お世話になっております。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です!
ヨーロッパひとり旅の前に複数の旅行ガイドブックを買い込むことで有名(?)なカジヤマシオリ。
これまでに最もガイドブックを買って臨んだ旅行は、2017年のオランダ&ベルギー旅行でした。楽しすぎて旅行後にも買い足しました(笑)
オランダ旅行のガイドブックは、とにかく種類が多い!
だって見どころの多い国。美術館めぐりも、運河沿いの散策も楽しい。
私も、購入前に超悩みました。
もはやオランダガイドブックコレクター化(笑)してしまったカジヤマシオリが、
購入したガイドブックをひとつずつ徹底レビューします!
ヨーロッパひとり旅の妄想は、ネットよりもガイドブック派です。
目次
いちばん持ち歩きたいガイドブック!「タビトモ」
街歩きにはガイドブックをおともに、という人には「タビトモ」をおすすめしたいです。
コンパクトなつくりだけど、ベネルクス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)を網羅しています。
大きくてぶあついガイドブックが多い中で、タビトモは手のひらよりちょっと大きめくらいのサイズ(当社比)。
メッセンジャーバッグにも楽々入る。この持ち歩きやすさがいちばんのメリットだと思います。
表紙には「まきまきMAP」つき。折りたたんだ形で、アムステルダムとブリュッセルの交通路線図がくっついています。
ばらばらにならなくて見やすい!
オランダ、ベルギーは「フリータイム計画」として、過ごし方のヒント特集がついています。ツアーでよく使われるホテルのリストも。
観光スポット、観光客向けレストラン・ショップを厳選している印象が。
ボリュームも内容も、ツアーの自由時間をカバーする感じなのかな?と。
個人旅行でまとまった期間を過ごす人には物足りなさ、目新しさはないかもしれません。
「これだけは見ておきたい!」という情報がメインですね。
首都だけでなく、デルフトやアントワープなど他の都市も掲載しているのが好印象。
人気の美術館は半ページでマップ・インフォメーションをしっかり掲載。
世界遺産ももれなく紹介していて、読み応えがあります。
「タビトモ」をおすすめしたいのは…
- 持ち歩き便利なガイドブックがほしい!
- ベルギーやルクセンブルクにも行く予定がある
- 初めてのオランダ旅行
- ツアーでオランダに行く
「タビトモ」はどんな旅のスタイルにもしっくりくるガイドブックです。
どうしても迷ったら、コレ!
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オランダ語に挑戦!「タビトモ会話 オランダ」
もともとオランダ語に興味があって、購入した「タビトモ会話」のオランダ編。
コンパクトなつくりに定評のあるタビトモシリーズです。
これを片手に現地の人と話すこともあるだろうし、サイズ感が使いやすい。
旅行のシーンごとに、使えそうなオランダ語をまとめてあります。
日本のことを紹介したいとき、他の街に移動するとき、サッカー観戦のとき…とシチュエーションが豊富。
オランダの歴史や芸術、建築をオランダ語で知るページもあって、興味深かったです。
キャッチーでわかりやすいイラストつきで、指さししながら会話するのに便利。
ガイドブックではありませんが、オランダ旅行を楽しくする本だと思います。
オランダ語はとても難しい言語です。
かつオランダは移民の多い国なので、普段から英語でやりとりしている人も多い。
カタコトの英語ができれば、実はオランダ語がわからなくてもあまり困りません。
あらゆる説明書きにはオランダ語と英語、両方あるのが日常。
こういう事情もあるので、私はタビトモ会話を片手にオランダ人と話すことはありませんでした(笑)
とはいえ、地元の人とオランダ語で話せば距離が縮まると思います。
持っていて損はない一冊でした。
豆知識ページもちょくちょく挟んであって、読み物としても楽しめましたよ。
「タビトモ会話 オランダ」をおすすめしたいのは
- オランダ語どころか英語も不安な人
- オランダ語を話してみたい人
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地元でおすすめのアムステルダム!「世界のシティ・ガイド アムステルダム」
よりディープな旅をしたい人には「世界のシティ・ガイド」をおすすめしたい。
文庫本サイズで、アムステルダムに住む60人のクリエイターがおすすめするスポットを紹介しています。
定番の観光スポットは情報が少ないですが、地元のクリエイターだからわかるハイセンスな場所が多いです。
有名スポット&建築、文化施設&アートスペース、マーケット&ショップ、レストラン&カフェ、ナイトスポットの5分野でスポットを紹介。
とくに建築分野は充実しています。
デザインのおもしろい建築、アムステルダムの歴史を物語る建築…
なぜおすすめなのか?も紹介されています。
クリエイターのおすすめって、おもしろい場所ばかり!
