こんにちは。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
最近グヤーシュスープばかりつくって食べてます。
パプリカパウダーやペーストでじっくり食材を煮込んだスープ。
ハンガリーの超定番、家庭料理ですね。
一人暮らしで誰にも文句言われないことをいいことに…(笑)
ハンガリーが恋しいのです。
本場の味が再現できないのが悔しいです…
野菜と肉を切って、野菜は下茹でして、すりおろしにんにくといっしょに炒めて、水と赤ワインとぶち込んで、コンソメで味をつけて、パプリカパウダーを入れて、辛みの様子をみながらペーストを足して。
これだけでふつうにおいしいクオリティ。すばらしいです。
ハンガリーで購入したパプリカパウダーとペースト。週2回のグヤーシュスープ作り(ひとり暮らし)にしか使わないので、減るスピードが遅い。だけどパウダーはそろそろ湿気そうで怖い。
ということで、試しに他の料理に「ちょい足し」してみたところ…
スパイシーさのあるパプリカペーストに関しては、最強の調味料なんじゃないか?と思ったのです。
ハンガリーでは辛さの度合いが違うパプリカペーストがいくつも売られてますが、カジヤマ宅にあるのはスパイシーなタイプです。
このパプリカパウダーをちょい足しするのにおすすめな料理を紹介してみようと思います。
最強の調味料っぷりをとくとご覧あれ。
スープ系料理はなんでもイケる
結論、スープ系の料理はなんでもマッチする。
グヤーシュスープやハラースレー(にしんのパプリカスープ)など、ハンガリー料理である必要ではないということがわかりました。
鶏ガラスープと白だしでつくった鶏肉と大根のスープ。具材は大きめが好み。
煮込む前に鍋に油をまわし、鶏肉とレンチンした大根を炒めておくと香ばしさがまたおいしい。
しっかり煮込めばほっこりする味わいに(わかりづらい)。
もちろんこれだけでも美味しいのですが、煮込んで火を止める3分くらい前にお好みの量のパプリカペーストを投入(私の感覚的にはスプーンの半分くらい)。
スパイシーな風味がプラスされます。七味唐辛子を足す感覚でしょうか。いや豆板醤?でもパプリカパウダーのほうがおしゃれな雰囲気になる…!
ほかにも、冷蔵庫の余り野菜をみじん切りにしたコンソメスープ、野菜ごろごろポトフなどにもちょい足ししてみました。
ふつうにうまい。マンネリ化しやすい自炊メニューもがらっと変わる!
がっつり和風スープはわかりませんが、洋風はもちろん、中華風にもよく合うのです。
スパイシー。唐辛子系を入れるよりも私はパプリカペーストのほうが気に入った。
炒め物にもちょい足し
グヤーシュスープと同じスープ系料理になじみやすいのはなんとなく予想できてた。
打って変わって炒め物は?ということで…
炒め物界の王者(!?)もやし炒めにちょい足ししてみました。
事の発端はカジヤマ母。パプリカチューブを買って帰ったものの「うちにはおばあちゃんがいるからグヤーシュスープなんて食べ慣れないものは出せない」といいながら、おっかなびっくりで使ってみたのがもやしとベーコンの炒め物でした。
おそるおそる、ほんの少しだけ足してみると…玉ねぎとにんにくの風味が少し加わって、コショウだけでは出せないスパイシーさも加わり…
うまい…
日本の超スタンダードな炒め物にもぴったりという最強っぷり…
パプリカペーストは入れすぎ注意
パプリカペーストの可能性は無限大だということです。
ですが、ちょい足しする際にはひとつ気を付けてほしいことが。
それは「入れすぎ注意」ということ。
甘口タイプのペーストなら問題ないかもしれませんが、スパイシーなペーストは入れすぎ注意です。ハンガリー旅気分が上がって大量投入したところ、悶絶しました(笑)
グヤーシュスープを作るときは、辛さの調整に使ってます。ちょくちょく味を見ながら足していかないと大変なことになりますので、気を付けましょう。
このように、少しずつ足していくのですよ。
直接ぺろっと舐めると「ヒー!」ってなるのでマネしないでね(笑)
使い道に困ったら「ちょい足し」すべし
ハンガリー土産として定番のパプリカパウダー・ペーストですが…
日本の調味料ではないので「使い道ねえよ…」と困惑してる人(いるのでしょうか…)。
使わないのはもったいないと思います。迷ったらいろんな料理にちょい足ししてみましょう。
マンネリ化しやすい料理に刺激を。なんてことない日常にも旅気分を。
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