お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
30日間滞在した中央ヨーロッパ…
その締めくくり、最後に滞在したウィーンで、出国前日の夜に駆け込みショッピング!
日中のショッピングですでに荷物がいっぱいだったため(笑)19時頃、一度滞在先に荷物をおいて、スーツケースの空き容量を把握してからスーパーで調達しようと思っていたら…
なんと、徒歩10分圏内のスーパーはほぼ19時半が閉店時間。
最寄りのスーパーLidlも20時閉店で、お土産をゆっくり選ぶ余裕ないやん…
スーパーやドラッグストアでショッピングしたい方は、なるべく平日・土曜の19時までに済ませましょう。翌日に持ち越せるスケジュールならそうしたほうがいいです。
ダメ元で、徒歩ORトラム・地下鉄で20分以内で、20時以降もやっているスーパーを探したら…
ありました!黄色いスーパーBILLA!
地図はこちら。
Franz-Josefs-Bahnhof駅構内にあり、なんと定休日なしで朝6時~22時まで営業しているという、ウィーンではなかなか見かけない営業時間長めのスーパーです。
周囲の他のスーパーが閉まっているからか、中国人観光客がたくさん来ていました。みんなお土産や明日の朝食などを調達しているようです。
隣にはオーストリアやクロアチアでよく見かけるピンクのドラッグストア「BIPA」もあって、こちらでもいろいろ購入しました。
大きい店舗だからか、お店の奥にはペットボトルや瓶のリサイクルマシーンがありました。
これに使用済みペットボトルや瓶を入れればデポジットがクーポンレシートとして戻ってきます。
ドイツやハンガリーでよく見かける機械ですが、ウィーンでもこのシステムがあるのですね!
置いていないスーパーが多いので、諦めて今まで瓶はそのままゴミ箱に入れていました。損した~!
さて、荷造りや晩ごはんも気にしながら、ウィーンで買っておきたかったものを調達。
主におやつとソースって感じ。
帰国前日にスーパーで買って帰るものなんてだいたいこんなもんですよね!?(誇大な決めつけ)
生ものは買って帰れないし。
それでは、調達したものを少しずつ紹介していきます。
目次
Dragee Keksi(クラシック/ミルクチョコレート)
某ガイドブックで「一瞬で食べちゃう」と紹介されていたおやつ。
ビスケット?クッキー?のようなサクサクの生地を、チョコレートで包んだおやつです。
オーストリアでは親しまれているおやつなんだとか。
通常のクラシックとミルクチョコレート、両方購入しました。
中身は半月型?のチョコレート。表面は少しでこぼこしています。
確かにサクサク食感がとてもいい!絶妙な食感だと思います。
チョコレートがメインではなく、しっかり生地が中に詰まっているのがいいですね。
チョコレートはちょっとチープな味がしないでもないですが、それもおいしい。
私はガッツリ甘いミルクチョコレート版のほうが好みかもしれません。
なんとウエハースのお菓子でおなじみのマンナーと同じ工場で作られているようです。意外
・165g 各2.99ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
モーツァルトクーゲル(12個入り)
まるいチョコの中にマジパンが入ったモーツァルトクーゲル。ウィーン土産の定番中の定番ですが、スーパーにもたくさん置いてありました。
BILLAにあったものは、Dragee Keksiと同じようにウエハースのお菓子でおなじみのマンナーと同じ工場で作られているようです。マンナーさんすごいですね…
今まで買ったことのなかったホワイト・エディションをチョイス。赤ではなく白いパッケージが新鮮。
中身のマジパンはココア味でした。
・231g 4.99ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
リッタースポーツ ホワイトクリスプ
リッタースポーツはドイツ名物だとわかっているのですが、ヨーロッパで買ったほうが安いと思ったので…
ホワイトチョコレートに、フレークをザクザクとつめこんだ1枚です。食感が楽しいし、めちゃくちゃ甘い。
ほかにもいろいろなフレーバーが置いてありましたが、やっぱりドイツのスーパーのほうが期間限定フレーバーなどもあって、種類豊富。やっぱりドイツいきたい(おい)
・100g 1.99ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
次の日に空港のRELAY.でチェックしたら、1枚4ユーロ以上しました。やっぱりおやつ類をお土産にしたいなら、市内のスーパーで買っておくべきです!
