虫垂炎で入院するまで~前兆から診断、入院確定~

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カジヤマシオリと旅

お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です。

 

ここではヨーロッパや韓国の好きなことを発信してますが、

実は2019年3月5日夜~14日まで、入院してました。
「虫垂炎(盲腸)」と診断され、抗生剤の点滴をつないで。

つらかったなあ。痛かったなあ。ヒマだったなあ(白目

 



 

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虫垂炎と診断されるまで

 

 

今回学んだのは、自分で「あ、これは盲腸だ」と判断するのは難しいってこと!
とくに、がんばりやさん(どんなに痛くてもツラくても我慢しちゃう人)はそうじゃないかなと。

ということで、診断されるまでどんな様子だったのか…
診断の2日前から入院決定まで、時系列で思い当たることを書いておきます。

あと、入院までにやったこともぜんぶね。

 

医療従事者ではないので「絶対」はいえないけど、早く病院へ行くって大事だから!
爆発すると大変なことになるらしいよ!

少しでも思い当たることがあれば、早く病院へ!

 

 

3月3日(日)/ちょっぴりお腹が痛い

 

ちっとも眠れないまま朝を迎えた。5~30分おきに、ちょうどおへその下あたりがキリって痛む感じ。

付き合い始めてちょうど2か月。Y氏の「セックスしよう」という誘いを

「ちょっぴりお腹が痛い」
と丁重にお断りした。

お昼は「あさくま」にて和風ハンバーグランチ、夜は行きつけの「旅BAR夢port」韓国激辛焼きそば(↓コレです)、

 

 

あと、Y氏特製チャミスルカクテルを1杯。

 

 

このザクロ味がめっちゃ好きです。

韓国みやげはさておき。
お昼は1時間くらい横になっていて、あまり元気がなかったような。

 

 

3月4日(月)/これは食あたりですか?

 

昨晩と同様に、ちっとも眠れず。痛みの感じも変わらない。

この時点では「おなかこわした?へんなもの食べた?」という意識しかない。

いつも通り、10時にバイト出勤、17時に退勤。おべんとうを食べる気力がなく、半分残した。
「大丈夫か…?」と自分を心配し始める。

帰宅後、すぐに横になる。でもお腹が痛くてちっとも眠れない。

夜11時くらいにふとんを出て、残っていた仕事に手を付ける。
なんだかしんどいけど、それはきっと眠れなかったから。と言い聞かせ。

あっさりとしたにゅう麺を食べ、AM2時前に就寝。

 

 

3月5日(火)/痛みはあらぬ方向へ

 

 

疲れていたからか、5時間だけ熟睡できた。

でも朝起きたら、お腹が痛い

痛みの根源は下腹部に移動したらしい。まだ生理には時期が早すぎるのに。

とりあえず10時に出勤。弊社代表には「途中で帰るかもしれない」と連絡。

出勤するも、時間が経つにつれて身体のしんどさが増す。痛い。

お昼はヨーグルトしか食べれなかった。どうせならベリーをたっぷり投入したかった。

身体も熱い。でも原因がわからない。ただの気のせいよ…身体はぼーっとするけど。

 

ここから、事態はあらぬ展開へ。

とりあえず、病院へ行ってみようと判断した自分をほめたい。

 

・17時きっかり/退勤。地下鉄で自宅近くの産婦人科へ。

 

(このときなぜ産婦人科に行ってしまったのか?は後述)

私が最初にかかったのは、産婦人科でした。

おじいちゃん先生が触診したり、エコー(すっごく痛かった)を撮ったりして。

熱は38.8度。採血すると、白血球の数は2万近く(平常の約4倍)。
いろいろあって、子宮頸がんの検査も同時にやりました。

このときの診断は

「PID」という性病の疑い。

すぐに大きな病院で見てもらえるように手配をしてもらう。
(「PID」という想像できない単語に、すでにげっそり)

先生は病院に電話、看護師さんが3人がかりで手続きやら診断書の準備をしていた。

 

 

・19時過ぎ/タクシーで病院の夜間救急センターへ。

 

窓口に診断書を出すと、夜間救急センターに案内された。

刺身を喉に詰まらせた人、ギプスがとれた赤ちゃんなど、すでにいろんな人が順番待ち中。

わたしも急患なはずだけど。

 

すぐに看護師さんからいろいろ聞き取り、検温があった。
(どういった症状があるか、いつ頃からか、ごはんは食べたか、など)

数十分待たされ、当直の産婦人科医に通される。

 

・再び問診、採血。

 

また採血かよ…おじいちゃん先生と同じように、いろいろ聞かれた。

とくに「妊娠はしていないか」めっちゃ聞かれた。

さっき、おじいちゃん先生が持たせてくれた妊娠検査薬を提出した。くっきり「妊娠していない」の判定。

採血のあと、ふたたびエコー(また痛い)。どこの病院で見ても結果はいっしょで、「白血球の数が多いし、PIDかなー」と。2週間入院だねーとなりました。

とはいえ、いろんな可能性があるので「虫垂炎の可能性だけ否定しときたいから、CT撮って」と言われ。

どっちにせよ必要だからと点滴(生理食塩水)をつなぐ。

 

・20時過ぎ/CTを撮る

 

 

