こんにちは!ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。
なかなか旅立つタイミングに恵まれず…。
そんな時は「妄想トリップ」に限ります。
妄想トリップとは…
「もしこの国を旅したら…」という妄想。実際には行かないけれど、妄想で旅した気分になること。(キンダーメルでの定義)
今行けないから。
妄想の中で「あれしよう」「これ食べよう!」「ここに泊まりたい!」と膨らませるのです。
今まで行ったことある場所でもいいけど、
今回は「次の旅先に…」と考えてる国。そう「ポーランド」です!
ハンガリーに1週間いてから、もっと中央ヨーロッパを見てみたくなって…
ポーランドという国に興味を持ったのです。
実はポーランド航空を使ってハンガリーに行ったので、
トランジットはワルシャワで過ごしてました。
餃子みたいなピエロギ食べたり、お土産屋さん物色したり…
それもあるから、今度はちゃんと観光したいなあと。

ヨーロッパ女子ひとり旅専門家だと豪語するからこそ。
もしポーランドを訪れたら?どこに行こう…という妄想を繰り広げます。
妄想だからといってあなどるなかれ。
ポーランドで女子旅してみたい!って人の「やりたいこと探し」の参考にも♡
目次
ワルシャワ
ショパンとキュリー夫人ゆかりの地のイメージしかなかったけど…
実際に街について調べてみると、小さな漁村から首都へ、ナチスによる街の破壊を経て美しさを取り戻すための復元へ…
繁栄とともに、歴史に翻弄された姿が見えてきました。
第二次世界大戦末期、ワルシャワにももちろんナチス・ドイツの手が及んでいて。
彼らに市民は蜂起したけど失敗。その報復で街はめちゃくちゃに。
跡形もない街を、細部の細部まで忠実に復元したのは、ワルシャワ市民の熱意。
見事に旧市街は美しさを取り戻し、1980年には世界文化遺産に登録されたのです。
この歴史を知ると、ますますワルシャワという街が気になる。
パステルカラーで色とりどりの建物が並ぶ街並み。旧市街を歩いてるだけでも心おどりそうだな~とわくわくするのです。
旧王宮
観光客でにぎわう、ちょっとノスタルジーな王宮広場に面したオレンジ色の建物。
めっちゃオレンジ。
もともとは王が住んでいて、国会に使われたり、士官学校だったりと、政治と文化が展開された由緒ある建物。
クラクフからワルシャワに遷都したジグムント3世が住んでた頃は、
「ヨーロッパで最も美しい宮殿の一つ」って言われていたんだとか。
ちょうど17世紀はじめのことですね。16世紀末にはすでに遷都していたそうですが、彼がワルシャワに住み始めたのは17世紀になってから。
街もろともナチス・ドイツの報復で破壊されたものの、内部の調度品は専門家たちの手で国外に持ち出していたそう。
建物の復元は1988年までかかったけれど、その美しさを取り戻せたのは国外に持ち出してたからですね。
ゴシックやバロック様式、古典主義で復元したというのも気になる。
それぞれの様式のいいとこどり?ひたすら贅沢さと美しさが詰め込まれた空間なんですね…
そんな宮殿がワルシャワにあるのか。見ないと後悔しそうだな…
文化科学宮殿
気になる建物(笑)
ワルシャワってかわいい建物がいっぱいなんだけど、文化科学宮殿はなんか違う(笑)
42階建て、総部屋数3288…
とにかくデカいということが想像できますが、やっぱりワルシャワっぽくない建物ですねー(笑)
どう見ても調和がとれてない。
中には研究所、ポーランドTVやコンサートホール、映画館が入っているそう。混沌としてる(笑)
それもそのはず、ワルシャワの街に似つかわしくないのは、ソ連のスターリンからの贈り物だから。
1952年から3年かけて建てられたそう。
街との調和じゃなくて、彼の権力を誇示するためのようにもとれる。そんなだから、市民からの評判がすごぶる悪いそうです。
「ソビエトの建てたワルシャワの墓石」…w
とはいえ、とにかくデカい建物だから目印にはなりそう。
展望台からの眺めは素晴らしいと聞いてるので、来たらまず、ワルシャワのイメージをつかみたい。
ワルシャワの街との不似合いさもちょっと見てみたいんだよなー。怖いもの見たさ(笑)
バルバカン
旧市街の北、馬のひづめの形をした砦を、バルバカンといいます。
特別美しいというわけじゃないけど…
牢獄や火薬庫として使われてたという過去になぜか目が留まって(笑)
ヨーロッパのどこの街にもそういう場所あるよね…
16世紀くらいに、旧市街の警備強化のためにつくられたんだとか。
もちろんバルバカンもナチス・ドイツによって破壊されたので、今あるものも復元です。
クラクフ
ポーランドは広い国だから、ワルシャワ以外にも見どころがある。
行ってみたら、ポーランドじゅうを回りたいという妄想トリップ(笑)
ワルシャワから電車で2時間半~4時間半(幅が広い)。
クラクフも、ワルシャワと同じく世界遺産になってます。
ここが首都だったのは1386~1572年。
そうジグムント3世がワルシャワに遷都する前まで。
かつては中央ヨーロッパの中心として栄えていたんです。
ワルシャワと違うのは、戦禍をまぬかれているということ。だから、中世の頃の栄華を今でも感じることができる場所なんです。またワルシャワとは違う雰囲気が楽しめそうで、行ってみたいなあと憧れてます。
ヴァヴェル城
歴代ポーランド国王の居城だった場所。川越しにみる姿がかわいいなあとうっとり。
広そうなので、できれば半日はとっておきたい。
つたの絡まる城壁、そのうえにそびえるヴァヴェル城。
ルネサンス・バロック・ゴシック様式の入り混じった大聖堂も、旧王宮もちゃんと見学して帰りたい。
今はポーランドの首都ではないけれど、かつての栄華を感じることはできるはず。
ヴィエリチカ
クラクフから15キロくらい離れた小さな街。
ヴィエリチカの岩塩坑は世界遺産。
13世紀末ごろからつい20年くらい前まで稼働していた。
かなり大規模な岩塩坑が地下に広がってるなんて想像つかない…
今はもう稼働してないから、昔の様子を人形や模型で再現しているそう。
岩塩でつくられたコペルニクス像があるそうで、とても気になってる。鍾乳石から滴り落ちるのは塩水。
わくわくする…!
