【モルドバ】旅の前に知っておきたい基本情報(治安・物価も!)

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モルドバ

お世話になります。ヨーロッパ女子ひとり旅専門家のカジヤマシオリ(@Kindermer)です!

モルドバ旅行の情報ってほんと少ない…!
実際に訪れてから「知っておきたかった!」と思ったこともよくありました。

モルドバを旅してみて感じたことをお伝えします。

これからモルドバを訪れる方の参考に。



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これだけは知っておきたい基礎情報

まずは「モルドバってどこや?」。

グーグルマップのとおり、ヨーロッパの東端にある国です。

ウクライナとルーマニアに挟まれ、大国ロシアはすぐそば。

歴史的には、ロシアやルーマニアの影響をずっと受けてきました。

長らく旧ソ連の構成国家のひとつでしたが、20世紀末に独立。街中には旧ソ連時代の建物も残っています。

ひとつの国として歩みはじめた人々の瞳は、なんだか輝いていたような気がする。

国名:モルドバ共和国(Republica Moldova)
面積:約33843㎢(九州よりも少し大きい)
首都:キシナウ
通貨:レイ(1レイあたり約5円)/バニ
アクセス:日本から飛行機の直行便はない。ヨーロッパ内、トルコ等で乗り継いで19時間はみておくと安心。

モルドバ行きフライトの詳しい乗り継ぎや、フライト時間を調べるなら「スカイスキャナー」が便利。

乗り継ぎは1回、乗り継ぎ時間は2時間以内…など、
譲れない条件を入れて検索すると、一発でフライトが絞れます!!



気候―(春は)過ごしやすかった

私がモルドバを訪れたのは春。春はとても過ごしやすかったです。

半袖でちょうどいいくらい暑い日もあった。

近年は、チューリップが咲きはじめる3月末にドカ雪が降ることが増えているもよう…

WiFi回線がダメになるくらい降る年もあるそうです。異常気象?

春だからといって気を抜いてはなりません!

ちなみに、首都キシナウの緯度は北海道の室谷岬と同じくらい。だから冬も厳しいです。

冬の雪対策はしっかりと!

 

物価―安い!

物価は安い!

西ヨーロッパばかりを旅してきた人なら、モルドバの物価はかなり安いと感じるのではないでしょうか?

どのくらい安いのか?私がモルドバで消費したものをざっと書いてみます。

ホステルの個室(シャワー、トイレ、キッチン等は共用)―1泊2300円
空港―ホステルのタクシー代約400円(所要時間:約30分)
キシナウビール(375ml)―約100円
ワイン(750ml、クリコバ社)―約300円
ゼァマ(めん入りスープ)―約250円
クリームパスタ―約350円
チェリーペプシ―約125円

 

日本と比べれば、モルドバのほうが明らかに物価が安い。

以前訪れたハンガリーも物価が安いと思ったけど、それを軽く超えて来た。

フルーツや野菜、お肉はもっと安く感じると思いますよ。だってモルドバは農業大国だもの。

公共交通機関もタクシー代もかなり安いです。

節約したい人にはもちろん、ちょっと贅沢したい人にもうれしい。

 

あとね、お酒が好きな人にもたまらないと思いますよ。

だってお酒も安いから。農薬を使わず作った美味しいワインが1本300円くらいって…!

モルドバの人はお酒好きが本当に多い。みんな浴びるように飲んでるもの。

東南アジアの物価に比べればそうでもないかもしれませんが、物価の安い国をお探しの方はぜひ!

