お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリです。
ベルギー旅行で楽しみにしていたことのひとつが、
おなかいっぱいベルギーワッフルを食べること!
もちろん、訪れたのならお店で焼きたてをほおばりたいところですが、
スーパーでも気軽に買えます。
ブリュッセルのカルフール・マーケットのワッフル売り場。
この棚ほぼすべてがワッフルという…さすがベルギー!
複数のメーカーが、ブリュッセル・リエージュワッフルはもちろん、
薄い生地のワッフルやスナック感覚のワッフルなど、さまざまな種類を販売しています。
滞在中はほぼ毎日、スーパーで買ったワッフルを食べていました。
そこで浮かんだ疑問。ブランドによって味も変わるのか…?
比較してみるために、スーパーで特に見かけたメーカーのブリュッセル・リエージュワッフルを購入しました。
パッケージや見た目、味や価格も紹介しています。
スーパーでのお買い物の参考にしてみてください。
目次
ロータス・カルフール・デレーゼのワッフルを食べ比べ!
今回比較したワッフルのメーカーは
・ロータス
・カルフール(Carrefour)のプライベートブランド
・デレーゼ(Delhaize)のプライベートブランド
ベルギーの2大スーパー、カルフールとデレーゼでは
プライベートブランドの販売がありました!
ロータスはどの店でも見かけたのでチョイス。
デレーゼのみスーツケースに入りきらず、ブリュッセルのみとなっておりますが…
それぞれをパッケージから出し、大きさや見た目を比較。
カルフールのブリュッセル・リエージュワッフル
ロータスのブリュッセル・リエージュワッフル
メーカーによっては大きさや入っている個数のパターンが豊富です!
リエージュワッフルに関しては圧倒的にカルフールが大きいです。
一方ロータスのリエージュワッフルは小さいですね…
さっそく紹介していきます。
ロータスのワッフル
まずはロータスのワッフルから!
パッケージはロータスの赤が目立ちます。
リエージュ・ブリュッセルともに「Suzy」という名前の商品です。
日本でも知られたメーカーのものだからか、価格はちょっとだけ高め。
個包装で、それぞれ袋にもブランドのロゴや商品名がデザインされています。
リエージュタイプ
丸いリエージュワッフルが立てた状態で8枚並んでいます。
リエージュのほうはトースターのイラストもありますね。
大きさ:サイズは小さめですが、ころんとした丸みがある形。厚さもしっかりあります。
味わい:しっかりずっしりとした食感!パールシュガーのじゃりじゃり感も。
それでいてしっとり感をキープしております。チューイー?な食感といえばいいのか。
そして甘い。甘さが濃厚です。
トースターで焼くと、リエージュの屋台で食べたワッフルの味と食感にかなり近くなりました。
価格:8枚入り 2.72ユーロ(2024年5月ブリュッセル市内のカルフールにて)
ブリュッセルタイプ
1枚が薄いからか、1袋に2枚入り!
薄いからかスーツケースの中でちょっぴりつぶれてしまった(ショック)。
大きさ:薄いけれどサイズは大きめです。カルフールの1.5倍くらいかな。
味わい:軽めの食感ながら甘みはちゃんとあります。パールシュガーではなく、シロップのような甘さでした。トースターで焼き過ぎるとカリカリになります(笑)お店で食べるサクサク感はさすがにないか。
価格:12枚(6袋)入り 3.02ユーロ(2024年5月ブリュッセル市内のカルフールにて)
単純に枚数が多いからなのか、ブリュッセルタイプのほうが少し価格は高い。
カルフールのワッフル
パッケージのデザインはシンプルというかお上品な感じ。
とはいえ、ちゃんとロゴとベルギー国旗があります。
リエージュタイプ
大きさ:とにかくデカい。屋台の焼きたてのやつと同じくらいあるかも。4枚入りで360g…1枚80gなのでずっしりですね。
味わい:生地も味わいも食感もしっかりめ。しっとりというかねっとり感があるような…?しっかり食べたいときにいいですね。ふわふわ感や甘さはロータスのやつほどではなかったです。とはいえトースターで焼くとリエージュの屋台の味にかなり近づきます。パールシュガーのじゃりじゃり感も楽しめますよ。
価格:4枚入り 2.59ユーロ(2024年5月ブリュッセル市内のカルフールにて)
ブリュッセルタイプ
薄いからかやはり1袋に2枚入りです。生地の編み目がしっかりしているような気がします。
大きさ:大きさはロータスよりも小さいのですが、厚みは1.5倍くらい?
