お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です!
最近夜遊びも甚だしい、と言われればそれまでなのですが…(笑)
今度は名古屋市西区、庄内通駅近くの「Gucha2cafe」に行ってきました。
以前旅BARでほっしー(@syobomaru)さん主催の「ハッタツ交流会」で知り合ったRuby(@TasogareRuby)さんが店長をするお店で、発達障害啓発Barをするというから。
「お邪魔します~」的なゆるいノリで立ち寄ってみたのです。
この記事も発達障害啓発につながれば、と思いつつ、
様子やお店のことをレポートしてみたいと思います。
発達障害を知らない人ばかりの場所で発言したり、輪に入ろうとしたりするのは怖い。今までうまくいったことがないから。
だけど、周りが私の発達障害を知っていたり、同じ障害を持つ人が多かったりすると、そうでもないんだよな。
一日店長はEQさん
カクテル越しの一日店長。
Gucha2 caféの店長はRuby(@TasogareRuby)さんですが、
この日は発達障害啓発Barということで、一日店長にEQ(@chu_so_sch)さん。
普段は中村区にあるイベントバー・エデン名古屋(@EBE_Nagoya)にいるそうです。発達障害ギークハウス(@adhd_geek_house)の1階にあるバー。気になってた!!
発達障害ギークハウスというのは、発達障害者同士が一緒に暮らしているシェアハウス。
生活共同体として成り立つのか?コミュニケーションは円滑に行えるのか?という実証実験の意味合いもこめたものらしい。
そして1階でバーを運営することで、シェアハウスの維持やその他諸々も期待できる、と。
エデン名古屋(以下名デン)では「次粗相したら出禁な!」と言われているそうです。オーナーにもかかわらずですよ(笑)
名デンに通われてるお客さんが、この日もたくさん集まっていました。
EQさんは名デンですらバーテンやったことないのに、Gucha2で人生初?バーテンに挑戦。
せっかくですので、発達障害当事者のEQさんがこの日やらかしたことをざっとまとめておきましょう。
・アロマディフューザーでカクテルをかき混ぜてしまう
アロマディフューザーでカクテルをかき混ぜてしまう発達障害の鏡 pic.twitter.com/h0Q2lLEPnN
— EQ (@chu_so_chu) 2018年5月1日
カウンターの隅にあったアロマディフューザーで、カクテルをかき混ぜてしまったようです。
たぶんちょうどよいものが近くに見当たらなかったんだよね。
こんな感じのことを人生で数えきれないくらいやらかして、診断を受けるのが発達障害(特にADHD、不注意優勢型)。
私のような人間のこと。さすがにアロマディフューザーでかき混ぜたことはないけどw
「なんか苦い気がする…これがアロマディフューザーカクテルの味か」と腑に落ちたようですが、それはグレープフルーツジュースの味だと思いますよ。
・「会社のケータイがない!」→見つける→照明器具に激突
たしか動画を見ようとして会社のケータイを取り出そうとするも「会社のケータイがない!」と慌てるEQさん。
「みんな俺のケータイ探して!」とみんなで捜索し、ものの1分くらいで自身が見つけたのですが、その瞬間、
照明器具にゴチーンって。
画像中央の、天井から宙ぶらりんになってるやつ。これに激突されてました。
たしか何回も激突してらっしゃったような…?
「○○がない!」も発達障害あるあるですもの。激突も。
こういうことを発達障害啓発Bar以外でやらかすと、空気が凍りつくのが常。
だけどここは発達障害啓発Bar。わりと当事者あるあるだから空気も凍りつかない。
周りも笑いながら、温かい目で見てくれる。
もしかしたら、私が安心して過ごせてるのはコレが理由かもなーとEQさんのやらかしを見ながら思ったのです。
一日店長のEQさんだけでなく、この日集まった人のうち約8割が発達障害当事者…!