一度アムステルダムを訪れたことがあれば、「こんな場所があったのか!」と驚く情報ばかりだと思います。
デザインもかわいく、読み物としてもじゅうぶん楽しめる。
アムステルダム以外の場所は載っていないので、
アムステルダムでまとまった時間を過ごす人なら参考になる情報がいっぱいのガイドブックだと思います。
「世界のシティ・ガイド」をおすすめしたいのは…
- クリエイターの人
- 一度アムステルダムに行ったことがある人
- ディープなアムステルダムを知りたい人
- 建築やアートが好きな人
毎年オランダを旅するふたりが作った「HOLLAND TRIP」
毎年オランダを旅行しているフリーライターのユニット、auk(赤木真弓、佐々木素子)が手掛けるガイドブックです。
オランダを知り尽くしたふたりが、オランダの魅力あふれるスポットを紹介しています。
私がとくに参考にしていたのが、マーケットの特集。
アムステルダムではあちこちで、マーケットが開かれています。
アンティーク、ハンドメイド、昔ながらの市場と、どのマーケットを訪れても楽しい。
開催スケジュールやアクセス方法がちゃんと載っていて助かりました。
オランダならではの過ごし方、散策のヒントも参考になりますね。
パステルカラーのデザインがすっきりしていて、見やすい。
インフォメーション系は少ないけど、最低限の交通ガイドと地図は載っています。
ユトレヒトやハールレムなど、アムステルダムから30分で行ける街の情報もありますよ。
「HOLLAND SHORT TRIP」をおすすめしたいのは…
- かわいいガイドブックがほしい人
- ユトレヒトやハールレムも行きたい人
- マーケット巡りの予定がある人
- 一度オランダに行ったことがある人
かわいいものを探すオランダ旅行に!「かわいいに出会える旅 オランダへ」
かわいいものづくしなオランダ旅行におすすめのガイドブックです。
特にアムステルダムの情報が、エリアごとに分けてあってわかりやすかったです。
アムステルダムはエリアによって表情がぜんぜん違うので、ガイドブックで見比べてみてもほんとに楽しい。
原風景の残るザーン・セ・スカンスやチューリップが咲き誇るキューケンホフ、日本ともつながりの深いライデンなど、アムステルダムからアクセスしやすい街の情報もいっぱい。
インフォメーション系のページもあって重宝しました。
タイトルどおり「かわいい」要素がいっぱい詰め込んであるのもうれしい。
かわいい建物、カフェ、ショップ、ホテル…オランダはかわいいものがいっぱいだから。
わりとコアなスポットも載っていて、想像してみるだけで楽しかったです。
表紙のオレンジ色が目をひきます。キッチュなデザインもオランダっぽさがあって気に入りました。
ダッチデザインの雑貨みたいなかわいさ。
「かわいいに出会える旅 オランダへ」をおすすめしたいのは…
- かわいいガイドブックがほしい人
- 女子旅
- 街歩きが好きな人
- アムステルダムをじっくり観光する人
まとめ
旅のスタイルに合わせて、オランダのガイドブックはしっかり選ぶのがヨーロッパ女子ひとり旅の鉄則。
余裕があれば…
「タビトモ」+「世界のシティ・ガイド」OR「HOLLAND SHORT TRIP」OR「かわいいに出会える旅 オランダへ」のパターンがおすすめです。
タビトモが網羅しているのは定番メインなので、ディープなオランダを紹介した1冊を買い足せば、お気に入り探しがもっと充実すると思います。
オランダと一緒にベルギーやルクセンブルクも訪れる人は、1冊にベネルクス3国がまとまったガイドブックが重宝すると思います。
オランダ旅行中だけでなく、単純に読み物としても楽しめるガイドブックを中心に紹介してみました。
気になるものがあれば、ぜひポチっとしてみてください!
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