約1週間のハンガリー・ブダペスト滞在を終え、日本にもどってまいりました!カジヤマシオリ(@Kindermer)です。
本当に毎日が充実していて、ブダペスト旅行のガイドブックが1冊作れそうなくらいにいろんな場所をめぐりました。すでにブダペストが恋しいです。
そして、帰国後初のハンガリー旅行記事のテーマは「ブダペストは長期滞在しやすいのか?」。
渡航前にこちらの記事で「長期滞在しやすそうだ!よしブダペスト行こう!」と決めた理由について述べています↓
この理由に沿って、実際どうだったのか?感じたことや出来事などから考えてみたいと思います。
目次
物価
渡航前から気になっていた、物価のこと。
ヨーロッパだから、ちょっと高めなんかな~ってのが予想でした。
確かに安い。だけどマックは高い
物価は安かったです!
これまでイタリアやイギリス、オランダを旅していたので、比べるとずいぶん安かった。
こちらのエッグベネディクト、超おしゃれでしかもおいしかったです。
バーやレストランが集まるペスト7区の繁華街にあるカフェですが、1800フォリントでした(日本円で800円くらい)。
日本でこんなおしゃれなエッグベネディクト食べようとしたら、多分800円じゃ食べれないと思います。
ですが、マックは高いです。
注文の仕方が分からないのでポスターを指さして注文したら、チキンが2枚挟まったハンバーガーが手元に。
ポテトやドリンクのセットで2050フォリント(日本円で1000円前後)でした。
いくらチキン2枚価格でも高くないですか?
マックで1000円以上払うことなんてなかなかないでしょ?
いい勉強になりましたね。
量が多い
外で何か食べると、何にしても量が多い!
ハンガリー国立美術館前の屋台でグヤーシュスープを頼んだのですが、ごろごろの具がたっぷりで食べごたえあるスープに加えて、パンが半分ついてきました…
これ、オプションじゃないです。
これで950フォリント(日本円で450円くらい)か…
スープはインスタントじゃなくて、じっくり作られた本格派。
ド観光スポットで食べたのにこの値段…!
パンはぎっしりめで、なかなか減りませんでした。ずっと食べてました。
スープも超辛いけどおいしかったです。
今回レストランでじっくりお食事する機会が少なかったけど、安くて量が多いと感じていました。
以前チェコやオーストリアを訪れた時も「量が多い」というのは感じていたので、中欧あるあるなのかもしれません。
水やコーラは日本のほうが安い…かも
スーパーでいくらか水やコーラ、ジュースを買うことがあったのですが、500ミリリットルのペットボトルで、220フォリント前後(日本円だと100円前後)することが多かったです。
日本のスーパーで買うのと大して変わらないというか、私の家の近くのスーパーなら80円くらいで買えます。
一部の観光スポット内は日本みたいな物価だった
観光スポットの入場料も安いです。
日本だと2000円近くとられるような大きな美術館・博物館も、日本円に換算すると1000円もかからないところが多かったです。
ハンガリー国立美術館。
入場料は1800フォリント(日本円で800円くらい)。
日本ではあまり見る機会のないような、ハンガリーやオーストリア、スロバキアなどの中欧の作品が目白押し。ボリュームがすごい。
たぶん私はここで1日過ごせます。とにかく広いです。
それが800円くらいで楽しめるとは、たまりません…!
日本の美術館では考えられないです。
ですが、そうはいかない観光スポットもあります。
たとえば、ドハーニ通りのシナゴークは4000フォリント(日本円で1900円くらい)。
それでも見る価値はあったのですが、日本価格ですね…(笑)
シナゴーク内で複数言語のガイドが無料開催されていたし(30分おき、日本語はなし)、荷物検査もあったし、それを含めた価格と思えばしかたない…?