ゆえの「あるある」や「どうしたらいいかわからない」ということを話しました。
別に話し合いじゃないから結論が出ないものはそのままでいいし、共有できるだけでもじゅうぶん意義はあるんじゃないかと。
やっぱり当事者ばかりが集まると濃いなあ~と感じましたが「発達障害啓発Bar」と銘打ってるのだから何ら問題ない。
ネガティブな場所があってもいいとは思うけど、ここは明るく笑い飛ばせる場所。
気軽に「発達障害ツラい」って言える場所があるのは、当事者がなじめない社会では大切なものだと思うのです。
Gucha2 caféは超シャレオツカフェ
舞台となったGucha2 café。
超シャレオツやん!
閑静な住宅街?の中にあるのもあって、かわいい外観が映えてた。
スポットライト当たってる。かわいい(2回目)
発達障害啓発Barということで私は伺ったのですが、
それ以外の目的でもじゅうぶん使える場所だとおもいますよ。
もともと不定期?月イチ?営業だったのが、Rubyさんが店長になったことで(ほぼ)毎晩営業し始めることとなったらしい。
Rubyさんが助けられた経験があるから、この場所は人と人がどんどんつながっていくような場所にしたいんだとか。
だからか、お店の雰囲気やルールも自由さが強い。
なぜかリラックススペースもあった。EQさんが途中から寝てた(←一日店長)
1000円~飲み放題食べ放題、持ち込みも自由!(通常営業)
なんでこんなに安いかって?
ある程度お酒と食材は用意しておくから、あとは自分で好きに作ってくれ!というスタンスだから(笑)
あるものは好きに使ってOK。ゆえの値段なんだとか。
作ったぞ(大嘘) pic.twitter.com/XI0iCmT9uC
— EQ (@chu_so_chu) 2018年5月1日
その場にあるもので作ったとは思えないくらいウマかったぞ!
オイルサーディンのペペロンチーノ。
ちなみにEQさんではなく婚約者のもちもちこんちさんが作ったものです(笑)
この日はRubyさん他お客さん手作りのパスタを何種類も楽しめました。私は作ってません←
料理上手、お酒作りが得意な人が集まればかなり盛り上がりそう。
これがGucha2 caféの魅力なのかもしれません。
(ほぼ)毎晩何かしらテーマを決めて営業しているそうです。
Rubyさんが考えたテーマはもちろんですが、イベントでの利用もあります。
合コンやセミナーにも使われるらしい。イベントの場合は一人3000円~。
ある程度料理やカクテルを店長さんにお任せできるみたいですよ。(要相談)
そしてこの日はEQさんが一日店長の、発達障害啓発Bar。
最初から「発達障害」とくくったイベントばかりを連日開催しても、そうでない人を遠ざけてしまう。
ということで、まずは障害の有無にかかわらず幅広い層へのアプローチを。
ゆくゆくは積極的に、発達障害の人が気軽に参加できるもの、啓発するイベントをやっていこうとしているそうです。
いずれは週1くらいでワイワイできたらいいな、って言ってましたよ。
当事者さんが店長なので、BGMや照明の具合なども「ちょっとキツい…」って相談しやすい。
感覚過敏だとうるさいの、まぶしいのがキツい人もいるからね。
発達障害があっても安心してワイワイできる場所だと思ったのです。
もちろん、発達障害に限らずさまざまなテーマを設定してイベントを主催するのもあり。
店内かわいいし、持ち込み自由だし!
もしかしたら、私も一日店長やる日が来るかもしれないです(笑)
一日店長やってみたい!貸切したい!って場合は気軽にRuby(@TasogareRuby)さんに相談を。
いや~、オイルサーディンのパスタうまかった!!(2回目)
週1参加は難しいかもだけど、また行ってみようかな。

私がRubyさんと知り合ったきっかけの旅BARレポートも書いてるでっ↑
最近夜遊びスポット行ってきたことばかり書いてる。(笑)
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