患部がはっきり見えるよう、造影剤を注射してから、CT検査へ。

最初、造影剤を注射した箇所がめっちゃ腫れて、退院した後も残っていた(もちろん痛い)。

「造影剤でまれに重篤なアレルギー反応が出る」という書類にサイン(恐怖)。

身体がぽかぽかしてくる感じを経験した。

 

その後、数十分待たされる。
すると産婦人科医が来て「こりゃ虫垂炎かもしれませんね…いま外科の先生にCT見ながら相談してるので、ちょっと待っててね」と。

 




 

・21時ごろ/虫垂炎、入院

 

診察室のベッドへ通され、当直の消化器内科医・外科医の先生による軽い問診と触診を経て、
正式に「これは虫垂炎ですね」と診断される。

この時点で、入院決定。

とりあえず、得体のしれない「PID」じゃなくて安心したのが大きい。

でも、痛い。
こっちもげっそりしてるので、虫垂炎の状況を、簡単に説明してくれた。

 

 

・虫垂炎の状況/治療についての説明

 

腫れて炎症を起こしているうえ、膿になっている。

腫れている箇所がとにかく大きいので、手術だと切る部分が大きい。

身体に負担がかかるので、とりあえず抗生剤投与して小さくしましょう。

まれに抗生剤が効果ない人もいるので、そのときは考えましょう。入院してください

 

そりゃエコー撮るのも痛かったはずだわ。指入れてお腹ぐいぐいやるんだからさ

 

 

・22時過ぎ/対応に追われる、入院前に必要な検査

 

 

独り暮らしかどうか、家族の有無を聞かれる。入院を家族に知らせろ、と強く言われた。

遠くなので…広島なので…」と言っても「すぐに電話しろ」と言われた。

独り暮らしで誰も来れないから、1時間くらい荷物の準備をしに帰りたかったけど、言い出せる雰囲気ではなかった。

電話するも、お母さんはお風呂中。

弟に電話して、お父さんに取り次いでもらい「盲腸だから入院する」とだけ伝える。

この後、さまざまな手続きや検査が待ってるので、長電話する時間はない。

お父さんも察してくれ、すぐに電話を切る。

スマホが死んでたので看護師さんにモバイルバッテリーを借りる(神)

しばらくバイト行けそうにないので、弊社社長に電話するもつながらない。

 

看護師さんによる問診(というかプロフィール作成)がはじまる。

実家が広島なこと、頼れそうな身内が近くにいないこと、職業など身の上のことを聞かれた。

そこで発達障害であることも伝えた。

これから抗生剤の投与がはじまるので、常備薬(ストラテラカプセル)との相性はどうか?を判断しなきゃならんのです。

いわゆる、看護師や医師が把握しておくべきことですね。うん。

 

そして、入院前に必要な採血2回・検尿・レントゲン撮影をこなす。

この日、すでに採血2回やってます。看護師さんも「どこから採血しよう…」ってなってました。

入院に必要な書類を渡され、
点滴をつないだまま、救急病棟の個室に通されて、一日が終了しました。

 

この時点で23時半くらいかな。

寝れるわけないでしょ。夜でもバタバタ聞こえるし、なんかピーピー言ってるし。

シャワーも浴びれないし、短い着物のような服に着替えさせられ。
ちなみに、個室だったのはこの夜だけでしたよとほほ

 

ここまで、私が「虫垂炎」と診断されて、入院するまでの流れでした。
ざっくりしてるけど、覚えてることをぜんぶ書きました。

(わかりにくいところがあったらまた書き直そう…)

入院後の詳しいことは、また別の記事にします。すっごく長くなっちゃった…

んで、気になってる人もいると思いますが

 



 

なぜ最初に産婦人科へ行ったのか?

 

 

ふつう、虫垂炎をはじめお腹が痛くてしかたない!となれば、消化器内科外科にかかると思います。

ですが、私が最初にかかったのは「産婦人科」でした。

 

なぜかというと

  • 痛いのは下腹部
  • 4年前、産婦人科で撮ったエコーで「子宮に2センチくらいの子宮筋腫がひとつある」と指摘される
  • 半年前、旅BAR夢portでしてもらった手相占いで「目の疲れと子宮系の病気に気を付けて」と言われた(子宮筋腫もあるらしいし、この時点ですでに占いは大当たり)ことが気にかかっていた

 

占いはあくまでも占いですが、婦人科系のことでいろいろ引っかかるところがあったからです
とくに「子宮筋腫が何か悪さしてるんじゃないか」というのが大きかったです。

下腹部が痛かったからなおのこと。

 

結局、「PID」ではなく盲腸でしたが、入院が必要な事態だというのは正しかったワケで。

大きな病院に送ってくれたおじいちゃん先生に感謝ですね。診断書もちゃんと書いてくれましたし。

いきなり大きな病院でなくとも、それなりの予測と判断はちゃんとやってくれます。
もちろん「虫垂炎の可能性は消しておきたい」と判断してくれた当直の先生もね。すごいよ。

 

私は地下鉄で病院に行きましたが、中には救急車で運ばれる人も多いと聞くし。

そんな状況になる前に、病院行こうね!お腹痛いってことは何か原因があるんだから!

 

大きい病院だと、初診は診断書がないと別途料金が発生します!

まずは小さい病院でいいから!小さい病院でも「かもしれない」ってわかれば、すぐ診断書書いてもらえます!

あと、ほっとくと虫垂炎、めっちゃ痛くなるで!

 

このあとは、入院生活編に続きます(めっちゃ長い)

 

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