いつもフレーバー選びに迷ってしまうので、複数ミニサイズが入ったミックスパックがすき。
BILLA bio「FENNEL-ANIS-KUMMEL」ティー
BILLAもプライベートブランドを展開しています。
少ないながらハーブティーも展開していたので、なぜか今まで購入したことのない、フェンネル・アニス・キャラウェイをブレンドしたハーブティーを購入しました。
このブレンドって胃腸を整える定番なんですってね…
プライベートブランドですが、ティーバッグや味はちゃんとしていたので安心。個包装なのもいいですね。
日本のスーパーで気軽に買えるブレンドではないと思うし、プライベートブランドでもおしゃれなパッケージでおすすめです。
・20回分 2.29ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
THOMY「オランデーズソース」
たしか2年前にもドイツのスーパー「tegut…」で買った気がする、THOMYのオランデーズソース。

オランデーズソースって作るの大変だと思うんですが、これは鍋やレンジで温めれば簡単です。
ホワイトアスパラの旬の時期が終わりに近づいているからか、アスパラガスや他のソースと一緒のコーナーで40セント引きで売られていました。
ホワイトアスパラを食べるときの定番ソースですが、じゃがいもやブロッコリー、そしてお肉やお魚、エッグベネディクトなど意外と汎用性が高そう。
ただ、使い切りパッケージだけどたっぷり入っているので、以前ふたりでポークステーキとアスパラガスの塩漬けにかけて食べたら余りました。
4人くらいで食べるんだったらちょうどよい量かもしれません。
味は安定のTHOMYさんという感じで、酸味とコク、まろやかさのバランスがとれていてさすがでした。しかもめっちゃ簡単。
卵は放し飼いのストレスフリーな鶏のものを使っているというこだわりも好き。
・250ml 1.89ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
おそらく業スーの冷凍オランデーズソースでは満足できないと思うから…
THOMY「ケチャップ&マヨネーズ(Ketch&Co)」
これも3年前にドイツのスーパーで買ったことがあるのですが、それ以降ドイツのスーパーでなぜか巡り合えなかったソース。

名前のとおり、ケチャップとマヨネーズが1本になった便利ソースです。
しかもストライプ型で絞り出せてかわいい。ソーセージやポテトフライならこれ1本で事足りる。うちはケチャップをあまり買わないし使わないけれど、これは使う。
パッケージが何とも言えぬゆるいデザインでかわいいですよね。
こちらも放し飼いの鶏の卵を使っているそう。そういうところ好き。
・190g 2.69ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
THOMY商品は楽天でも買える。ただ高いしストライプソースはない。
Spak Albatrosの「ソーセージ用マスタード」
ガッツリとソーセージを食べるなら、マスタードも欠かせない。
オーストリアのメーカーのマスタードソースを見つけたので購入しました。
1866年からの歴史があるメーカーだそうです。
ビネガーの酸っぱさ、マスタードのピリ辛さのバランスがとれています。
スパイスの複雑な感じの味わいもあってなかなか良い。
・200g 1.99ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
FELIX「CURRY GEWURZKECHUP」
ドイツでカリーヴルストと出会ってから、いつでも日本で食べられるようにカレーケチャップを買うようになりました。
オーストリアのスーパーもカレーケチャップの種類豊富で、迷って選んだのがFELIXのカレーケチャップです。
新発売!とありますが本当なんだろうか。
ボストンバッグに入れて預け入れ荷物にしたら、なんとフタ部分がパキパキに損傷していました…
意外と衝撃に弱い素材みたいなのでお気をつけて。
ケチャップ自体はほどよいスパイシーさ。甘みもちゃんと感じられました。
ショウガやシナモンなどいろんなスパイシーが入っているようで、好みの味です。
・450g 3.49ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
前はHELAのやつを買って帰りました。
おまけ:ちゃんと食べるのは諦め、荷造りしながら晩酌…
BILLAではおやつやソースだけでなく、最後の晩餐も調達しました。
プレッツェル生地のブレッドと、Gösserのラードラー(レモネードビール)です。
せっせと荷造りしながら、こちらを食べながら飲みながら過ごしていました。
もっとちゃんと最後の晩餐をしたかったな…と思いながらも、ショッピングと荷造りのほうが優先ですから。
プレッツェル生地だけど形はブレッド。プライベートブランドでBio素材です。
これ…想像以上においしかった。ほどよい塩味が練り込まれた弾力ある生地。香ばしくてうまうま。もうひとつ買って次の日の朝ごはんにすればよかった。
ほんとはブレッド型ではなくてプレッツェル型がよかったのですが、夜のBILLAのパンコーナーではいつも売り切れでした。
・1.25ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
ラードラーはオーストリアの国民的醸造所ゲッサー(Gösser)ビールのものを。
500mlのビールをひとりで飲むのってなかなか大変な私ですが、ラードラーはレモンがしっかりきいていて、甘酸っぱくてさわやか。そして度数は2%なので、とっても飲みやすい。
荷造りしながらでも、一滴も残さずに、すんなり飲み終わりました。
オーストリアは水がきれいだから、ビールもおいしいんだろうか…?
・500ml 1.44ユーロ(2025年5月中旬時点の現地価格)
現地スーパーで帰国前日のショッピングも楽しもう!
いろいろありましたが、帰国前日のショッピングも楽しめて本当によかった。
黄色い看板のBILLA、場所によって営業時間や休業日は違うものの、滞在先の近くにあると安心です。
ほかのスーパーと比べて少ない印象ですが、プライベートブランドも展開しています。
何度も言っているような気はしますが、おやつやお酒、調味料など日本に買って帰りたい食品類はスーパーで調達するのが一番安いです!
みたいに大慌てや、「もっと買っておけばよかった…」とならないよう、計画的に調達しましょう♪