 

治安―とても悪い、ということはない

首都キシナウの治安は、とても悪いということはありません。

日本人をカモにするような集団があちこちにいるわけでもなく、物騒な雰囲気もない。

首都として(それなりに)整備されてるため、とくべつ治安が悪いということはないです。

 

とはいえ、旧ソ連の国。旧ソ連時代の建物って、夜になると物々しい雰囲気。

国いちばんの都会のはずなのに街灯は少ないし、廃墟もあちこちにある。

昼は活気があっても、夜は本当にひとりで歩くのが不安になる。

 

夜8時。まあまあ街の中心のはずなのに何かが出てきそう…(笑)

この近くにあった酒屋さんは、若者のたまり場になってました。

観光資源が少ないからか、観光客を狙う集団は見かけなかったけど…

経済的に、あまり裕福でない国ならではのよくない雰囲気を感じたのです。

 

日没後の一人歩きはやめとこうね…!



英語は(ほぼ)通じない

モルドバで通じるのは…

  • ルーマニア語
  • ロシア語
  • (ときどき)フランス語

です。英語は(ほぼ)通じません。

 

今のモルドバの公用語は、ルーマニア語です。街中の看板や駅の表示はルーマニア語がメイン。

しかしながらロシア語も通じます。旧ソ連時代はロシア語を話さなければならなかったから。

今もロシア語を話せる人が多いのです。

フランス語が話せる人もちょこちょこいます。

モルドバの学校では、第二外国語としてフランス語を勉強する人が多いのです。

しかし、英語は(ほぼ)通じません

ヨーロッパの国なのに、英語はほとんど通じない。

たぶん観光資源が少なくて、英語圏の観光客があんまり集まらないってのもあるんだろうな…(笑)

レストランも英語メニューないし。

とはいえ、中心部のホテルでは英語が通じないということはないでしょう。

カタコトレベルでもなんとかなるはずです。

私が泊まっていた「Amazing Ionika Hostel」のスタッフには、みんな通じましたよ。

トラベルジェイピー「モルドバ・キシナウを観光するなら、アットホームな【アメージング ホステル イオニカ】で!」

 

両替―日本でユーロに両替しておくのがベスト

日本国内で、日本円をモルドバ・レイに両替できる場所はまずありません。空港の両替所でさえも。

モルドバ国内では、日本円→レイへの両替ができるケースもあります。

だけどレートも悪いし、取り扱いがないことが多い。

キシナウを出ると日本円を受け取ってくれる両替所はほぼ見当たりません。

よって、どこでも取り扱いがあるユーロまたはアメリカ・ドルをある程度持っておくと安心です

日本やユーロ圏内であらかじめ両替しておくのです。

 

ちなみに、海外でも使えるプリペイドカードを持っておくと「両替できるかな…」という不安がなくて安心。

チャージした分だけ使えるから、使いすぎの心配もないし。現地のATMでお金も引き出せるよ!

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「恋のマイアヒ」で盛り上がれ!

O-Zone – Dragostea Din Tei [Official Video]

そういや、2005年くらいに日本で一大ブームとなった「恋のマイアヒ」をご存知ですか?

 

飲ま飲まイェイ!」と歌詞が日本語ぽく聞こえることや、軽快なリズムとメロディもあいまって、日本でとても流行りました。

私の通っていた中学校でも流行ってたし、日本のテレビにも出てましたよね。のまネコ、懐かしいや。

「恋のマイアヒ」を発表したバンド、O-Zoneはモルドバ出身

ヨーロッパ全土でブームを巻き起こしたあと、日本でも流行に火が付いたというわけです。

 

何年もたったいまでも、モルドバ国内では「恋のマイアヒ」が大人気!

ラジオでも流れるし、モルドバの人たちにとっての誇りです。ドライブしながら聞きましたよ、私も。

 

「飲ま飲まイェイ!」の部分だけでも一緒に歌えると、すごく盛り上がる!

モルドバに行ってみませんか?

ウクライナやルーマニアに比べたら見どころは少ないかもしれないけれど、私としては面白い国でした。

ウクライナとも雰囲気が違うし、ヨーロッパの西のほうみたいな豊かさもない。

だけどワインは安くておいしいし、言葉は通じなくても、やさしさがあたたかい…!

物価も安いしかなり贅沢できました!

【モルドバ】首都キシナウで、カオスな中央市場をふらふらしてきた
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