採掘跡の巨大空間を使って作られた礼拝堂も見てみたい。
塩の結晶でつくられたシャンデリアなんて、とても非日常…!いろいろ圧倒されそう。
聖マリア教会
中央広場の東にある聖マリア教会。
その美しさに惹かれてしまいました。
教会にある祭壇は、ヨーロッパで二番の高さがある木造彫刻なんだとか。たしかにヨーロッパで木造彫刻ってあんまり聴かないかも。
ステンドグラスが美しいといううわさを聞いたので見てみたい…!
アウシュヴィッツ収容所
ポーランドのユダヤ人迫害の歴史。
「顔のないヒトラー」や「アイヒマン・ショー」、「帰ってきたヒトラー」など、
ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害に関する映画を見ることが多いので、行ってみたい。
クラクフを拠点にしてもちょっとアクセスが悪そうなイメージ。
オシフィエンチムまではクラクフから1~2時間くらいかかるそう。
第2アウシュヴィッツと呼ばれるビルケナウはそこから2キロくらい。
ふたつはしごするなら、丸1日は見ておきたいな。
収容者を即座に、あるいは過酷な労働をさせたあとで殺す。
囚人がいた建物や虐殺に使った部屋がそのまま残されている場所。
繰り返してはいけない歴史だと、後世に伝える場所。
ユダヤ人だけじゃなくて、ポーランド人、ロマ、共産主義者、反ナチス、同性愛者、障害者…
特定の人々を差別して、徹底的に排除しようとした歴史。
私もマイノリティである以上、知っておかなければならない。
実際に訪れることができれば、私がこれからどうあるべきかのヒントに出会えそうな予感もする。
きらきらするもの、古いもの、尊い文化を生み出したものだけが、世界遺産ではないから…
グダンスク
普段のヨーロッパ旅ではあまり海側へ行かないので、バルト海沿岸の街・グダンスクも気になる…
川沿いに並ぶ街並みがすごく好み。
オランダやヴェネツィアの運河沿いの風景が好きなこともあってか、こういうのにすごく惹かれてしまう。
もしかしたら、川沿いをふらふらしてるだけでも楽しいかもなー。
ドゥウーギ広場
ドゥウーギ広場は、世界有数の美しさを誇る広場。
それを聴いたら行くしかない…
トルン
トルンは、地動説を唱えたコペルニクスが生まれた街。
旧市街全体が世界遺産になってるということで気になって…
行き先はそのときに考えるとして、その雰囲気に身をゆだねながらふらふらするところからはじめたい。
バルト海沿岸から、ワルシャワやクラクフに向けて琥珀を輸出する経路にあった街。
交通の要所ということですね。
そのぶん周辺地域の歴史に翻弄されていたというのも気になるところ。
そして街並みがどこかドイツっぽいなあと感じました。ドイツ風でも街並みがかわいいんだよなあ。
コペルニクスの生家が残っているというので、ちょっと行ってみたい。
コペルニクスの時代に使われてた地球儀とかコンパスとか…うーん、ロマンですね。
http://kajiyamashiori.info/warsaw-chopin/
http://kajiyamashiori.info/lot/
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ポーランドへ行きたい!
「ポーランド行きたい!!」と思い立ったら…
私はスカイスキャナーで航空券比較検索
します。
最安値がパッと表示されて、予算を考えるのに便利。目的地までのルートを把握するのにもつかってます。
なんだかんだいってスカイスキャナーが一番使いやすいんだよな…
その場で手配するかどうかは置いといて…
スカイスキャナーでいろんな国の名前を検索して、妄想トリップするのも楽しんでます。


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