたが…
何日か滞在してから、ウラジオストクにあるレストランにしてはまあまあな値段であることに気づく。ひょええええ
おいしかったからいいや、と思うしかないね。
本当においしかったんだから!!
豪華客船のレストラン?と錯覚するのような内装
立派なシャンデリア。壁には航海図のようなデザインも。
地下のお店だからか天井は低いんだけど、内装は豪華でした。
ピアノやバーカウンターもありました。隠れ家というよりは、豪華客船内のレストラン?って感じ。
航海図のような天井デザインに、船の先頭のインテリア。やっぱり船を意識してるのかな。
壁一面に、どこかの社交場みたいな絵。めっちゃカラフルだし、絵のタッチも独特。というか個性的。
高級レストランという感じがせず、緊張しなかったのはこのデザインのせい??
お店入り口のクロークで渡された番号札
クロークがあるってことはそれなりに高級なのか。
日本語・中国語等が書かれた幕はとっても目立ってましたが、入り口は階段の下の地下に。
隠れ家への扉みたいだった。たしかに、幕がなかったらここにレストランがあるって分からなかったかも。
ガイドブックにも載ってる超観光客向けのお店ですが、クオリティにハズレはないと思いますよ。
この男は、美味しいお酒が飲めれば結果オーライですね(笑)
ポルトフランコ
住所:Svetlanskaya St, 13, Vladivostok, Primorskiy kray, ロシア 690091
営業時間:12:00~24:00(週末のみ~26:00)
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