お世話になっております。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindemer)です。
ベルギーの古都ブルージュを訪れたら必ず食べてほしいのが「フリッツ(ポテトフライ)」
ベルギー全土で食べられるけど、ブルージュの中心部にあるマルクト広場では、
常時2つのフリッツ屋台が出ていて、しのぎをけずっています。
世界遺産にもなった鐘楼の目の前、2つの緑色の屋台が横並び。
噂ではそれぞれの屋台にファンがいるとかいないとか…?
同じフリッツなのに違いがあるの?
と思って2つを食べ比べしてみました!
目次
左のお店「FRUTUUR SHAHA」
まず初日の昼に食べてみたのは、向かって左手にある屋台。
「FRUTUUR SHAHA」という名前が書いてありました。
Mサイズのフリッツにサムライソースをチョイスしてみました。
あふれんばかりのフリッツとソース!
あつあつボリュームたっぷりでたまりません。
フリッツは外側しっかりで中身ホクホク。肉厚感がありました。
思わずマルクト広場をバックに撮影してしまうのです。きっと誰でもそう。
右手のお店「Chips&Dips」
次の日は右手のお店にて。「Chips&Dips」とレシートに書いてあった。
前日Mサイズでかなりお腹いっぱいになったので、ビビッてSサイズ。
ソースだけは、思い切ってお値段高めのスペシャルなStoofvleeソース!
お肉入りでソースもアツアツ。
こちらもフリッツはもちろんアツアツ、しっかりとした太さあり。ホクッ
このしっかりした揚がりかたとホクホク感はきっと2度揚げですね…
屋台といってあなどるなかれ、本格的でした。
気になるフリッツの値段、待ち時間など
フリッツと基本のソースの値段はどちらのお店も同じ。
フリッツMサイズが5ユーロ、ソースが1.30ユーロ〜です。
カルボナードソースなど一部スペシャルなソースは2.5ユーロでした。
フリッツだけでなくホットドッグやハンバーガー、ドリンクも買えます!
お昼前~14時くらいはどちらも常にお客さんが並んでいるような状態でしたが、
14時を過ぎるとだんだんお客さんが少なくなってくるので、待ちたくない人はお昼ちょっとすぎの時間帯がおすすめです。
とはいえちゃんと列を作って並んでいるし、テイクアウトオンリーだから回転は早めでしたよ。
フリッツにソースは必須
ベルギーの屋台でフリッツを食べるなら、ソースは必要不可欠です。
ソース文化のベルギーで「ソースいりません」って断ると白い目で見られるらしいぞ…
追加料金かかりますが、せっかくなら頼んでみましょう。
おすすめは今回のように、ベルギーでしか見かけないようなソース。
ピリッと辛さがきいた「サムライ(Samourai)ソース」はビールがほしくなりますね。
また、通常ソースよりも少しだけ値段が高くなったものの、Stoofvleeソース(牛肉のビール煮込み)もおすすめ。
しっかり牛肉が入っている上、旨味とまろやかさでおいしい!
「ビーフシチューソース」で通じました。
ほかにも、赤パプリカの入ったアンダルースソースもベルギーならではのソースです!
滞在中にお気に入りのソースを見つけて、たくさんフリッツ食べてくださいね!
立ち食い注意
フリッツやワッフルの屋台があるマルクト広場ですが、
購入後に座って食べられるテーブル・イスは皆無だと思ってください。
いちおうイスもあるのですが、狭すぎてつねに満員です(笑)
食べ歩きするか、お店のそばで立ち食いするか、広場に座って食べるか、銅像の足元の段差に腰かけて食べるかになると思います…
近くに滞在先があればテイクアウトして食べるのもラクなんですがね…
ひとり旅だし気にならなかったので、銅像の足元の段差を利用して、腰かけて食べました。
落ち着いてテーブルやイスのあるところで座って食べたい人にはおすすめできないです。
世界遺産の前でフリッツを味わおう
ふたつの屋台のフリッツを食べ比べしましたが、価格はほぼ同じだし、味にも大差はないような気がします。
じっくり二度揚げベルギーで生まれ育てば味の違いも分かるのでしょうか?
それはさておき、
世界遺産の塔の前にある屋台で、
かわいい風光明媚な建物を眺めながら味わうフリッツは最高に決まっている。
しかもおひとり様しやすい(そこ)
ベルギー名物でもありますので、ぜひ外さずに味わってみてください!
こちらもベルギーひとり旅におすすめのお店です。