味わい:甘さもバター感も感じられてバランスが良い。いい香り!
薄くて食べ応えがあまりないのはスーパーのワッフルの宿命ですか…?トースターで焼くも、お店の焼きたてサクサク感までは再現できず。軽い食べ心地は好みが分かれるかも。
価格:12枚(6袋)入り 2.19ユーロ(2024年5月ブリュッセル市内のカルフールにて)
デレーゼのワッフル
ブリュッセルワッフルのみですがレビューしてみます。
パッケージにはDELHAIZEではなく「BELHAIZE」と表記があります(笑)
プライベートブランドですが、主張していますね~
大きさ:小さめですが、厚みがあってしっかり。真四角です。
味わい:バター感を感じられました。そのままでもほんのり甘みがあります。サクサク感はないですが、しっとりふわふわ感と食べ応えがほかのメーカーよりもありました。先述のメーカーとは少し違う味わいと食感があります。一番厚みがあったのもデレーゼでした。
価格:8枚入り 1.91ユーロ(2024年5月ブリュッセル市内のデレーゼにて)
単純に枚数が少ないからか一番お値打ちやで!
番外編:リドル(Lidl)のリエージュワッフル
ドイツ発のディスカウントスーパー、リドルにもプライベートブランドのワッフルがたくさん置いてありました!
私の行った店舗ではプライベートブランドしか置いていませんでした。
チョコレートコーティングのされたリエージュワッフルを購入。
「Belgix」という商品名のようです。
大きさ:カルフールのワッフルと同じくらいでしょうか?
味わい:パールシュガーのじゃりじゃり感はありません。
チョコレートコーディングがしっかりされているので、ふわふわ感はなくしっかりとしています。
生地自体に甘みがあり、チョコレートのほろ苦さが入って、プレーンにはない味わいですね。
チョコレートはベルギー産とのこと。しっとり感はあまりなくてパサパサ感じました。
チョコレートと食べてしまえばそれほど気にならないですが。
価格:5枚 2.19ユーロ(2024年4月ブルージュ郊外のリドルにて)
ディスカウントスーパーのやつだからか、チョコレートがけでも価格もおさえめ。
ディスカウントスーパーのワッフルの品ぞろえについて
ほかにもALDIをはじめとするディスカウントスーパーをチェックしましたが、
ワッフルの品ぞろえはまちまちでした。
カルフールとデレーゼならよほどのことがなければ、ロータスのものもプライベートブランドのものも手に入るはずです。
ワッフル目当てならこのどちらかのスーパーをチェックすることをおすすめします!
結論:どのメーカーもハズレはなかった
3つのメーカーのワッフルを食べ比べてみて…
味わいや厚み、食感に少しずつ差があるように感じました。
例えば、厚みのあるブリュッセルワッフルを食べたいならデレーゼがおすすめです。
大きな味の差はないので、
リエージュとブリュッセルタイプでどちらが好みか?が購入の基準になるのではないでしょうか?
私はタイプを問わずロータスの味が好みです。
値段で選ぶのならやはり、プライベートブランドがお得です。
お土産にするなら断然ロータスですね。
唯一個包装の袋にもブランドロゴや商品名がデザインされていて、
お土産にもらって嬉しいデザインだと思うので。
価格も大きな差はないので、毎日ワッフルを食べるという贅沢な生活ができちゃいますね(笑)
お土産にもぜったい喜ばれる鉄板だと思います。
お土産に現地でのおやつや朝食に、ぜひスーパーのワッフルを買ってみてください。
補足:スーツケースでのワッフル持ち帰りについて
これらのワッフルをスーツケースで持って帰りましたが…
やはりふわふわで厚みのないブリュッセルタイプのワッフルは、帰国後に確認すると、個包装の1~2袋がつぶれた状態になっていました…
一方でリエージュワッフルは概ね無事。
ほとんどつぶれることなく持ち帰れました。
ふわふわ感が特徴のスーパーのワッフルを無事に持って帰るのは、なかなか大変なのですね…
特にブリュッセルタイプのワッフルをスーツケースに入れて持って帰る際は
- 服やタオルを緩衝材代わりに、ぐるぐる巻きにする
- 保冷バッグや厚みのある袋に入れて、ほかの荷物に当たらないようにする
など工夫すると、被害が最小限ですむかもしれません。
いっそのこと、ワッフル単体ではなくワッフルミックスをスーパーで買って帰って、
家のワッフルメーカーで自分で焼いて、焼き立てを楽しむほうが失敗がなくていいのかもしれませんね…
直火で焼くワッフルなら本場っぽい味になりそう。