街の中心部に安く滞在できた
9泊20000円という価格に、観光スポットや地下鉄の駅に近いこと、部屋がじゅうぶん広いということ。
価格通り安く、かつ快適に滞在できました。
ホストのRekaさんも、フランクでさっぱりとした女性。
ちょうどよい距離感でありながら、困った事にちゃんと対応してくれました。
安いからといってコミュニケーションがずさんだったり、部屋が汚かったり、最低限の設備が整っていなかったりということはありませんでした。
ちゃんと安く滞在できましたよ!
退屈しなかった
ほんと退屈しませんでした!毎日出かけていました。
もっと日にちがあったらいいのになーと思うくらいです。
もっといろんな場所を見て回りたかった。
滞在時間はそれぞれまちまちなのですが、一日に観光スポットを2~3か所はめぐっていたような気がする。
ブダペストの中心部だけでなく、オーブダやセンテンドレ、ゲデレー宮殿というちょっと遠いところにも行きました。
センテンドレの街はちいさくてかわいい。
さらには、国境を越えてブラチスラバ(スロバキア)にも日帰り旅行しました。
1週間という余裕のあるスケジュールだからできたことです。
ブダペストの中心部はもちろんですが、その周りにも魅力のある観光スポットがいっぱい。
美術館や博物館もいっぱいあります!
郊外の街はぜんぜんブダペストと雰囲気が違うので、そのギャップにまたやられましたね。
1週間じゃ足りなかったです。まだ訪れてみたい場所が残ってるのに…
夜遊びスポットもいっぱいありますよ。
ワインやパーリンカ(蒸留酒)など、お酒もおいしいし、おしゃれで唯一無二のバーがいっぱいあります。
大きな市場がある!
以前の記事で、
キッチンや調理器具もそろっているようなので、せっかくなら現地の人みたいに、スーパーマーケットや市場で食材を調達して、ご飯作って生活してみたいなと思っています。
とか言ってたくせに、私ぜんぜん自炊しませんでした(笑)朝はサンドイッチか近くのカフェでブランチ、昼ご飯は外で。
夜もそんな感じか、テイクアウトして帰るかっていう生活でした。
あの意気込みは何だったんだ…?
とはいうものの、気になっていたので、意気揚々と中央市場へ行ってきました。
色とりどりの野菜や果物、お肉もいっぱい売ってる…!
そういうものは買って帰らなかったのですが、見ているだけでわくわくするような、私にとっては何かのテーマパークみたいな場所でした。
市場の2階はお土産やさんが並んでいます。
生鮮食品は買わなかったけれど、お土産にはちみつを買って帰りました。
ほんとうに簡単な英語しか使ってないけど買い物できました!
お店の人もフレンドリーで、おかあさんが丁寧に説明&テイスティングをすすめてくれました。
おかげでいろんなはちみつの種類を知ることができた!楽しかったです。
観光客もちらほらいましたが、市民の台所という感じが強かったですね。ローカル。
雑多な感じが気に入りました。
とても楽しい場所だったけど、滞在していた部屋からはあまり近くなくて、日常的に通うイメージがわきませんでした。
会社帰りにふらっと立ち寄れるところにあれば通うかもしれません。あと、英語が通じないこともしばしばのようです。
このはちみつ屋さんは現金(フォリント)払いのみで、ユーロやクレジットカードは使えません。ほかのお店もそうかもしれない…
結論:ただ楽しかった!
以上の点をふまえて、やはりブダペストは長期滞在しやすい場所でした。
とても過ごしやすかったです。毎日、この街が好きになっていく感覚。
いろいろ気を付けるべきことはあるけれど、やっぱり物価が安いのはすごくありがたいと思う。「暮らすように旅をする」という理想があるのなら、ブダペスト滞在をおすすめしたいです。
今回滞在した部屋はとてもよかったのですが、
もう少し期間が長いのなら、中心部から少し離れたところのほうがいいかなーとも思いました。
便利は便利でしたが、やはり繁華街のなかにありましたし、耳栓なしで眠るのはちょっときつい騒がしさでした。
ゆっくりできるなら、中心部から少し距離をおいたところがいいかな、という結論です。
ブダペストに長期滞在しようか検討中の方、ぜひ参考にしてくださいね!
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